May 21, 2004

ハイテクは人のこころを写し絵にみちをつくれりまちをつくれり

そうそう・・・カフェやパブの常連というのは、そういうものなのかも。最初はよそよそしげに輪の中に入れないけど、何となく毎日顔をあわせているうちに親しくなる。何も考えてないと、どこへ行ってもつおい。断崖絶壁、壮絶な落差のある人もいるし、フラットな人もいるし、いろいろ。が、しかし・・・

お休みをたった一日伸ばしたいそれだけのため一生懸命
ニースからパリまでの距離考えて東京−札幌飛行機に乗る
日帰りのモン・サン・ミシェル飛騨までの往復を思う高速の道
砂漠には砂漠に暮らす人がいる広い海には潜水艦か
海の底潜って生きる人らには疑心暗鬼と孤独な自殺
死んだとて誰も気づかぬ海の底孤独の悲鳴不適格者と
狭き箱閉じ込められた人たちは光とどかぬ深海の底
潜水艦乗ってみたいと思ってもホッチキス手首恐ろしくなり
人殺したくさん乗せて深海をふねはゆくゆく息を潜ませ

フィリピの信徒への手紙 2. 1-11 キリストを模範とせよ

そういえば、モン・サン・ミシェルもまた海の孤島に修復するそうですね。いつのまにか砂が集まりすぎたから、また昔のように巡礼者たちが命を落としたような姿にするらしい。観光スポットだから仕方がないのかも。

海のみち歩けるように橋つくる橋のうえからモン・サン・ミシェル
ロボットが町の中でも手荷物をチェックしているイスラエルかな
ハイテクは人のこころを写し絵にみちをつくれりまちをつくれり
ヴァチカンとアッシジよりもマティスからパリを回ってモン・サン・ミシェル
凱旋門新しくなるパリのみち時の流れを感ずるもよし
ひねもすをガイドブックを眺めてはみじかき休み距離をつかめず

巡礼者が命がけで歩いた海の道と観光者が気ままに来訪するマティスの礼拝堂と・・・

ゼカリヤ書 5. 1-4 第六の幻

どちらにも神さまはいらっしゃるにはいらっしゃる・・・あーあ。そういう意味としか思えないではないですか・・・むずかしい。

ヴァカンスは太陽の下おきらくにミュゼをまわってバタイユを読む

遺跡とミュゼ。
わかりやすい。

投稿者 Blue Wind : May 21, 2004 02:10 AM | トラックバック
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