January 10, 2004

ぐちぐちぐちぐち・・・・・・・・・

うちの来訪者には何の関係もないと思いつつ、それでもグチを書く。誰も読まなくても書く。どうしてそれがグチなのかというと、もうインターネット・ジャンキーにはうんざりしているからである。

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先日、不意に電脳短歌イエローページに立ち寄り、リンクを頼んだ。これは一つには見知ったサイトが並んでいたからでもあるし、特に深い意味があったとは思えない。・・・・・・・・・・でも、問題が一つあった。そこの管理人さんが、あたしが『時空短歌』の管理人であると勘違いしていたからである。まあ、同人系の場合、複数の管理人がいることはめずらしくないし、あるBBSにはそういう風に(管理人が複数いますと)書いてあるし、ほかの来訪者のカキコにレスを書くこともあるし、そういう意味で誤解されても仕方がないのかもしれない。でも、交流系のウェブの場合、横レスというのは特にめずらしくもないし、それが当たり前というサイトも多い。だから、あまり深く考える必要はないのかもしれない。でも、真の問題はそういうことではなく、『時空短歌』がジャンキーの巣窟であるということ。(ジャンキーがどういうものかについては、別サイトを参照してほしい。心理系のウェブの管理人もしているので・・・)

一般的に短歌のサイトとは、実名、あるいはペンネーム、あるいはハンドル名だけの人もいるけど、基本的に自分の歌をアップしてあるものを指す。意外に、交流系のウェブは少ない。そういう中で、時空では結構たくさんの歌人の歌を集めてページを作製していたので、それなりに話題性があったのかも。ガイアックスのシステムを使っていたので、実際にはレスは同時に複数のサイトに反映されるために、公開メールと言われているし、自分のサイトにレスを書くと、自動的にカキコしてくれた人のサイトにも反映されるためにいちいち来訪してカキコする必要性がない。というわけで、その頃うちのサイトはカキコがたまっていて、一日中というわけではないけれど、それこそヒマさえあればレス書きに追われていたために、その中にたまたま短歌の交流というものがあり、短歌を自分のサイトの日記などに貼っていた。それにより、自分としては短歌のサイトの管理人をしているという自覚はなかったにもかかわらず、自動的に短歌のサイトと勘違いして来訪する人などもいたのかも、と、今では思っている。
でも、時空の真の狙いは、ウェブページを作製すること。つまりは、短歌である必要性がない。でも、交流という点で楽だから短歌だったのかもしれないし、そこのところはよくわからないけど、ガイアでサイトをつくっている人たちはタグのことも知らない人も多いので、そういう意味では高度なテクニックのあるページをつくってくれたら値打ちがあった。少なくても、何もないガイアックスのサイトの中で、それを貼ると立派なコンテンツにはなるし・・・それ以上に希薄なウェブの人間関係をリンクするものとして、存在意義があったのかも。

こうさ・・・・何かどこかが違う。人間関係を求めるならそれこそ習い事やボランティアへ行くとか、歌会へ参加してみるとか何かあるでしょ?近くで歌会が主催されていなければ、ウェブサイトを利用する。それはあまりにも自然なことであり、自分の場合は、まったくのにわか歌人で、最初は誰でもビギなんだから、自分のサイトでちょこちょこっと歌を詠んでいるとか、ハンドル名だけで投稿してみるとか、ごく自然なことだと思うの。で、そのうちにそれでは物足りなくなるから、お勉強のためにはどうしたらいいかな、という。
だから、カミングアウトというわけではないけれど、ウェブで詠んでいて、それが雑誌で入選して、そこから自分が特定される。そんなことを特に気にしたことはない。それよりも、「白石です」って言うと、「Rindoさんですね」というニュアンスのほうが、最初は酷く戸惑いがあったけれど、歌壇というのはそういう世界なのだと知るに連れて、さほど驚かなくなる。
つまりは、サイトに実名が掲載されていなくても歌を見れば誰かわかるし、結社誌などには名前や住所が掲載されているし、特に匿名というわけではない。実際、そういうことはあまり関係ないのかもしれないし、大騒ぎするほどのことでもない。だけど、ネットというのは特殊なところで、自分がどこの誰かを知られたくない、知られたら困るという人たちが案外たくさん存在している。そういう特殊なつながりご縁というものをこれまたネットを知らない人に語るのは難しい。
ネットでは相手がどんな人かわからない、何かを実証するのは困難、ネカマやネナベ、年齢や性別すら不明、親しいような気がするだけで実際にはどんな人なのかもわからないというケースもあるし、それを考えるとたしかに気持ち悪い。ちょっと親しくしているだけで、不倫だとか騒ぐバカもいるし、そういう点でジャンキーというのは始末に終えない。そういうわずらわしさを考えたら、たしかにプロフなどは伏せて、匿名に徹しているほうが簡単コミュニケーション。そういう風潮を否定するわけではないけれど、いざ自分が歌人として活動しようとする時、これが意外な落とし穴だったりして。
つまり、自分は自分であることを知っているために、自分とあの人はまったくの別人だと知っている。ところが、一人で複数のネット人格を構成している人も多いし、サイトの性質上便宜上まったく違うハンドル名などを使ってサイトを使い分けている人たちも多い。だから、後になって、あれは実は自分のサイトでしたというのは簡単なんだけど、あれは自分とはまったく関係のないサイトなんですと語るほうが遥かに大変だということに気が付いてしまった。これは由々しき問題かもしれない。なんせ、なりすましまで出現したわけだし、自分の知らないところで故意か否かは別として同じハンドル名を使っている人などもいる。プロフをアップすれば、それを嘘だという人もいるし、ジャンキーの磁場というのはどうにもならんほど屈折している。

まあ、他人がどのように自分のサイトを管理しようと自分には関係ないけれども、真似はしたくない。できればコミュニケーションもごく常識的なものであってほしいし、それでいてジャンキーの世界はいつもリアルだとかバーチャルだとかうるさい。でも、今まで女性の管理人だと思っていたら実は男性だったとか、その逆とか、パーソナリティも嘘っぱちだとすると、かなり裏切られた気持ちにはなる。だったら最初からサイバー上でコミュニケーションを形成しなければいいでしょ?
でも、まあ、人それぞれですし、あくまでも自分のグチなんでしょうね。ぐちぐちぐちぐち・・・・・・・

投稿者 Blue Wind : January 10, 2004 12:13 PM
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