September 18, 2003

秋とんぼ器用にとまれる枝先のしだるを眺め船酔い覚ゆ

うつそみの世を漂いつ名無しとも思えた吾にも名こそあるらし
幾千の舞い散る言の葉とらえども降るよ降るよと舞い散らせしか
秋とんぼ器用にとまれる枝先のしだるを眺め船酔い覚ゆ
こおろぎの羽音の色の変われるやラッパ奏者の掠れるが如

投稿者 Blue Wind : September 18, 2003 08:56 PM
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