Rin's Diary
October, 2002
(No.2)

 

皆さん、癒しがほしいのはあたしのほうなのです!

at 2002 10/20 00:22

他人が勉強している時に、自分が遊んでいるとウキウキしてしまう。
朝から削除依頼のメールなどが着て、サイトを更新していると、なんか楽しい。

サイトのIDを特定して、「誰それさんがこんなことをしています」みたいなカキコがあった。
大した内容でもないような気がして普通にレスを書いて放置しておいたら、いわゆる”便乗犯”というか、”愉快犯”が出没してサイトを荒らしているから削除してほしいという依頼が。
忘れていたけど、うちのサイトって元々ヘンな来訪者がいるから、女性が管理人なら尚更アホがそっちへ行ってしまうということを不意に思い出す。何かきな臭かったりするだけで、火事場の見物みたいにせっせと憂さ晴らしをする連中が結構いるからね・・・

荒らしにも2種類居て、匿名性を利用して野次馬的カキコをするアホと、いわば誤解や感情的摩擦などが生じてその鬱憤を公開ゲロみたいな感じでカキコするケース。

この際、管理人がどうするか?ってことは、ほんと管理人の考え方一つだと思う。
普通の人はうっとーしいから削除しちゃうな。
他の来訪者がそれを見て、荒れてるところに書くのはイヤだと思うだろうし、サイトの印象が悪くなるし・・・などと考えるほうが普通だよね。削除するとされた側はますますエキサイトしてしまうので、ほんとは放置しておいたほうがいい気がするんだけど、なんか気になるし・・・

これに対して、削除は卑怯だと言って、そのままにしている鬱々した管理人もいる。
これってヘンだと思っていたら、結構居るから驚いた。
うまく説明できないけど、それを見た友達が「サイトを荒らすなんて〜〜」っとか、一緒になって怒ってくれたり同情してくれたりすると、そっちのほうが嬉しいらしい。世の中は、リスカの写真が自慢なんだから・・・或る意味において仕方がないような気がするな。

この他に、BBSが活性化するから嬉しいという人も居た。荒らしが来ていると、日頃はカキコのない板でも結構繁盛するし、管理人も一緒になって憂さ晴らしをしているのでストレス発散になるらしい。

そーいうケースとは別に、精神系のサイトの場合、「荒らしが出没するサイトは良いサイト」などと言って喜んでいる管理人も居た。たしかに貝のような連中ばかりだと、貝が泳いでいれば眺めてしまうよね・・・
感性がちょっと違うから、あまり参考にはならないかもしれないけど。

うちのサイトなんて、どこまでが荒らしでどこまでがノーマルなのかのラインが曖昧だと、すでに管理人の気分次第というところがある。
心理的な距離感が合わないと言えばわかりやすいかなぁ・・・
BBSというのは普通は2方向からのヤリトリだから、距離感というのが微妙に違って当たり前。
お初なのか常連さんなのかでは、何となく雰囲気も違うだろうし、挨拶カキコなのか、意見が言いたいのか、それともゲロしたいだけなのか、いろいろなんだけど、どうしても”バランスの悪い距離感”というのを感じると削除することが多いかも。
他の人から見て荒らしのようでも、”あー、今日は○○さん荒れてるな”って思えばそれだけのことだし、他の人にとっては普通のカキコでも、”あれ?この人、何か勘違いしてるな”という気がする時にはパラノイアが多いので、気持ち悪いから削除する。日頃、ヘンな来訪者が多いために、自分の精神衛生を保護するほうが大事よね・・・

感情の嵐になって、誹謗・中傷合戦に巻き込まれたりすると気の休まる日はないよね。
自分の知らないところ、見えないところで、鬱憤晴らしのネタにされていたり、つまらんメールを書かれたり、他人の板で悪口を書かれたり、とにかくイライラするに違いない。
被害妄想合戦だから仕方がない。

などと書きつつ、自分のための癒し系サイトだとほんと来訪者って居ないよね・・・
「癒しがほしーのはあたしのほーなのよーーーーーーっ!!」
などとヒステリックなトーンで発信しているほうが、どーっしても来訪者が多い。

皆さん・・・
癒しがほしいのはあたしのほうなのです・・・(-_-;)

 

 

物理的に存在してなくても見えるんです

at 2002 10/19 20:19

★主観的輪郭図形について

この図では、物理的には存在しない形=i白い四角形:主観的輪郭線図形)が見えます。生理学的には脳がわれわれが見る形≠生み出しています.脳がどのようにしてこのような知覚を生み出しているのかは,現代の神経科学や心理学,さらには人工知能などの研究が共同で明らかにしつつある問題です.

(↑鵜沼さんのサイトより引用)

★カニッツァの三角形

______________________

心理学は理系か文系か?
という問いの出発点は、主観的輪郭線などの錯視の研究くらいがネックと思っていたら甘い。

あまり知られていないけど、ゲーテが『自然科学論』を書いている。ニュートンに対する対抗意識が強い。ニュートンは素直だから、光のスペクトルとかリンゴとか”外界”を観察することにより業績を残している。

ところが、ゲーテの『色彩論』はすごいぞ〜!
まさしく初期心理学者の原点がここにある気がするほどだ。
ひたすら観察する。
自分すら実験台だ。
”内観報告法”という今では使われなくなったと思ったらまた一部復活しているらしい方法でひたすら観察している。
ひたすら凝視することにより、残像を観察したり、自分の中の知覚というか、自分の中に存在する色彩というものをひたすら自分(内面世界)を観察することにより追及している。

神経科学も認知心理学も人工知能も無かった時代の話であり、”ブラックボックス”というタームが使われていたのはついこの前だ。ワトソンの行動主義が素晴らしいと思った記憶はないけれど、結局、方法論の違いだけなのかもしれない。

自然科学へ進むのか、哲学へ進むのか・・・
好みとニーズの違い?
人間というのは人間でしょ?
シンプルで複雑で・・・
物理的に存在していないものまで見えるらしい。

マン・レイ、ピカソ、シュルレアリスム、人間サイボーグ?

”バーチャル”というのは奥が深いんですよ・・・

 

 

”情報発信”のムズカシサ?

at 2002 10/19 15:38

いっそのこと”子育てサイト”でもつくっちまおーか?
フフフ・・・(←不気味な笑み)
発達心理学的知識をバリバリに書いて、「オラオラオラーーー、ガキっちゅーのはこーやって育つんだよ!」っとかさ。
もー、大変なことになるだろーな・・・
あーでもないこーでもないとヒステリックに喚かれて、虐められる。
ネットでも2回くらい失敗している。

一度目は子育て部屋でチャットをしている頃、とにかく育児が大変でグチグチ言いながら、「また子どもを叩いてしまった」という話をチャットでもBBSでもウダウダと互いに慰めあっている。
中には子どもを置いて3時間くらい高速をドライブしてきてしまったという話も・・・
その間、家では喘息の子どもを含めて上は小学1年生だもの・・赤ちゃんもいる。
何かあれば携帯電話とか、お父さんに連絡するとか、近所の家に行くとかするんだろうけど、とんでもない母親だよね・・・
育児はストレスだからね〜、たしかに気持ちはわかるのよ。
たまには子どもを置いて、自分だけパァ〜ッとねドライブしたい気持ちはよぉ〜っくわかる。
じゃないと、自分のほうがストレスでヘンになってしまいそうというか・・・
(ヘンになったから、ドライブなのかもしれないけど・・)

でもさ・・・
あたしとしては、イヤなのよ。
そーいう母親、嫌い。
そんなところでウダウダしていたら、自分までそーなっちまいそうで怖い。
ところが多数決って怖ろしい。
そんな連中ばかりが集まって、チャットで話しているから、そんなところで何か言ったらこちらが悪者だもの。
(あたしは”荒らし”?)
それ以外の話をしている時は平和なんだ。
何となく楽しくアホな話をして盛り上がっている。
だって子育ては大変だし〜♪ d(⌒o⌒)b♪

うちのBBSでもあったな。
ほんと子育ての話題はムズカシイよ。
子育ての終わった人でも一緒。
子どもが無くても親はいるから、今度は自分の親のことまでグチグチか?
ほんと、疲れる。

単なる情報羅列型のサイトをつくってしまえばいいのね。
ムズカシイから、
「りんちゅあ〜ん、わっかんな〜い」
で終わり。
わからないっていいわ、平和で。
嫌味を言ってるわけでもないし、説教しているわけでもないし、他人の子育てをどーこー言ってるわけでもないし、自分が立派な母親というわけでもないからなぁ・・・

でもさ、そんな「わっかんな〜い」サイトをつくって何の値打ちがあるんだ?

 

 

ジャンキー集団

at 2002 10/19 01:12

一体、サイトって何なんだろう?
日頃ネタが落ちていれば何でもネタにしてしまっているために、それはそれでいいんだけど、油断というのはあるかもしれん。

大抵は、来訪者とのヤリトリなどをベースにしながら、それに関連した内容をアップすることが多い。ガイアックスというのはそもそもがそういう世界だから、極めて模範的な使い方ではないかと自分では思っているんだけど、なんせ精神ネタが多いために、「へ?」と思うような怒り方をする来訪者がいるために案外気を使う。
その人のことを書いているわけではないのに・・というのは、例えば、”不倫が原因で会社を辞めた”などというケースを書いていたら、突然、ま〜ったく予期しない人が怒り出したことがある。
「・・・・・・・ってことはさ、つまりはさ、その人ってそーなの?」
ってなるからイヤなのよね・・・
自分としては酷いネット不信というか、被害妄想というか、BBSでヤリトリしているだけなら平気なんだけど、一時期などはチャットもメールも一切合財アレルギーがあってすべてシャットアウトしていた。
メル友などもな〜んとなく密室の世界だから、何となく・・ということがあったりすると、あっさり「BBSにカキコしてね〜」っという具合にする。
すると、書いてくれないね・・・
あれほどたくさんいたメル友が、”BBS主義”に替えたとたんに綺麗に減った。

ところが、自分がBBS主義に徹しているつもりでも、この世界ダメなのね・・・
メールやチャットなど、他の電子文字の住人たちには見えないヤリトリというのがあったり、リアルな知り合いが絡んでいたりすると、どこかでそういう話(不倫ネタとか?)をあたしがキャッチして、それをネタにしたと勘違いされても仕方がないのかもしれない。

そういう人間関係中心型のネットにはうんざりして、というのは、どこまでがバーチャルでリアルなのかわからないし、話の信憑性というのも嘘ならまだいいのよ・・妄想だったりすると・・訂正しても無駄だから困るでしょ?
しかもネット妄想というのも多いのよね・・・
大抵が、恋愛妄想、関係妄想、嫉妬妄想・・という最悪なパターンかな。
これは妄想だからどうやって否定しても無理。
リアルでも無理な人たちだったら、尚更、無理。
完璧に”一人芝居”の世界でも、何となく通用してしまうという怖い世界だし・・・
そんなことを考えると、酷いネット不信に陥ったりするし、自分自身が被害妄想に陥ってしまう。
そういうことを緩和するために、BBSを利用してヤリトリする人が多いというのも、考えようによっては異様なんだけどね・・つまりは、BBSだと公開文書だから、そんなにヘンなことやプライベートなことまでは書かないでしょ?
同じチャットでも個々に話すのと、集団で話すのとではまったくノリの違う人もいるし・・・

というわけで、な〜んとなくサイトを発作的につくってしまったのでした。

が、しかし・・・・
サイトは実はサイトなのよね・・・・
何となく来訪してくれる人がいるから毎日のように更新しているだけであって、仲良くなるとサイトには来訪しなくなったりするし・・・
BBSでヤリトリするより、メールのほうがラクなことも多いし、薄らボンヤリてきとーに「退席中」のメッセを出しながら、メッセンジャーをオンにしていたり・・・
どうしても急ぎの時には携帯メールのほうに連絡してとかね・・・
ネットの友達で、どうしても急がなければならないような関係というのはめったにない。
酷いとメールも落とさないメルアドも多いしなぁ・・・
1年以上放置してあるメルアドまで存在しているという・・・
自分のメルアドを忘れていたりして・・・
もしかするとあまりにも無責任かもしれないと思って、サイトは閉鎖しないことにしたけれど、自分のサイトすら見ない人も多いのよね・・・毎日ネットにはオンしてるのに。

ネット・ジャンキーかぁ・・・・
近頃、別の意味でサイトには来るなと言っているあたし・・
油断してると来るんだよねーー!
来ないと思って、あれにこれにとネタにしてると来る。
来るなーーーーーーーーっ!!
(「来ないで!」というのとは微妙に違うの)

 

 

皆さまの来訪をお待ちしております

at 2002 10/17 03:02

昔ながら?の親父サイトを昼間っから見せつけられて、のんびりツーリング・オフの話などをしているとどーして自分にはアレがつくれないのかと悩む。結局、バイクに乗らないのは倒れたら自分で起こせないからであり、タイヤの一つも自分で交換したことないくせに昔からクルマがそれなりに好きなんだよね・・っという自家撞着を抱えているため、常にハンデがある気がするからなのかもしれない。

例えばね・・親父のサイトを、試しに”女性”が管理人のツーリング・オフのサイトということに替えてみたらわかると思うのよ。日頃、女性と話す機会の薄そうな連中がやたらと”シモネタ”を振ってくるということがわかると思うから。
特に、ネットみたいに匿名性の高いところだと尚更かな・・
通りすがりということになると、或いは、常連化が始まると管理人の意思とは関係なく話題がだんだんそっちへ行ってしまう。
はっきり言って、そーいうノリが苦手だ。
さむい親父ギャグにもお愛想を・・・の世界だし・・・
こころの底からさむくなってしまう。

まぁ、女性である利点というのもありまして、「あたしはビギなの〜」って言えば何でも親切に教えてくれるし、「バイクが倒れちゃったわ〜」って言えば誰かが起こしてくれる。
カラッと割り切って、女の世界に埋没しているのも好きだし、多少の噂話のネタにされることを我慢すればキラクなもんざんす。朝から晩までサイトを隅から隅まで観察する来訪者にも我慢し、どこの誰だか知らない人たちのヒマツブシの種になることにも慣れ、それもこれも自分が女だからなのだそうだ。つまりは、他人の関心が集まりやすいのかもしれない。

結局、Rinさんに関心があるから来訪するのか、Rinさんのサイトに関心があるから来訪するのか、Rinさんがつくるサイトに関心があるから来訪するのか・・・という分類は無意味なのよ。
女から見ても、男から見ても不可思議な世界だから?
最初から主婦サイトとかね、女性が管理人をしているのが当たり前のサイトなら目立たない。関心も集まりにくい。女性か男性かわからないようなサイトをつくるほうが逆に関心を持たれやすいというのはわかるでしょ?

 

 

人間の機械化か?

at 2002 10/16 17:47

★『人間サイボーグを目指す大学教授の記録映画『サイバーマン』(上・下)』

アイ・タップのおかげで、マン教授は2通りの視覚が得られる。左の目では、われわれと同じ世界が見える。右目のレンズには、搭載されたミニカメラからの映像が投影される。したがって、視界の半分は『ウィンドウズ・メディア』技術による世界、残り半分は実世界だ。この二重性のせいで、周りの人間にはマン教授は目が見えないのではないかと思えることがある。首を不自然に回したり、話しかけられた人のほうに極端に身を傾けたりするし、部屋の中を危なっかしい足取りでふらつくことなどしょっちゅうだ。

 マン教授は、研究に熱中するあまり、見てくれには注意を払わない。いかにも変わり者の科学者といった格好だ。髪の毛は肩まで伸び、しきりに顔にかぶさってくる。映画の中でずっとひげは伸び放題、爪も切った様子がなく、どんどん長くなっている。他人に見られるということを忘れているようだ。大きなアイ・タップをかけた姿は、大学教授というよりは、フロリダの年金生活者のようだ。

(Hotwired Japanの記事より)

____________

箱が箱で、ゲームをやるだけなら他人は関係ないのよね・・・ワープロを打ったり、改造したり、要するに自分だけの世界。
マックの失敗は”高級車”ではなかったからなのよ。高級車というのは、走っている気がしない。悪路でも高速でも走りがスムーズなので、いつの間にか走ったり止まったりしているから移動感というものが薄い。自分であれこれ修理したり改造したりするようなクルマは金は掛かっているかもしれないけれど、どこかの暴走族の改造車みたいなものであり、ローバーミニみたいなものであり、高級車とは呼ばない。

パソコンもゲームに使っているだけなら一人の世界なんだけど、インターネットで使うとなるとマン教授のようにあっちふらふらこっちふらふらおぼつかない足取り使用だったり、メールを着信するだけのコミュニケーションだったり、何となく異様な世界なのかもしれない?

携帯電話の普及で、突然、電車の中やレストランで独り言を発し、笑い出すとかね・・まるで、パニック障害にでも襲われたかの人々がちまたに溢れ出している。
誰も読まないメールを書き続けたり、誰も読まないBBSのカキコを続けたりという行動も異常だ。
ところがこの程度の異常ならバーチャルな世界ではさほどめずらしくない。
他人の異常行動を観察しているうちに、それが移ることを怖れる。
いっそのことサイボーグや単なるスクリプトになってしまったほうが”まとも”という印象を与えるらしい。

せっかく人間に生まれたのに・・・

 

 

階段

at 2002 10/15 21:50

『結局、この世界、一体何なんでしょうね?』
などと問われて考える。
リアルとかバーチャルとかね・・分けすぎ。
どこの誰だかわからないのに、何となく”友達”という気がしてしまうのは、結局、”日常”を分かち合っているからなのかもしれないとふと思う。

世の中にはいろんな対人関係というものが存在していて、それぞれに”関係性”がある。
仕事を介在した関係もあれば竹馬の友もいるし、取引先の人なのか同僚なのかではそれこそ”関係性”が違う。
単に学校で席を並べているだけの友達もいれば、一歩教室を出てしまえば口もきかない友達?もいる?

昨日、無意識のうちに、スーパーで草だんごを買ってきてしまっていた。
まずい。
柴又の草だんごがスペシャルに美味しいと思った記憶はないんだけど、
『男はつらいよ。なぁさくらぁ。』
というアホなメールを送ってきた人間がいて考える。

あたしは、”マドンナ”でしょ?
キャラから言えばさぁ・・・・(っと自分では思っている。)

ところが、”マドンナ”というのは、寅さんに幸福を願われながら、一人だけ幸せになっちゃうのよね。
いいじゃん、別に。
世の中に女などは数多存在しているし、”マドンナ”を求めて徘徊している出来の悪い兄なんてさ・・・

カウンセラーかぁ・・・・
強烈な擬似恋愛の世界。
これだけは言葉で説明してもなぁ・・・
めちゃくちゃイイ女だらけだったらつらいよなぁ・・・
もー、精神的にボロボロになって、救いを求めて”イイ女”がやってくる。
「この世の中に自分を理解してくれるのは、この人しかいない」・・・なーんてね、深さが違う。
ところが、自分が理解されたと勘違いしたとたんに元気になっちゃうのさ・・人間なんて。
でね、結局、寅さん。

『○○ちゃんの幸福をお祈りしています。』

で、終わる。
ギャラの世界だからね〜、”カウンセリングはこころの風俗”・・・(やだやだ)

ほんで、のんびり花屋をやりながら、メルセデスやイタ車やキャリアがやってきても、”マドンナ”だからなぁ・・・
高価な花を買って、幸福な世界へと帰って行く。
いいじゃん、幸せなら。
でもさ、そっちのほうがよくないか?
いかにも「あたしは幸せなの〜」って階段上って、優雅に微笑んでいるわけさ。
自分的には、そっちのキャラだと思うのよ。

ところがなぁ・・・
『男はつらいよ。なぁさくらぁ。』
だからなぁ・・・

バーチャルな世界でも、しょせん”関係性”なのよ。
”Rinさん”が、”マドンナ”か”さくら”かは誰が決めるんだ?
あたしか?

これがビシッと出来るか出来ないかの違いだけなのよね・・・
でもさ、自分的には”マドンナ”なんだけど、何となく草だんごを買ってきちゃうんだよね・・・
これが、この世界なのかもしれないな。

 

 

at 2002 10/14 11:22

バリ島がテロに襲撃されたというのはショックですね。
サヌールは昔ながらの観光地というか繁華街というか、ちょっと寂れた雰囲気がそれなりに好きな街だったのですが、どうしてバリ島なんだか。ジャカルタのキリスト教会が襲撃されて以来、宗教的な対立からどうしても治安が懸念される国だったけど、バリ島はそれでもかなり治安が”マシ”な気がしたんですけど、気のせいだったみたいですね・・・

にしても、治安の良さとか悪さってどこか日常生活的感性とは離れてしまっている気がして。
うちの近所はもしかすると治安が悪いのかもしれないと思うことがある。コンビニ強盗はあるし、泥棒や盗難車の乗り捨て、傷害事件、交通事故、死体遺棄事件、殺人、ヤクザの発砲事件などなど、どうしてこんなに物騒なのにのんびりした人が多いのか不思議で不思議で・・・
極端なんだろうな・・・
名札をつけて生きている人たちと、学生街特有の匿名性の高い人たちが複雑に出入りしているために、明らかにどこの誰かわかる人たちと学生と繁華街を利用する人たちとが入り組んで存在している。だから、住民かそれ以外の人たちかがすぐにわかるように居住区にも工夫がなされている。都会と田舎が混在しているのが特徴なのかもしれない。

”お客”が被害者なのよね・・・
どこの誰だかわからない人たちが集まっている場所は危険度が増す。
ネットに限らず、ストーカーは都市の無名性・匿名性、人口過密でありながら心理的な過疎地帯に忽然と姿を現すと言われる。痴漢みたいなものよね・・・ネットをしてなくても、無言電話やいたずら電話は昔からあるし、そんなものはいわばキャッチセールスからの電話みたいなもので、そそくさと切っちゃえば終わる。どこの誰かわからないし、あっちが勝手に電話をしてきているだけだからガチャンと切る。

ネットは、中途半端よね・・・
この世界、仲良くなるのは簡単だけど、その反対の感情を伝えるのが非常に困難だったりする。匿名性の気安さというのがあるのかもしれないし、無責任さがあるのかもしれないし、それが如何に危険なことなのか・・・
ディスコ・・・サヌール・・・イスラム教国の中のキリスト教会か。

 

 

使える道具

at 2002 10/13 07:45

AIBOっておもちゃなのかなぁ・・・・?
たしかミニAIBOというのがわが家にもあったような・・・たぶんどこかから頂いたんだと思うけど、どこにあるのかわからない。
子どもは正直だから、脳を刺激しないおもちゃにはすぐに飽きてしまう。
大人の感覚と子どもの感覚は何かどこかが違う。
いつの時代も子どもには、積み木みたいに形がシンプルで自分で勝手に積んだり崩したり並べたり、そういうおもちゃのほうが面白いらしいというか、自分で好き勝手ができるからおもちゃなんだろうな。
AIBO・・・ちびに壊されたら泣くな。
ってことは、やっぱりおもちゃじゃないのね。

なんか・・・早い子になると、3,4歳で補助輪なしの自転車に乗っている。
年中、自転車が盗まれるために、娘にまた新しい自転車を買わなければならないと思っていたら、ガンとして自転車は要らないという・・・
なんでだ?
小3にして、すでに自転車には飽きてしまったらしい。
今度は、キック・スクーターなんだって。
スケボーにハンドルとブレーキを付けたみたいな感じ。
ハンドルを持ちながら片足を乗せ、片足で漕ぐ。
ブレーキも足で操作しなければならないけど、結構、速い。
人間を避けながら、自転車よりもコンパクトだし、折りたたんで肩にかけられる。
昔、外国人の女の子が自転車を肩に担いで渋谷の交差点の歩道橋を渡っていたけれど、あれに比べれば遥かに便利な気がするな・・・
これもおもちゃなのかな・・・わからん。
でも、面白そうでしょ?

芸をするAIBOを眺めているより、使える道具をキラクに使いこなすほうが遥かに脳を刺激する。
”面白さ”って何?と問われてもねぇ・・・・

 

 

知識の独り歩き

at 2002 10/12 02:08

心理学の大学院というのは意外と純粋培養された人間が少ない。医学部、工学部、哲学科、英文科、教育学科、看護学部など心理学科以外や2学科以上専攻した人間が多い。平均年齢も高く、夜学から入ってくる人も多い。たまたま自分がいたところがそうだったのかもしれないけど。後輩といえどもこちらが敬語を使わなければならなかったりする。だって年上の後輩が多いのだもの。いつまで経っても学部の学生に間違えられていたわけで、あたしは実験装置の関係で大抵は外回りをしていることが多かった。だって予算が少ないのだもの。
オープンコースがあろうとなかろうと、あまり大学にはいなかったかもしれないな。動物実験をしている人は盆も正月も毎日エサをやりに通学していたけど。それぞれの人がまったく違うことをしているために、理系の学生みたいに上から与えられて作業をするということも少なかったかわりに、基礎と臨床とではタームが違うし、同じ学科の出来事とも思えなかったし、実に不思議な空間だったような気もする。
今の学生、”精神物理学”という言葉すら知らないかもしれないとふと思う。なんかヘンなのよね・・・かつて自分が心理学だと思っていたことを理系の人間が語り、精神科の女医さんがわけのわからん心理学という言葉で相談サイトをつくっていたりする。昔からなんでもありいの学科だとは思っていたけれど、なんか眩暈に襲われそうになってしまっている。


『MITが講義のすべてをウェブに無料開放』

 「どんなかたちであれ、MITの教育の複製を作る意図はまったくないということは、常に明確にしてきた。MITの教育は、教室で他の学生や教授とのやり取りを通じて行なわれるものだ。ウェブページを見たり、一部の教材をダウンロードしたり、ビデオ講義を見ただけでは教育にはならない」とポッツは説明している。

 この教育哲学にもかかわらず、MITは、実際の講義に出席せずに寮の自室で授業を聴きたがる学生の増加を抑えることはできなかった。

(CNET Japan Tech Newsの記事より)


学生って正直で正直で・・・
アメリカの大学ってめちゃくちゃ学費が高いのよね。州立でも100万円くらいするんでしょ?

でもね、マジに思ったんだけど、猫のこげんたを虐殺した犯人は国立の工学部を出ているわけで、今年の4月に仕事を退職して、5月に2chで事件を起こす。失業保険で、悠々と一日中ネットをしていたのかな。
別に今は転職すること自体がめずらしいわけではないからどうでもいいんだけど、或る程度知識があってウェブにも詳しくて、しかも失業中でヒマで、精神状態が悪くて、ヤバイ人。
イヤだな。
この手の犯罪者はネットをしてはいけないとかね・・・そういう法律でもつくってくれないと、主婦は安心して遊べないな。マジに大学院出ていても、タグの一つも知らんのよ。文系だし。機械が嫌いでも学生していられるのよね。もっともワープロくらい打てないとダメかもしれないけど。
つまり、サイトをつくっている意識が欠如しているのは、単にサイトをワープロ代わりにしているからであって、そういうシロウトのところにヘンな人がウロチョロしているということ自体がイヤではないですか〜!

ウェブページを眺めているだけではたしかに教育にはならないかもしれないけれども知識だけは独り歩きしてしまうのね・・・
なんか、イヤだな。

 

 

100円ショップ親父型社会

at 2002 10/11 10:41

この没個性的100円均一ショップ的ウェブの世界をどうやって泳ごうか・・・
よくこの世界の長い人が、”面白いサイト”という表現を使うんだけど、なんかね・・・何を隠そう(って隠してないか・・)、どこが面白いんだかわからないことが多い。
単なる変態とかプシコのサイトを見つけて喜んでいるのかもしれないし、風俗も含めて営業系のサイトのことを示しているのかもしれないし、その感覚がイマイチピンと来ないことが多い。

洗練されているということと面白いということは違うみたいだし、なんせ刺激が少ない世界だからテキストの内容なのかもしれないし、それでいてテキストとは言ってもお粗末さまでしょ?
中身も薄いし、マニュアルサイトにしてもちょっと便利に3分クッキングの世界に近い。

卒論でゲームをつくってる知り合いがいた。
あたしは”文系”の学生だったので、「へー」っと驚いたものだけど、問題はストーリーなんだって。
ストーリーを考えるほうが大変らしい。
”面白ければ”売れるらしい。
何をもってして面白いと感じるか?
ちょうど、ファミコンがブームでドラクエが発売されると並んでいた時代の話だから、ソフトポイ捨て時代に近かったかもしれないな。
パソコン=ゲームという印象が強いのはこれが原因なのかもしれない。

なんか退屈な話でしょ?
世の中は華やかなのに、箱の世界に埋没しているなんて暗い。
ほんでも鬱々しながらネットを始めると、以前ならゲームベッタリの連中が今度はネットに貼り付いている。

なんかさ・・・
最初にパソコン通信でいきなり写真を送ってきたり、顔文字ファイルをくれたおっさんはパソコン関係の仕事をしているという話だったけど、きっとどこかのパソコンショップの人なのかもしれないし、暗闇に目が慣れるといわゆる”ビギ狙い”というか、右も左もわからずものめずらしくきょろきょろしている主婦などをターゲットにして遊んでいるだけなんだろうということが何となくわかる。(わかりたくないけど・・)

あかんねん。
最初はよく事情がわからないから、それこそパソコンの使い方から、顔文字のことから、メッセンジャーのことから、すべてをパソコン通信のビギ部屋などから情報を入手していたわけで、慣れてきてしまうとあかんねん。
「まあ、ご親切に!」
という態度が一変して、
「あ、またヘンな人だわ」
という態度に変容してしまう。
”また”というところがすごいでしょ?
そんな人ばかりなんだもの。
あっさりブロックしてしまう。

たしかに動物虐待やら変態やらファシストやら、一般社会では抹消されてしまう価値観がこの世界では温存されてしまう。
どんなにマイナーであっても、ウェブの世界というのは無法地帯に近い何かがあるし、へんてこりんな発想や思想でも、何となく検索してみると誰かがどこかでその手の話を発信していたりする。
大体、リスカの写真なんてアップしていいのだろうか?
よせばいいのに、あたしは”こげんた”が虐待されている写真を見てしまった。
二度と見たくないけど、一度見てしまうとそれが脳裏に焼きついてしまい、ごく普通に可愛らしく加工された”こげんた”の写真ですらまともに見れなくなる。
虐殺されているシーンを思い出してしまうから。
いわば心的外傷となって残っているのね・・・
トラウマが発生するようなものを閲覧者が多いところに陳列するなんて!!
もーね、虐待・虐殺以上の犯罪だと思ってしまう。

モノラルで無機質な世界がカラフルに変貌しても、何かどこかが制限されているし、”良いサイト”とか”面白いサイト”というのですら、どこかバイアスがある気がする。
今は小学校の授業でもパソコン教室があるから時代が進めばまた変わってくるのかもしれないけれども、パソコンのユーザーという感覚自体がすでに世間一般から見ればどこかバイアスがあるために今はまだ仕方がないのかもしれないな。

ご親切な人がパソコンショップの親父で、エンジニアというのがKくんだとするとね・・・
アハハ・・
さむい。

。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ ピョーン°゜°。。ヘ(;^ 

 

 

行動という名の”ブツ”

at 2002 10/11 07:54

猫を虐殺してその写真を掲示板にアップするなんて・・・その犯人に対して懲役6ヶ月の求刑なんて甘すぎる気がするけど。
動物嫌いな人のための「猫祭り」? 
吐き気が・・・・

ネットでおバカをして発散している人は多いかもしれないし、どこまでが本当でどこまでが仮想の出来事なのかわからない。それでも、掲示板に自殺予告した人がそれをたまたま読んだ人に助けられたり、稀にそういうこともあるけど、大抵は本気にしないことが多い気がする。何かどこかが違うということをどうやって察知したらいいのかわからない。

『目で見る精神医学』とかね・・・書籍だったらいいのかな。つまりは、ネットでは一目でわかることがわからなかったりするから、実のところ相手が男か女かってことですらわからないことが多い。実際、動物を虐待するような人なんて気色悪いし、まともだとは思えない。こういう「わからなさ」を利用して、ネットにはいろんな人がこころのつながりを求めて徘徊している。

『Dear.こげんた』はムズカシイな。
動物愛好家にとっては大問題なのかもしれないけれど、興味のない人にとっては単なる猟奇的な事件にすぎない。
ちまたには危ない人間が徘徊しているということを再認識しただけなのかもしれないし、犯人も結局は釈放され、ちまたを徘徊するようになる。

ネットはね・・・たしかにムズカシイ。
イカレタサイトでヘンなカキコが混じっていたとしても気が付かないことが多い。”場”の問題。つまりはイカレタ連中はイカレタ場所の中では目立たないというか普通なのよね。
猫を虐殺する話題・・最低だと思うけど、動物嫌いな人のためのBBSだったらそういうカキコもめずらしくないのかもしれないし、犯人がそれを真に受けてやってしまったのかもしれないし、それを見て喜んでいるアホも世の中には稀に存在しているのも事実なのかもしれない。
動物好きな人は多いので、ペットの話で盛り上がっているところでそんな話をすれば”荒らし”などという生やさしい問題ではすまないだろうな・・・
つまりは、”場”というか環境因子というのは常に存在するし、環境に”汚染”というか影響を受けるのは人間なら自然なことであって、そういうバイアスを観察すると逆にその人がどういう環境の中にいるのか判別する手がかりになったりする。

「心理学は理系か文系か?」というトピックはしつこいくらい昔から存在するけれど、あかんね・・・”ブツ”の世界を徘徊しているとどうしても軸が変わっちゃうのよね・・・この手の発想は面白いんだけど、自分にとっての”ブツ”は常に”行動”でなければならないというか、それを限度に設定しておかないとどうしても軸が狂う。
判別できる人間の事象すべてが”行動”なんだけど、”動作”を行動と勘違いしている人が多いために必要以上に多くを語らなければならなくなるのかもしれない。

 

 

むり・むだ・ふもう

at 2002 10/11 00:40

『関心空間』はやめた。

@ 最初の3日間は何となく面白かったんだけど、単なる検索の練習をしただけのような気がしたから。
A 画面がどこも一緒なので、飽きやすい。
B 感想を書いてくれる人が同じなので、「?」と思った。
C マメに更新している人が同じなので、「?」と思った。
D サウンドの好みがマニアックなので、リンク先が強引になりやすい。
E ネガティブなネタを落とすと変人だと勘違いされそうで怖かった。
F 周囲の人たち(友達)のリアクションが冷たかった。
G 伝言板で感想が入っても、リアクションに困るので困った。
H 結局、メジャーな路線をアップしたほうが盛況という感じで、立体感が欠如した交流というか、自分が平面体になってしまったような気がした。

他にもあるけど、気が付けばドアを閉め、空気の入れ替えをしてしまっていた。
『何もない』ほうが清々しいということがわかって、なんか学んだな。

 

 

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