不幸という名の海原へ
さあ 行こう
悲しみという名の海原へ
鳥のように羽ばたく?
それとも黙って眺めているだけ?
流した涙の海原は
果てしないほど広い
闇はその広さを隠す
光溢れた輝く世界
それが不幸の海原
幸せなことに
泣いても泣いても涙は水滴
不幸の海原は広い
自分の涙で満たすことはできない
幸せなことに
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2001年に書いた古い詩。
詩だとどうして大袈裟になってしまうのだろう。
というか、この頃は短歌も大袈裟だったかもしれない。
最後の『幸せなことに』というフレーズは要らない気がするのだけれど、なければないで何となく言い足りない。
57577の、575が大半で、77の部分が『幸せなことに』という結語だけになってしまっているような・・・