Rin's Diary
April, 2002
(No.3)

 

Africa Onlineがメニューに復活した理由?

at 2002 04/30 14:05

消えた理由を書いたわけだから、復活した理由も書いておいたほうがいいかもしれない。
具体的に、うちのサイトを襲撃していた荒らしや嫌がらせの犯人の一団が見えてきたからかな。
犯人は、意外なことにどこかのOLさんたちみたい。
中には本格的にヤバイと思う人もいるんだけど、大抵は、拒食症・過食症などを含めて、かなりヤバくてもごく日常的に生活している人がほとんどだから、すごくまともであり、すごくヤバイんですよね・・・

OL・・・素晴らしいです。
結婚より仕事にかける情熱の大きい人も多いでしょう・・・
中にはお局と呼ばれ、新入社員の教育?に熱心な人たちも多いでしょう・・・

そう・・・・たしか去年もそーだった。
ちょうど今くらいの季節から、ウィルス・メールやら嫌がらせサイトやら、チクりやらが激しくなっていったっけ・・・
つまり、希望に満ち溢れた新入社員に囲まれて、急にブルーになってしまう人の多い季節なのかもしれない。

彼女たちの共通の敵・・・・
主婦。
特に、広尾あたりでのほほんと優雅にお茶しているような主婦は最悪かもしれません。
ダンナが働いている間に、昼間からネットで遊んでいる主婦なんかも、結構、ヤバイかもしれません。
すぐに攻撃の対象にされてしまいます。

まさか・・・・・とは思っていたんですけど、あまりにもしつこいので不思議だったんだけど、いわゆるファンというヤツ?
時々、あそこの管理人さんが得意気に言うんですよね・・・・マニアックなファンの話とか・・・・
で、なんでその矛先があたしなのかすごく不思議だったんだけど、主婦だからなんでしょうね・・・
えこひいきされてる優雅な主婦か・・・・

これが、どこかの新入社員を教育するように、「りんどさん、自慢しないでください」とか、「そんなことでは社会では通用しません」とか、「尊敬とか敬意が大切です」とか、アホらしいくらいどこかのBBSで書かれたことがあるんだけど、なんとお答えしてよいものやら・・・・・・
特に自慢したこともないし、とりあえず主婦は社会人らしいのでそれなりに憲法違反スレスレでも頑張っているし、三枝さんがあたしの上司だったことはないですし・・・

どこかのチャット部屋か何かの縄張りがあったのかもしれないですね・・・もちろん、あたしは行ったことはありませんけど。
で、常連さんが頑張ってるみたいな感じで、サイトにも「古株」がいる?
その人たちからすると、あたしは「新入り」なのかもしれないけど、なんか・・・何かが違っているような・・・・・・

あたしって特権階級?
そーやって言われると、そーなんです。
昼寝している時などは、世の中の天下を取ったような気がしてしまうくらい「特権」を貪っていたりするんですけど、だからといって、OL社会って知らないですし・・・
そこを世間知らずと言われても、あたしはあたしなりにもっと厳しい封建社会で生きていたわけで、そーいう世界では下手をするとあたしより年長の後輩がゴロゴロいたわけだし、OLがきゃぴきゃぴしてる世界が酷く明るくて羨ましかった気もするんだけど、そこの「しきたり」までは知る由もない。

というわけで、親父みたいだと思ったら実はOLだったというわけでありまして、呑んで絡んでくるような酔っ払い的なみっともない女はうちのサイトへは来てほしくない。
というかね・・・誹謗・中傷も平気なのね・・・
いわゆる新入りの躾みたいな感じだとすれば、まったくもってして下品というか・・・
そーいう人たちが結婚して主婦になる?

・・・・・・・・・いきなり主婦か。

井戸端会議、イジメ、躾・・・?
ママ友か・・・・・
考えただけで憂鬱になるな・・・・
一生懸命、お仕事してもらったほうが、日本のためかもしれません。

アフリカはガラが悪くても平気なところだし、アングラ系や精神系のサイトの場合、アレな人たちが集まりやすいんですけど、そーいう人たちが荒れた時に行ける場所として管理人さんが引き受けてくれそうなので、とりあえず復活させてもらいました。

元来なら、精神ネタを扱うサイトは裏サイトが必要なのかもしれない・・とは思うんですけど、うちのサイトは元々そーいうサイトではないんですよね・・・
たしかにあたしみたいに誹謗・中傷にもレスを書く管理人というのも珍しいとは思うし、ちょっとくらい荒れても驚かない・・・が、しかし・・・・知らない人がいきなり来訪したら驚くでしょ?
そんなことを考えたら、やはりRin管理人の裏の出没場所として、リンクしてあったほうが平和かもしれないです。

というわけで、うちのサイトは、メランコリックな「泣かせる女のトーチ・サイト」を目差して?サイトを運営していきたい今日この頃・・・
パラノイアの逆恨みみたいな来訪者と遊んでいるより、海を眺めているほうが楽しい・・・
ゆるして。

 

 

愛は欝を救う・・

at 2002 04/28 15:28

学生運動か・・・・
なんか世界と世代が違うわね。
などと語りつつ、世代を同じくしてたとしても、あたしは火炎瓶なんか投げないと思うし・・・
投げてみたい願望はあるのだけれど、どーもバイオレンスは苦手だ。

ほんじゃ、かったるいからバリの海でも行って、ラリってしまうか?
う〜ん・・・・そーいうヒッピー願望はあるけど、やっぱり自分には似合わない気もするし・・・・
伝説の浜辺で麗しい満月を恋人同士で眺めるというのも悪くはないけど、それは厭世的な気分でたどり着く世界でもない気がしてしまうし・・・

厭世感というのは不思議とない。
退廃感というものは昔からある。
どこが違うのか自分でもよくわからないけど、厭世的な気分にはなれないけれど、退廃的な気分に貪られてしまうというのが80年代の学生の特徴なのかもしれないな・・・

それにしても明るいBGMだな・・と思いながら、自分ではさっきまでシャーデーを聴いていたんだけど、それはそれでかったるいので、久しぶりにエブリシング・バット・ザ・ガールを聴いている。

愛と平和か・・・・
関係ないけど、愛は欝を救うと思う。
鬱病の彼女を持つ男か・・・・
大変だ。
年中、リスカを気にしなければならない。
パニック的なヒステリーや妄想か・・・
理屈が通じないくらいの発作になったらヤバイ?
それでも愛は欝を救うと思う。

女は、欝は持病だ。
それこそ生理の時もあれば、マタニティ・ブルーというのもあるし、すぐにゆらゆらしてしまう。
そーいう生き物だから、諦めてもらうしかない。
この他にもヒステリーとかね・・・いろいろ大変。

あたしの場合、この退廃的な気分とメランコリックな気分と欝がすごく癒しになってしまう。
自分でも不思議なんだけど、そーいう人たちといると楽しくなってしまう。
なんかね・・・・羨ましい。
どーいうわけか、あたしはダメなのよね・・・
まずヒステリーが起こせない。
体調が酷くだるくなったり、ストレスが掛かるとホルモンバランスが狂ったりするので、外側へ発散できないところが体調の悪化へ繋がってしまっているのではないかと思うくらい、どこか何かが違う。
女なのに、自分で自分のエゴを切るというか、自制心の強さというか、いつもクールでいるというのはすごいパワーが必要なことなのかもしれないと、半ば諦めているところがある。
外へ発散してしまえばいいのに、それが出来ない。
思い切って、ヒステリックになってみたり、塞ぎ込んでみたり、感情の嵐になってみたいとは常々思うのだけど、実はそーいう瞬間にも常に冷静な傍観者である自分がいる。
こいつが食わせ物だ。
どんなに感情が荒れていても、自分の言いたいことは変わらない。
怒ってもヒステリーを起こしていても、いつも冷静・・・・
そこがうまく説明できないけど、例えば、うちの姑さんはすごく気分屋だ。
気分で言うことがコロコロ変わる。
ほんと、ワガママだと思ってしまう。
あたしも気分屋でワガママだけど、怖ろしいことに言うことは変わらない・・・そこが違うらしい。
自分の感情に左右されない情けない自分が存在している。

なんかね・・・暴力や理屈で敵わないとなれば、それこそ感情的に喚くことも仕方がないと思ってしまう。
ところがあたしは、血を見るだけでひっくり返ってしまうほど血が嫌いだし、理屈にもそれなりにつおい・・・
爆発する必要性がない。
だから、メランコリックな気分が癒しというのもなんか情けないな・・・

詩や短歌やブルーな気分に浸っている時間がないとダメなのよね・・・
自分ではネアカと説明しているけど、どーなんだろう・・・・・
これもバランスだろーか?

それにしても世の中はデリカシーの欠如した男が多いとは常々思っていたけれど、実はデリカシーが欠如している人のほうが、案外、デリカシーのカタマリだったりして・・・
それを考えると、デリカシーの欠如しているのは、実は、あたしなのかもしれない。
が、しかし・・・・・
愛は欝を救うと思う。

無償の愛か・・・・

怒っても喚いてもバイオレンスに走っても、それでも静かに愛を語れる?
絶対に怒らないもんね・・・
ジーザスは。

世の中の半分が女性として、女性の持病が欝で、愛が欝を救うとすれば、やはり愛は地球を救うのかもしれない。

怒っても喚いても自分を愛してくれる人?
たしかにそーいう人が傍にいるだけで、病気も良くなるよね・・・
その差だよね・・・・
ネットでもずいぶん病気の人に突き当たったりするけど、結局、あたしに石をぶつけるかぶつけないかの差は、愛してくれる人がいるかいないかだけの違い・・・・

愛は地球を救うというのは、本当かも。

 

 

気を付けよう・・

at 2002 04/27 07:53

あたしって二枚舌なのだろーか?

----この前、会社の上司がサイトを見ていたら、アダルトの広告が出ちゃってさ、「広告無しのサイトにしろ!」って言われたよ

----へー

----そんなのどーでもいいだろ?

----そだね

ところがだ・・・・・この後がちゃんと続く。
他人のサイトでアダルト広告が見えようがどーしよーが気にならないけど、いざ自分でサイトを作ろうと思ったら、そんなサーバは使いたくない。
だから、ガイアックス以外のサーバを借りるにしてもテキスト広告とか、一応、広告の種類をチェックしてから借りる。
タダで借りてるくせにやたらと細かい・・・
エクラでさえ、この前、チカチカ広告になってしまったら気になってしまって仕方がない。
すぐに移転しようかと思ってしまう。
移転するのもエネルギーが必要になってきてしまったのでグズグズしていたら、いつの間にか広告がチカチカしなくなったので、これも世論なのかもしれないな・・っとぼーっと考えている。
一方で気にしないと語りながら、一方ですごく気にしてる自分がいる。
我ながら正直だと思ってしまうけど、どーなんだろう・・・・

アングラ系か・・・・
絶対ダメだな。
自分がひょこひょこ行く分には関係ないと思っていたけど、そういうところに出入りしているだけで石が飛んできてしまう。
世の中、イカレタ連中が多いから仕方がないよね・・・

----りんちゃんは、リアルとバーチャル分けすぎ!

----そお?

たしかにどこにもバーチャルな世界なんて存在しないのかもしれないな・・
などと近頃、反省している。
アングラ系は危ないから行っちゃダメだよと警告されていたのに・・
どこが危ないのかよくわかってない。

----会ってしまえばリアルだけど、会わなければバーチャルだ

----なるほど・・

そーやって言われるとそーなんだけど、リアルとバーチャルを分けるために無理に個人情報をセーブしたり、つい気が緩んでリアルだったら絶対行かないところへ行ってしまったり、口もききたくないような人たちとの係わりが出来てしまう。
そんな苦労をするくらいなら、分けないほうがキラクだ。
オフをするとかしないとかの問題ではない。
パソコンの前には、大抵、誰かが座っているわけで、いくらバーチャルだからと言っても、相手が友達だと思えばそのうちオフしようとかね・・・自然とそういう話や流れになってしまうのは避けられない。
それを考えると、分けて考えてない人のほうがマシかもしれないな・・
などと他人のフリ見てわがフリ直している。

リアルとバーチャルを分けようとするから人間関係がややこしくなるだけなのだということにも気が付いてきた。
サイトの来訪者ということで括ってしまえば、どんな人でも変わらない。
管理者と来訪者の関係だ。

ところが、ネットも長くやっていると、もちろん最初からサイトがあったわけでもないし、むしろ管理者という自覚の欠如した管理者なので、自分のサイトは単なる自分のためのコミュニケーション・ツールとして存在しているにすぎないし、サイトがあってもなくても関係ない関係性の友達というか、いわゆる「ネット仲間」が存在してしまうことに気が付く。

ここで問題となるのが、人間関係の繋がりだ。

友達の友達は友達か?
という問題だ。

下手なところへ顔を出したりすると、知り合いたくない人とも知り合いになってしまう。
これは自分でも意外だったけど、以前、
「他のサイトでRindoさんのカキコを読んでいたのでオハツという気がしないです」
というカキコを頂いた時に気が付くべきだったと思ってしまう。
ほんと、何にも考えてないのよね・・・あたしは。

サイトへ来訪してカキコする。
単にそこのサイトに投稿しているだけのつもりなのかもしれないし、ガイアックスみたいなカキコミュニケーションの世界では管理者同士のヤリトリに過ぎないと思っているから、他の来訪者のことなど意識したことがない。
ところが、そこのサイトの「来訪者同士」という関係性がまったく見知らぬ人たちに対して発生するらしい・・・
サイトの性質が、フォーラムみたいな形式であれば、管理者を意識して投稿する人なんてめったにいないよね・・・
投稿者同士のコミュニケーションが主体だから・・・

自分のサイトでなくても、短歌を他のBBSに投稿すれば当然それをそこを来訪した人たちが読むことになる。
だから、敢えて自分のサイトへ来てくれなくても、他のサイトで「投稿者とそれを読む人」という関係性が発生してしまっている。
そこのサイトを通した仲間意識みたいな関係が発生してしまうのかもしれない。
そーいうことを考えると、「どこに投稿するか?」ということは極めて大事なことなのかもしれないと今頃気が付く。

ほんと、アホだ・・・・

なんか世の中というかネットもめんどーな世界だな・・という気が・・・
ほんと、かったるい。

そーいえば、大昔、まだ自分のサイトを作る前、他人のBBSで、「書いて」と頼まれたり、「そんなことは書くな」と言われてみたり、やたらとウザイのが原因でガイアへ逃げてきたことを思い出すな・・・
どこにもバーチャルな世界なんて存在しない・・・

柄の悪い人と一緒にされて迷惑だと思ったら、そんなところへは書くべきではない・・・
まさか一緒にされてるとは思わなかったというのがあたしの驕りなんだな。
気を付けよう・・・
ガイアのBBSを閉鎖したおかげで、逆にいろんなことが見えてきたかもしれない。
かったるいけど、仕方がないな・・・
諦めよう・・・
どこにもバーチャルな世界なんて存在しない。(しつこい!)

せめて、今は自分の居場所があるということだけでもマシだと思おう・・・
誹謗・中傷にまでレスを書く管理人なんてあたしくらいだろーな・・・
そーいうヤツは店の外へ放り出さないとダメなのね・・・・

主婦はやさしすぎる?

 

 

流れの中で

at 2002 04/25 10:50

そろそろ自分のウェブサイトが役目を終えようとしていることを感じている。
別サーバへ移転していた時のことを考えるとすでにとっくの昔に5万ヒットを超えている。
何となく流れの中で5万ヒットまでは続けようと思っていただけで、それでいて仮住まいというわけでもなく、今がちょうどその流れの過渡期にいるというだけの話なのかもしれない。

ガイアックスは友達作りの場。
カキコミュニケーションの世界。
それはそれでパソコン通信からの流れだから面白かったと思う。
だから、このサイトはコミュニケーション・ツールとしては存続するのかもしれない。
毎日更新しているし・・・・

今、自分に必要なのは静かな場所だ。
賑やかな繁華街ではなく、静かな場所。
繁華街の中にあってもそこだけは別世界か・・・

どこへたどり着くのかわからないな・・・

わからない・・・

 

 

一種のカミング・アウトのキラクさなのかもね

at 2002 04/23 06:45

ネット人格ってあると思う?
わからん・・・・・が、しかし、「ある」と認めてしまったほうがいいのかもしれないな・・・(今更・・)

ふつーの主婦ってどんな感じ?
普通の主婦でもいいけど・・・
りんさんはふつーの主婦だ。
普通の主婦と書いてしまうとまるで嘘をついているような後ろめたさがあるので、自分では「ふつーの主婦」と語っている。
事実、ふつーの主婦だ。

ところがね、「普通の主婦」ってどんなイメージ?
って訊かれると、答えられない・・・
自分が基準だと信じ込んでいる。
だから、ちょっとでもこれを否定されたら大変だ。
怒りまくり・・・・
ヘンだよね・・・

----ねぇ、りんちゃん、一日中、レスを書いていたら、普通のダンナなら怒るよ?

----え・・・・・・・・(マジに知らなかった・・)

うちのダンナが変わってるのかな・・・・わからん。

普通の家庭というのを知らないのかもしれないな・・・
昔の家庭で両親とも仕事を持つ家庭というのは少なかったし・・・
事実、あたしの母が普通の主婦であったことは無かったかもしれない。
あったんだけど、よく思い出せない。
仕事を始めてからのほうが精神状態は良かったかもしれないな・・・家には居なかったけど。

という家庭環境だったが故に、ごく普通のお母さんに対する憧れがものすごく強かった。
普通に家にいて、家族の世話をしているようなお母さんが憧れだった。

ネット人格か・・・・
最初にネットを始めた時、「主婦・・」とだけ伝える。
するとあっちが勝手にイメージするのね・・・
専業主婦のイメージかな・・・ヒマな。
すごく居心地の良い世界だった。
憧れの世界。
お父さん、お母さんばかりが集まって、子どもの話をしているアットホームなチャット部屋で遊んでいた。
だからこそ、そこでのネット不倫に巻き込まれた時に猛烈に腹が立ったのかもしれない。
半端な怒り方じゃないもんね・・・

「あたしの世界をどーしてくれるのーーーーーーーっ!!!!」

ってくらいの怒り方。
凄まじい・・・・たしかに。

不倫を怒ってるんじゃないのね・・・
自分の世界を破壊されたことが気に食わないだけ。

まぁ、ヴァーチャルなんだから、特に問題はない。
本当の問題は、事実、リアルでもあたしは「ふつーの主婦」だということなのかもしれない。
「ふつーの主婦」という仮面をつけて、一生懸命に生きている。
スーパーに買い物に行ったり、子どもと遊んだり・・・
母は家事などは一切他人任せだったから、そんなことをする人ではなかったし・・・
すごいぞ・・・・りんちゃんはマニアだ。
完璧なふつーの主婦だ。(と、自分では思っている・・)
子育ても完璧・・ではないけれど、とりあえず知識だけはものすごい。
生まれるまでに世界中の育児方法を調べて、専門書を紐解き、あらゆる理論を頭に詰め込みながら編み物をして子どもが生まれるのを待つ。
胎教も含めて、生まれてからもそれまでの知識のノウハウが・・・
が、しかし、結局、抱っことミルクだけだったとしか語れない。
或る意味において、それは理論的なんだけどね・・・
一体、あたしは何をしてるんだか・・・・

一方で、ふつーの主婦を演じている自分がいて、もう一方でそれを観察している自分がいる。
研究者の眼だ。
どーやって殺しても出てきてしまう。
発想・行動、あらゆる面で出てきてしまう。
まだ、つくばに住んでいるから救われる。
目立たない。
最初、隣の市に住んでいたんだけど、ダメだった。
窒息しそうになってしまう・・・
移住してきた時の安堵感は言葉にならなかった。
この土地では、自分がふつーの主婦だから・・・

というわけで、トランスの人がカミング・アウトする時の気分がすんごく理解できるという情けなさ・・・
「研究者だ!」って言っちゃえばいいのよね・・・
なんでそれが出来なかったのかな・・・
イヤなのよ。
言いたくない。
自分がふつーの主婦をやっていることが心の底から嬉しくてたまらない。
そのくせ、それが否定されたりすると、めちゃくちゃ腹が立ってしまい、本来の自分が暴れ出す。
研究者としての屈折したパーソナリティがイヤだったのかもね・・・
イヤな世界だ。
それでいて、その世界で生きていくノウハウが身についてしまっている・・・不器用ながら・・・
後輩なんて入ってきても、名前すら覚えないという冷淡さ・・・
だって、毎年毎年同じような人が入ってきて出て行くだけ・・・
大抵は、カウンセラーをしているのかもしれないな・・・
専門学校生かと勘違いしていたっけ・・・
という感じで、我ながらイヤなヤツだと思ってしまう。
あの世界は潰し合いも珍しくないし、単なる徒弟関係の封建制度社会。
窒息しそうな世界だ。
未だにセクハラの問題が絶えない。
わかってないのよね・・・何がセクハラか?ということがわかってない。
そういう言葉自体が無かった時代から研究していたわけだし・・・
教授でも気に入らなかったら口もきかない。
そーいうワガママな学生だったけど、それでも指導教官の力なんだろーな・・・
ワガママに生き抜いてしまった。
何処へ行っても甘やかされるあたし・・・・

そういう屈折した部分が、「主婦」という単語で見事に覆い隠されてしまう。
すごいよね・・・ステロのパワーというのは。
「主婦」というイメージがあって、それが実際の自分を簡単にカバーしてしまう。
弱者か・・・・・
「主婦」という弱者に徹することはなんとラクなことか・・・・
なーんてね・・・

こんな自分を誰にも説明できない。

さぁ、アホなことを書いていないで、おちびを起こしたら、今日は少し勉強しよう。

 

 

友達の減らし方?

at 2002 04/22 09:19

あのね・・
あたしはネットとかだと対人関係が苦手という印象を持たれやすいみたい。
それがどこからどーいう風にみたらそーやって思われるのか不思議だったんだけど、いわゆる友達が出来にくい人の行動パターンで行動しているのかもしれないね。

友達というのは、とてもフレンドリーに接していれば自然と増殖してしまうものであって、出会いがあれば別れがあるように、その時々のニーズで必要な人たちに囲まれているだけなんだと思う。

ところが、こころに悩みがあったりして、それを誰かに話したい気分の時って、自分のことで精一杯になってしまう。
ちょっと仲良くなるだけで、暗くて重い話へまで突き進んでしまう。
相手にとっては重い話も多くなる。
で、自然と疎遠となる。
メールやBBSでヤリトリしていても、話が深くなってくるとレスが途絶えたりする。

これがその人にとって「唯一の心の友」だと思っていたとしたら、とてもつらいんじゃないかな・・・

ところが、あたしの場合は、なまじかカウンセリングのトレーニングを受けているせいか、はたまた普通のカウンセラー以上に心理学に関してはスペシャリスト(専門家)であるせいか、知らない間に「唯一の心の友」が常に夥しいほど発生してしまいやすい。
自分は変わらない。
だけど、相手にとっては、「唯一話せる相手」だったりする。
もちろん、そういう人たちにも家族や恋人、或いは仲の良い友達はいる。
だけど、例えば恋の悩みだったりしたら、それを恋人や親には相談しないよね?

メールというのは密室なので、これを説明するのが酷く困難。
1対1の関係だから、空気の入れ替えが必要になってしまう。
相手にとっては、何でも話せる貴重な友なのかもしれない・・・
ところが、あたしにとってはどうだろう?
貴重な友であることは違いない。
だけど、貴重な友が増えすぎると、すごく気を使う・・・
言葉にはならないくらい神経を使う。
というわけで、逃げ出してしまう・・・

この辺の対応が、くそ丁寧かと思えば、いきなりぶっきらぼうになったりするために、対人関係が苦手という印象を持たれやすいのかもしれない。
どっちも何となく付き合いにくいでしょ?

でね、一生懸命、「そんなことではダメだ」とか、「世間知らず」とかお説教してくれる親切な人が絶えない。
これが心の底から迷惑な話でして、相手は親切で言ってくれているのがわかるだけに、どうやって自分を説明していいのか困ってしまう。
当たり障りの無い関係というものももちろん可能ですし(ヘンな言い方だな)、実は逃げたいから無意識のうちにそーやって行動しているだけということがうまく説明できないのよね・・・

「どーやったら上手に嫌われるかな?」とか、そーいうことをクソ真面目に考えてるということを相手に理解してもらうのは非常に難解な問題なんです。
普通は、友達を作りたいとか、仲良しグループになりたいとか、安定した関係性を求めるのが当たり前ですよね・・
ところが、あたしの場合、つい友達を作りすぎてしまいやすいとか、神経を使いすぎるのがつらいとか、グループというものに所属してしまうとあちこちに帰属が発生してしまい、すんごいトラブルの元だとか、対人関係に関する夥しい予測を瞬時に考えていたりします。

Aグループの成員とBグループの成員が常に仲良しとは限らないわけで、そのどちらの成員とも仲良かったりすると大変なこと・・・
でね、AとBだけならいいんだけど、それがおっそろしいほどの数になってくると・・・・・ダウンしてしまいます。

ということを常に繰り返してしまうので、やはり対人関係が苦手なのかもしれないですね・・・
うまく説明できないんだけど、得意すぎて苦手なんですよね・・・
いつもややこしい関係になるだろーな・・っという不安を持ちながら生きているために、非常に用心深いというか・・・
仲良くなりすぎないように常に気を配らなければならない。

自分から去るより、相手から去ってくれると心の底から安心感があるんです・・・
常に、心地良い関係性というかちょうどいいスタンスというのがあると思うんですけど、それを測りながら行動している気すらしてしまう。
無意識なんですよね・・・・
すでにそれが当たり前だと思っていたために、指摘されないと気が付かないというか・・・

重くもなく軽くもなく・・・
そんな関係がラク。
にもかかわず、重すぎて軽すぎて?(オイ!)

普通の人があたしみたいな行動をしていたら、確かに友達は一人もいなくなってしまうかも・・・
こんなアホなことをやっていて困ったことがないというのは、心理学の人だからなのかもしれないですね。

 

 

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