March 05, 2004

静けさはしづもる夕陽輝きはイルカの跳ねる海の上にも

リブゴーシュ吐息の中の緑青フォルムの耽美海に熔けいり
美に耽るそぞろ歩きも夕暮れはカーラジオ聴き夜を待ちゆく
紺碧の壁紙の中窓の外ながむもパリは入り口狭く
六本木パリの耽美は消えたかと風の便りに閉店を知る
あの店は街に合わぬと怒り出す人に囲まれ平穏を得る
緑緑と目にやさしき街並みはコンビニ一つ最初にありき

りんさんは何もしないと問われれば耽美にしずむ舟の浮く海
リブゴーシュ耽美の息にほぐ時代(とき)は終わりて今は好奇のむなし
明るさは過去に咲く花むなしきは明日なろとするあさましさ知る
ベクトルは二重奏のまま天か地か花を咲かすも地にそそぐ陽に
静けさはしづもる夕陽輝きはイルカの跳ねる海の上にも
ランボーの奇妙な帽子ながめては耽美すぎゆく少年の色
わがこころ砂漠アデンへすすみたる今はなほ陽はのぼりゆく

老人の明日なろとする夢かなし正直すぎるわが手が罪か
あれこれと「若かったなら」と言われてもあなたはあなたわたしはわたし
どぞどぞとお好きなことをやっていてあたしはあたし忙しいから
明日のことどうなるのかもわからない老いも若きも平等な今
重圧だ。あなたがそこにいることが、さらなる重圧。時は過ぎゆく。

レビ記 12.1-5 出産についての規定

投稿者 Blue Wind : March 5, 2004 10:52 AM
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?