March 01, 2004

短歌とは美しいなど言っていたその人は今詩を書いている

乱気流ワイハ航路を飛行機は台風きても飛び立っている
生きることことほぐもよしノースへと渋滞の中走るのもよし
真夜中の霊安室の赤ランプ点る廊下も近道なりき
煌煌と深夜の窓のあかり点き無人の部屋は誰を待つべし
不安げに話し相手を待つ人のソファの前を夜の退院
短歌とは美しいなど言っていたその人は今詩を書いている

投稿者 Blue Wind : March 1, 2004 11:29 PM
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