短歌でも詩でも・・・文学でも・・・永遠。
岡本かの子は・・・もう終わったというあなたへ、
ラサは、この人の考え方は好きです。
旦那様との離婚において・・・
作家名: 岡本 かの子
作家名読み: おかもと かのこ
ローマ字表記: Okamoto, Kanoko
生年: 1889-03-01
没年: 1939-02-18
人物について: 1889(明治22)年3月1日、東京赤坂青山南町の大貫家別荘で生まれる。本名カノ。跡見女学校卒業後、与謝野晶子に師事し、「明星」や「スバル」に短歌を発表した。明治43年、上野美術学校の画学生岡本一平と結婚。翌年岡本太郎誕生。しかし、それぞれの強烈な個性が激突し、かの子の身内の不幸も重なって、結婚生活は破綻した。その結婚生活の地獄を乗り越えるため、夫婦で宗教遍歴をし、大乗仏教に辿り着く。1936年、芥川龍之介をモデルにした『鶴は病みき』によって文壇に登場。その後、『母子叙情』『金魚撩乱』『老妓抄』などを発表。1939年(昭和14)年2月18日、脳溢血にて死去。
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person76.html#sakuhin_list_1
★ 結婚生活は破綻した。その結婚生活の地獄を乗り越えるため、夫婦で宗教遍歴をし、大乗仏教に辿り着く。
この辺のお話をどこかに書いていないかしらと
昨日は、沢山読んで見ましたけれど・・・
残念な事に・・そおいういみあいの文章には出会えませんでした。
ja_lasa
2003/11/05 (Wed) 07:58 E-Mail * http://popy2.cool.ne.jp
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かの子が終わったというのは
かの子という当時の新しい女性像が最早古めかしいという意味です。
明治生まれの女性としては、かなりモダンな人だったことがわかります。
けれども、彼女の感性はユニークだけど、最早、斬新さがない。
つまり、さほどめずらしくもなくなってしまったのでしょう。
黒鳥など存在しないといわれていた時代に黒鳥を初めて見たら、そりゃ感動ものですが、毎日見ているとカラスみたいなもので単なる迷惑な野鳥なのだそうです。
黒い薔薇にも飽き、そのうち青い薔薇にも飽きてしまうでしょう。
ライト兄弟が出没する以前には空を飛ぶなんて夢でした。
でも、ファンタジーが現実のものになったとたんに飽きてしまう。
そして次なるファンタジーへ人間は突き進む。
かの子は終わった。
だから、次なる女性像というのが必要な時代なんだと思っただけ。
アートというのは時代を写す鏡であり、ダイナミクスですから、常に新しい時代へ向かって何かを訴えかけていく力。
短歌もね、ニューウェーブは終わったという人たちが多いし、特に若い人たちに・・・
迷うね。
Rin
2003/11/05 (Wed) 08:10 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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加齢はときに自分を変える
だから、その時々の自分がある。
いつまでも昔の自分ではない。
そういう意味では、誰でもそう。
常に新しい誰かが存在している。
だからさ、夫婦でも飽きないで付き合っていられる気がするけど。
若い頃からまるで変わらない人なんて、単なる退屈で幼稚な男。
歳月は楽しいよ。
Rin
2003/11/05 (Wed) 08:32 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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この前紹介した永田さんの歌も・・
すでに20年以上も前の歌。
最早、ああいう歌は詠めないそうです。
というか、すでに過去の自分なんだろうね。
でも、今がある。
そして毎日詠む。
自分はまだまだ歌が浅いわ。
Rin
2003/11/05 (Wed) 08:34 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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常に
細胞が活性している人を若いと感じる。
生涯青年ということと、単に幼稚ということとは大きく意味が違う。
人間的な魅力がどちらが大きいか?
ってことなんだろうな・・・
晩年の自分に期待しよう(笑)。
Rin
2003/11/05 (Wed) 08:48 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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破綻の解釈が違うんだと思う
★ 結婚生活は破綻した。その結婚生活の地獄を乗り越えるため、夫婦で宗教遍歴をし、大乗仏教に辿り着く。
岡本かの子の場合、離婚しなかったのよ・・・たしか。
それで、夫と愛人と一緒に暮らしていたという話をどこかできいた記憶があるのだけれど・・・
岡本太郎のテレビのインタビューかな・・・忘れた。
太郎が6歳くらいの時に、そういう家庭環境だったらしい。
離婚できたら違ったのかもしれないけど、夫も出て行かないし、かの子は愛人と暮らしたい。
それで、奇妙な家族の中で、太郎は育ったという話なのだけれど、かの子夫婦の晩年があるとは知らなかった。
Rin
2003/11/05 (Wed) 16:28 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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かの子も強烈なキャラだけど
岡本一平さんというのも相当強烈なキャラなんでしょうね・・・
有名な画家でもあるけれど、かの子さんや太郎さんのほうが強烈で・・・
Rin
2003/11/05 (Wed) 16:32 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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こうやって書くと月並みな話なんだけど・・・
なんかさ・・・ワイドショー的ジメジメとした話の一つに過ぎないようなんだけど、何かどこかが違うのよ。
強烈すぎて、うまく表現できない。
愛と苦悩と家族愛と、情熱とカラッとした感性と、それがそのまま太郎の感性として、「芸術は爆発だ」というフレーズにつながっていったと思うほど。
つまりは、太陽の塔などに象徴される岡本太郎の世界は、この頃に彼に立脚しているのではないかという・・・
ああいう家庭だったんだろうな・・・
月並みな表現だけど。
それを表現するために、太郎のアートがあるような気がするくらいだわ。
Rin
2003/11/05 (Wed) 16:43 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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うんうん
爆発しちゃったんだね・・・
あれこそが彼の表現したい何かだったのかもしれないし、青山のこどもの城の前にもちゃっかり太郎の世界がある。
Rin
2003/11/05 (Wed) 16:46 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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同級生の子どもたちがお母さんに世話をしてもらって小綺麗にしているでしょ?
なのに、太郎は服の綻びも直してもらえない。
それで心配して先生がやってきて・・というお話もあったような・・・
かの子は綺麗にお化粧して、綺麗な?母だったのでしょう。
モダンな才媛でアートなファミリー。
でも、家庭には太郎の父と母の愛人が一緒に暮らす。
壮絶だよ。
自分的には、かの子のような女は嫌いだ。
仕事をする母親も嫌いだ。
職業婦人なんて糞っ食らえだ。
・・・・・・・・・・・いわさきちひろに癒されたい。おおまじ。トラウマかな・・・
かの子が嫌いなのかもしれない。単に。
Rin
2003/11/05 (Wed) 17:48 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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うちの母もね・・・
晩年はお寺ばかりまわっていましたけれども、彼女にとって宗教って何だったのか教えてほしいですね。
一つ自慢できるのは、うちの母は太郎さんのお母さんより、遥かに美人だったということかもしれないです。
Rin
2003/11/05 (Wed) 17:51 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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いわさきちひろ
★ちひろ美術館
http://www.chihiro.jp/
癒されてください・・・
Rin
2003/11/05 (Wed) 16:51 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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『透明でやさしい色彩につつまれた、ちひろの描いた子どもたちは、生命の大切さを語りかけています。
軍靴の音が迫るなかで少女時代を過ごし、戦争の最中に青春を生きたちひろが、絵筆にたくして描き続けたものは、彼女の残した言葉「世界中の子ども みんなに平和としあわせを」に象徴されているでしょう。
ちひろ美術館は、そんなちひろの心を大切にしています。 』
★ちひろ美術館 人と作品より
http://www.chihiro.jp/chihiro/works.htm
Rin
2003/11/05 (Wed) 16:53 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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お勧めページ
★緊急アピール 戦争ではなく平和を「平和のページ」
http://www.chihiro.jp/peace/index.htm
Rin
2003/11/05 (Wed) 16:57 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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自分的には
かの子さんより、ちひろさんのほうが見慣れている。
それでね、かの子は終わったと思ったのかもしれない。
Rin
2003/11/05 (Wed) 17:01 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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日本の
高度成長期に象徴されるような岡本太郎の世界よりも、癒されたいだけなのかもしれないけど・・・
ちひろさんってあまり好きだと思ったことない。
葉祥明さんとかちひろさんとかのイラスト・・・懐かしいけど、そのよさがわかるようになっただけ、自分もババアになったのかもしれないです。
Rin
2003/11/05 (Wed) 17:05 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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こどもの城に
1時間900円で子どもを預けて仕事するより、田舎でのんびり子育てさ。
写実でございます。
青山より筑波山の麓・・・
ロケット見ながら生きてるぞ〜(笑)。
Rin
2003/11/05 (Wed) 17:15 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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閑散と空室ならぶ青山を吾子の手を引き懐かしくもなく
6年か7年前だな・・・すでに。
Rin
2003/11/05 (Wed) 17:19 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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古語は難しい
そのやうに生きたいのならそのやうに生きる世界が与へられなくに
Rin
2003/11/05 (Wed) 17:34 E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/
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ラサさまの板へのいたずら書きです。
投稿者 Blue Wind : November 5, 2003 06:07 PM