April 02, 2004

ルカによる福音書 7. 23-35

「わたしにつまずかない人は幸いである。」ヨハネの使いが去ってから、イエスは群集に向かってヨハネについて話し始められた。「あなたがたは何を見に行ったのか。風にそよぐ葦か。では、何を見に行ったのか。しなやかな服を着た人か。華やかな衣を着て、ぜいたくに暮らす人なら宮殿にいる。では、何を見に行ったのか。預言者か。そうだ、言っておく。預言者以上の者である。
  『見よ、わたしはあなたより先に使者を遣わし、
  あなたの前に道を準備させよう』 
と書いてあるのは、この人のことだ。言っておくが、およそ女から生まれた者のうち、ヨハネより偉大な者はいない。しかし、神の国で最も小さな者でも、彼よりは偉大である。」民衆は皆ヨハネの教えを聞き、徴税人さえもその洗礼を受け、神の正しさを認めた。しかし、ファリサイ派の人々や律法の専門家たちは、彼から洗礼を受けないで、自分に対する神の御心を拒んだ。
  「では、今の時代の人たちは何にたとえたらよいか。彼らは何に似ているか。広場に座って、互いに呼びかけ、こう言っている子どもたちに似ている。
  『笛を吹いたのに、
  踊ってくれなかった。
  葬式の歌をうたったのに、
  泣いてくれなかった。』 
洗礼者ヨハネが来て、パンも食べずぶどう酒も飲まずにいると、あなたがたは、『あれは悪霊に取りつかれている』と言い、人の子が来て、飲み食いすると、『見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言う。しかし、知恵の正しさは、それに従うすべての人によって証明される。」

投稿者 Blue Wind : April 2, 2004 05:30 PM
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