愛こそすべてなすがままに
時を自由に刻みしは全知全能の神なれど
そは不可能と知りつつも
誰しも戸惑う夕暮れに虹はそよぎて風となり
風は今日も叫ばん
誰がための愛なのか
汝多くを語るまじ
汝多くを語るまじ
愛こそすべてなるがままに
我が身燃ゆるぞ苦しみに永久の怒りに身を委ね
遥か通いし遠き道
誰しも嘆く悲しみに戦いは遥かなり
風は今日も忘られん
誰がための愛なのか
風は叫びて木霊する
風は叫びて我を呼ぶ
風の叫びに応えてか聖心なるまま風はなぎ
共にそよぎて虹となり
光で闇を包むため
愛はやがて慰めとなり夕暮れの中
落ち日は輝き夜は暮れ
星は遥か傍にあらん
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これは、『愛はすべてを征服する』というラテン語にインスパイアされて、発作的に書いてしまった詩です。
投稿者 Blue Wind : December 28, 2003 03:50 PM