April 27, 2004

紅の沈む夕陽は輝ける水平線の向こうに昇る

ちっぽけな花を咲かそうわが庭に手入れ悪くも春の花咲く
くもりゆく本音の中でオトくんが正直すぎてどこか悲しい
おとなしい吾子はのほほん微笑んで噛まれた友をなぐさめている
姉弟のように並んでソファには子と子犬が寝転んでいる
親からはもはや見えない子らのこと学校という世界は未熟
憐れみはささやかなるが麗しく野に咲く花は雨を待ちたる
命がけイラク行きたる人々を非難するのは年寄り多く

コリントの信徒への手紙 6. 1-11 信仰のない人々に訴え出てはならない

じわじわと御霊が腐って行きそうな墓場の近い人生を思う
精一杯やっているよななさそうな中間地点通過地点か
諦めよう。若くもないし墓場には時間がありそなヒマな主婦なり
くもりぞら空には青く透きとおる世界もあるがくぐもる窓よ

若き日は若さが疎く儚くて背伸びしたるもまた叩かれて
老いたれば若さが疎く追いもとむ儚くもまた陽は沈みゆく
アフリカの大地のジャケット天空は一面の紅にじませており
紅の沈む夕陽は輝ける水平線の向こうに昇る

箴言 16.19-21

復活は波の向こうに落ち昇る夕陽のようなとまどいのなか
あの人はわたしが消えたと言うけれど吾子を連れたる平凡な日々
突然に籤に負けたる転勤は出産ととも震災ととも
東京は退廃の中しづもれてかつての匂い薄れゆくなり
のんびりと子育てのなか偶然はなつかしき友呼び寄せるなり

ネヘミヤ記 13. 1-3

投稿者 Blue Wind : April 27, 2004 01:54 AM | トラックバック
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