February 18, 2004

母校の方針なのです・・おそらくは

もう・・・ネットのヘビー・ユーザばかりを相手にしていると、まるで話が食い違ってしまうことに気が付いた。今の自分の状況をかいつまんで説明すると、彗星集へ声をかけてくださったのは加藤先生なんだけど、草の根歌人を応援してくださっているのはルドビーさん(小平神父さま)で、自分がネットをやめるか、一部のコンテンツのみのアップにすれば彗星集へ上げることに何も問題はないわけ。ところが、小平先生に、BBSに、「今年もりんさんの短歌を楽しみにしています」って書かれたら、やめるわけにはいかないでしょうに。つまりは、関係性という点で、自分の場合は母校との関わりのほうが深いので、そういう意味ではどうやってもサイトをやめるわけにはいかないのです。

そこに、歌壇というのは、岡井先生はいまだにメールはお使いにならないらしいし、ネットは宇宙だと思っていらしゃる人とか、中には題詠マラソンに参加するためにネットを始めたという人もいるし、そこへいきなりネット歌人のことやインターネットについて話してもまるきり通じないというのが実情なのです。ややこしい。
それで、どうするか、という話し合いでもとにかく用語も通じないし、ネットの効力(アクセス数)などを話したら、やはりもっと積極的にネットを利用するべきだと思う人もいるかもしれないし、それでいて、個人サイトへの発表は加藤先生はかまわないという話なんだけど、仲間うちとしてはすでに見てしまっていたらそれは選者よりも先に弟子が見ることになってしまうから困るとか、いささか事情がややこしくて。説明するだけでも大変だし、自分の立場もあるし、選者としての加藤先生のお立場もあるし、とにかくややこしい。

すべては、これからの活動らしく、それすらごく一部の人たちだけが進めようとしているわけで、混迷中。その中で、自分はサイトが作歌の場でもあり、コミュニケーションの場所なので、そういう意味では、原稿用紙に向かって書くタイプの歌人ではないから、とてもとても困るわけです。

それで、カトリック系で歌を詠んだり、詩や賛美歌の歌詞を書こうとすると、母校が命。それで、自分も本気で今年の夏にはアシジへ行こうと思っているし、それでいて、加藤先生はお忙しいけれども、歌集を出す、あるいは、歌人として自立する厳しい道を歩むのならお手伝いします、というのは親切心からなのです。ですが、自分はまだ子どもに手がかかるので、まだそういう本格的な活動は無理だと思います、と語ると、甘えていると思われてしまうのかな・・・それもまた説明できず、母校の方針としては、子育てを優先させなさいというか・・・

もうややこしくて。おそらくは自分の立場を理解してくださる人は簡単に理解してくださると思うんですけど、そもそもこう体質というか、信仰というか、いろいろな部分で語るのも大変なような気がしています。
というわけで、言葉の悪いサイトだけど、アングラな人たちの思うようなことは何もないのです。おおまじに。ただ、どうしても旧い体質というのが残っているのは、どこでも一緒なんじゃないかな・・とは思うんですけど、母校の指導を無視はできないあたし。

(白石優子)

* テキストはテキストとして楽しんでくださることを期待します。(希望・・)

投稿者 Blue Wind : February 18, 2004 11:37 AM
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