Rin's Diary
May, 2002
(No.1)

 

ネットジャンキー

at 2002 05/09 17:21

ネットで一番気をつけなければならないのは、ネットジャンキーたちの罠だと思う。
宮部みゆきの『R.P.G』を読んだことはないけれど、読まなくても何となく理解できてしまうところが怖い。

「インティメイト・ストレンジャー(親密な見知らぬ他人)」の世界・・・
匿名性でありながら、匿名であるが故に親密な人間関係が形成されてしまうという・・・
擬似家族?

このところ、あたしは殺伐とした想いから抜け出せずにいる。
いわゆるネット人格というか、シェリー・タークルの語る「オンライン・ペルソナ」により、簡単に年齢・性別、地位・役割、物理的な空間や肉体、社会的なスティグマ(烙印)からも解放されたペルソナが徘徊しているのを垣間見たからにすぎない。

ネットで何かを実証するのは困難か?
あるハンドル名により、別の人格を造り出す。
ネカマになってみたり、違う地域の住人になってみたり、それこそ職業や年齢やらいろんな別人をクリエートしてしまう。
そして、もっと怖ろしいのは、その人格を通してこころの交流が生まれしまうからなのかもしれない。
架空の人物であるために、そのペルソナは永遠にバーチャルな世界から出ることができない。
それでいて親密な人間関係が形成されてしまっている。

どこにもバーチャルな世界など存在しない。
それでいて、仮面をつけた人たちは相変わらずネットの闇を徘徊している。
仲良くなったとしても、それが架空の人物だったとしたらどーする?
ずっと主婦友だと思って接していたら、実はどこかの兄ちゃんだったという・・・
せっかく仲良くなっても、その仮面を被らなければどこの誰かわからない。
リアルになるとわからないということではなく、ネットの世界でもハンドル名を変えて、別のパーソナリティになってしまえばわからないのよね・・・

ネットの闇に慣れてしまうと、実はそれが同一人物であるということが何となくわかってくる。
最初は気が付かないでヤリトリしていても、長くヤリトリしているうちに何となくわかってきてしまうというか・・・
あるハンドル名で親しくなって、それがまったくの本人から乖離した人格であった場合、それとは別の本人像に近いパーソナリティとして現れれば、すごく親密であるはずの関係がまったくの見知らぬ関係になってしまう。

ハンドル名が消えればその人格は消えてしまう?

ガイアックスの場合は、サイトがすでにネット人格をクリエートしている部分がある。
もちろん年齢・性別にしても、改ざんしようと思えばいくらでも実像から乖離した人格が形成できるし、その人格を通してコミュニケーションが成立してしまう。

が、しかし・・・・・

----サイトがなくても関係ねーだろ?

----そだね

よく考えてみたらサイトがあってもなくても実は関係ないという関係性の友達がいる。
実は会ったことはない。
が、しかし、リアル・モードというの?
リアル・モードにならざるをえない関係というのが存在しているために、あたしのネットライフも落ち着きを取り戻したという・・・

共通の知人が存在していたり、自分の帰属する世界(同窓生とかね・・)の住人だったりすると少なくとも架空のペルソナを通したヤリトリというのが酷く滑稽に見えてしまうというか・・・
そーいう人たちは、サイトがあろうとなかろうと、BBSにカキコがあろうとなかろうと、メールを書こうと書くまいと、すでにバーチャルな関係がリアルな関係と変わらないのよね・・・
そういう関係性の問題に気がついたとき、あたしのネット不信も自動的に消失していた気がする。

が、しかし・・・・

一番殺伐とした気分に襲われてしまうのは、相変わらずネットにはネット人格が徘徊しており、それぞれの人格(ハンドル名など)を通してしかコミュニケーションが成立していないような架空の人間関係の磁場に入り込んでしまったときなのかもしれない。
永遠にバーチャルという闇の世界から出られないペルソナが徘徊しており、擬似家族、擬似恋人、擬似友達が形成されている磁場へ引き込まれた場合、結局は妄想だけが形成されてしまう。

ネット妄想・・・
実は見知らぬ他人なのに、形成されてしまう親密さ?
AさんとBさんは同一人物なのだと説明しても、ハンドル名が違うから関係ないと言われてしまうとどーやって答えてよいものやら答えに窮する。
完璧にネットジャンキーの世界だ。

あたしは、架空の人物ではないです・・・
それを説明する必要性に疲れを感じる今日この頃・・・

たしかに架空の世界の住人ばかりを相手にしてたら、疲れるよね・・・
彼らは病気だ。
哀れんでやってくれ・・・

 

 

汚染防止対策

at 2002 05/08 10:31

ロイズの生チョコを食べながら、北海道の味を思い出す・・・
何かどこかが違うその味・・・
この・・・何かどこかが違うということを説明するのは酷くムズカシイ。

うちのサイト・・・たしかにアレな来訪者が多いです。
具体的に語れば、精神障害を持つ人や、こころの悩みを抱えた人、欝の人、その他諸々カキコを見ただけではわからないほど、いろんな人たちが来訪している。
気のせいかと思っていたら、気のせいじゃなかったみたい。

ところが、サイトは荒れない。
極めてノーマル。
なんでかな・・・

パラノイアがいるとダメ?
そんなこともないのよね・・・

どーしてダメかと言えば、あたしがウザイからにすぎない。
仮にパラノイアじゃないとしても、せっせと自分に嫌がらせするような人は誰でも嫌でしょ?
しかも、うちのサイトだけじゃなくて、知り合いのサイトにまで自分の悪口を書かれたり。
ゆるせん!
と思うのは普通だ。
あたしは普通なので、ゆるせないだけだ。

問題は、パラノイアではなく、「嫌がらせ」という行為そのものにある。
パラノイアだから嫌がらせしているのではなく、嫌がらせをしてストレスを発散させているから嫌いなだけ・・・
嫌いなヤツには来訪してほしくない。
レスを書きたくない。
というのは極めてノーマル。
それを我慢してレスを書いていたので、そっちのほうがおかしいと指摘された。
言われりゃそのとおり。

北海道気質というのがあるのかもしれない。
零下の世界では、見知らぬ人でも追い出せば死ぬ。
どーもその辺が違うらしい。
これが南国だと、外へ追い出しても死なないのね・・・
羨ましいな・・・なんか。

----追い出していいんだよ

----そお?

----そそ、死なない

----そっか、死なないのね

知らなかった。
だったらさっさと追い出さねば・・・

というわけで追い出してるんだけど、これがどーいうわけか彼らを怒らせる。
怒る理由がね、アホらしい。
あの人たちは同病相哀れむだから、すぐにアレな人たちを嗅ぎ分ける。
で、この人だったら平気と思って一団になっていたりする。
ところが、りんちゃんは平気で差別する。

同じアレな人でも、好きな人と嫌いな人がいるし・・・
アレが理由で差別しているわけではない。
そこが違う。
そこが違うから納得ができんらしい。

アレな人たちは、一般社会の人というか健常者と仲良くしているととても安心感がある。
アレな人同士は逆に互いに刺激し合ってしまいやすいから、年中すったもんだする。
それでも一緒に居なければならない理由があるから居るだけだ。
闇から抜け出したい・・・
抜け出せないからそこに止まっているにすぎない。
そこから一人で抜けるのは裏切りか?
誰かを傷つけることになるか?
なんか、よーわからんことをウダウダ考えながら貝になっていたりする。

嫌がらせするのは相手にされたいから?
そーなのかもしれないけど、ウザイ。
可愛くない。
可愛くないから相手にされない。
それだけのことなのよね・・・
まったく普通に見えるカキコでも、そそくさと削除する。
だって、気持ち悪いんだもん。
どーせすぐに荒れるに決まってるし・・・
知らない人が見たら、それまでごく普通にヤリトリしていたのに、りんちゃんが急にヒステリーを起こしたと勘違いされてしまうし?
すでにそーいうことが繰り返されてしまうために、いい加減に相手にしないことに決める。

誰からも相手にされない・・・か。
そりゃそーだろーと気の毒には思うけど、南国では死なないらしい。
死んだとしてもあまり意味もないだろうし・・・
どーせ、病気を苦にしていたり、健常者には理解できない理由で死んだりするわけだから、そーやって自殺で処理されるケースの一つになってしまうだけだ。

御霊のままに・・・か。
すべては自然の摂理なのかもしれない。

魂の浄化?
カタルシス。

あのさ・・・・
こころの綺麗な人は好き。
人のやさしさを刹那的な愛と語れるようなプシコは好きだ。
あたしに愛を教えてくれる。

でもさ・・・
こころの腐った人は嫌いだ。
まるで自分が汚染されてしまったような気がするから。
悲しみに汚染されてしまう。
怒りや憎しみに汚染されてしまう。
移る。
感情は転移する。
それが人間だ。
怒りや憎しみは要らない。
そこが違う。

愛ややさしさを教えてくれるプシコは好きだ。
憎しみや怒りを教えてくれるプシコとは戦わなければならない。

カタルシス・・・・

魂が浄化されますように。
こころが浄化されますように。
新しい世界へ旅立てますように。

なーんてね・・・
1回綺麗にしちゃったほうがいいんじゃないの?
うちのサイトではダメです。
サイトがばっちくなりますから。

 

 

断片

at 2002 05/06 17:58

世間話か・・・・
よく考えたら、あたしは何を話しているのだろう・・・?

テレビも観ない、雑誌も読まない、それで何も困らない・・ということは、大抵、子どもの話とか、天気の話とか、お花の話などをしながらノラクラしているだけなのかもしれないな・・・などと不意に考える。

話が深い・・・・
ガイアにサイトをオープンして以来、よく言われるそのフレーズに自分自身がピンと来ない。
ということは、これが自分にとっては日常ということなのよね・・・

で、話が深くなったり、暗くなったりしたらどーするか?
「天気の話でもしろ!」
って言われる・・・(オイ!)

日常的なささやかなヤリトリからも、きっと何かを観察してしまっているのかもしれないな・・・
自分では無意識にしてしまっているために気が付かない。

何気ない仕草や言葉から相手の気持ちが見える。
考えてみたら、この辺がダメなのかもしれない・・などと、再び、他人のフリ見て、わがフリ直している。

刹那的な愛か・・・・
或る人はこう語っていた。
愛を受けるのが下手?
愛してくれる人がいるのに、刹那的な愛を求めてしまう?

刹那的な愛・・・・
つまりは、人のやさしさ・・・・温もり・・・・・
普通の人が、やさしさとか親切と感じることが、刹那的な愛に感じられてしまう?
で、泥沼か・・・・・・

あまりにもわかりやすくて、困る・・・が、しかし、何も困らない。

慢性的セロトニン不足と語るか、摂食障害と語るか、他の病名で語るか?
どんな風に呼んでも一緒だ。
気前のいい女か・・・・

鬱病の彼女か・・・・・
男は大変・・・・・
愛しても愛しても愛しても愛が足りない?

ワガママになりたい・・・・
暴君になりたい・・・・
が、しかし・・・・
ワガママな暴君は、孤独だ。

愛を求めすぎるな・・と語る理由?
つまりは、満ち足りることを知らない・・から・・・かな。

ダメだ・・・
映画もテレビも、小さな言葉の断片には敵わない。
困った。
きついな・・・・
今日は晴れてよかった。
( ̄▽ ̄)ん?

 

 

発話

at 2002 05/05 14:03

発話の分析か・・・・
一番最初に渡されたカウンセリングのテキストは、会話しか載っていない。
分析もない。
だからテキストなんだけど。
テープを起こしただけの記録。
クライアントが発する言葉の意味を慎重に分析する。
世の中は素直な言葉を話す人がほんとに少ないことがよくわかる。

話せないのよね・・・
話せない人が話すその言葉から、相手が言いたいことをキャッチする。
その辺の感受性なんだと思う。

一種の暗号解読にも似ている気がするくらい意味不明なヤリトリからもなぜか会話が成立している・・・
それは気持ちが伝わっているからなのね・・・
相手の言いたいことが見える。
意味ではないのかもしれない。
言語の意味と、相手がその言葉から本当に言いたいこと、発話した理由や原因をキャッチする。

----貝になりたい・・・

つまりは、「こんなことを書きたくない(話したくない)」という意味だったりする。

----こんなことをやっていたら僕みたいに相手にされなくなるよ・・・

「相手にされなくなる」という表現に問題がある。
相手にされないということは、実生活上ありえない。
どんな人にもそれなりに友達はいるわけだし、世の中の総人口を考えてみたら、相手にされないというのはおかしい。
つまり、「誰も自分のことをわかってくれない」という孤独感の表れだったりする。
かなり欝が進行している可能性すらある。

自分なんて消えてしまえばいいとか、なんで生きているのかわからない、死にたい、という風に繋がっていくのかな・・・
大抵は、しばらくすると回復したりする。

カミングアウトか。
自分の情報を提示する。
自分が誰だかわかってほしい。
話したくて仕方が無いけど、話すと酷いことしか言えないから貝になりたい・・・のね。

暗い。

欝は移るから・・・・

が、しかし・・・・
ちょっと話すと気分がよくなったりするし・・・・

闇からの脱出か・・・・
そんなにムズカシイことでもないです。

 

 

泣く女・・

at 2002 05/03 14:23

あ・・・・
うちのサイトって、泣かせる女のトーチ・サイトにする予定だったのを不意に思い出す・・・

みんな・・・・
失恋したら素直に泣こうね・・・
ぼろぼろ、ぽろぽろ

泣いてる女は可愛いと思う
が、しかし・・・・
失恋して、恨み・つらみ、呪っちまうタイプはどーもね・・・
あー、やだやだ

人生、綺麗ごとばかりじゃないかもしれない・・・
でもさ・・・・
失恋した時くらい、素直にぼろぼろ泣こうよ・・・

金を求める女は恨み、愛を求める女は泣く

なんか・・・そんな気がするな

泣かせる女のトーチ・サイトか

癒しかもね

 

 

不謹慎かも・・・

at 2002 05/02 10:32

朝から、おちびの小学校の旗持ち当番だったために、クルマを交差点のコンビニに駐車し、お仕事帰り?に久しぶりに雑誌を立ち読みしてしまったくらい機嫌のよい朝・・・
この前、雑誌を読んだのは、たぶん飛行機の中だったと思うから、8ヶ月ぶりくらいだろうか・・・

今年は、初めてマロニエに赤い花が咲いている。
苗木で植えて、成長が遅いからダメかと思っていたら花が咲いた・・・何となく嬉しい朝。

不幸の味を知らなければ幸福の味がわからない?

本当にそうなのかもしれないな・・・

なんかね・・・・
家の中に閉じこもっているせいかしら?
自分のことってよくわからない。
どんなことでも生活になってしまえば、唯の生活だ。

なんだかずっと嫌がらせが続いて、酷く憂鬱になってみたり、怒ってみたり、被害妄想的な気分にもなったかもしれない。
が、しかし・・・・
今日は、素晴らしいお天気。
すこぶる機嫌のよい朝。
昨日まで怒っていたのが嘘のように気分爽快。

売れ残りか・・・・
そーいう惨めな気持ちは、さすがに理解できない。
ほんと、お気の毒になってしまう・・・・ごめんなさい。

主婦になってしまうと、どーしても周囲が主婦だらけになってしまうために、自分が当たり前だと思ってしまう。
いわゆる適齢期を過ぎたOLさんの気持ちなんて、理解する由もないというか、すっかりそんなことを忘れて生活している。
結婚すればそれなりにいろんな出来事があるし、自分のことだけで精一杯になってしまうのかもしれない。

たしかに子どもが成長すれば、外へも出たいとも思うし、主婦の社会的身分があまりにも軽いためにそーいう不平不満はあるかもしれない。
が、しかし・・・・・嫌がらせか・・・・・・
そこまでするほど、結婚って意味があることなのかイマイチ理解に苦しむ。
でも、彼氏や恋人のいない人、いても結婚までたどり着けない人にとっては、結婚が最大幸福なのかもしれないな・・・
知らなかったな・・・
お仕事頑張っているんだからいいよね?
結婚だけが人生じゃないし・・・
結婚したって不幸な人はたくさんいるのも事実だし・・・

でも、他人の幸福を妬んで嫌がらせするようになるくらいなら、そそくさと結婚したほうが身のためかもしれないね。
そこまで自分を追い込んで仕事をしていて本当に幸せ?
それとも結婚できない事情があるのかもしれないし?

というわけで、今日のあたしはすこぶるご機嫌。
荒らしや嫌がらせをしてくださった人たちのおかげで、自分の幸福がようやく理解できた気がするから。
何となく、そういうのも情けなくなるけど・・・あたしは正直だから・・・・・幸せを感じてしまっている。

爽やかな朝だ・・・・・・
ゆるして。

 

 

いつの日にか・・・・

at 2002 05/01 23:33

あまりにも暗くてシケた話だったので、自分でもサイトを更新するのが憂鬱になってしまう・・・
社会的イネガリテの問題を書くのは、ほんと、しんどい。

----あなたとわたしとどこが違うの?

----知らん

ほんと、どこが違うんだろうね?

イイ女を彼女に持つと、男は大変なのよね・・・
うちのダンナはほんとに偉いと思ってしまう。
りんちゃんを彼女にしてると、すごいプレッシャーだ。
「あたしは彼氏がいるんですー!」
って言っても、次から次へと男が現れる。
あんなヤツより自分のほーがイイ男だと思う連中がウザウザ出現してしまう。
ほんで、皆が
「あんな人はやめておいたら?」
って平気で言う・・・

・・・・・・・・うちのダンナってそんなに粗末なヤツなんだろーか?

自分でも時々不安になってのたうちまわったりしていたみたいだけど、下界へ降りてしまえばそれなりにモテるらしい・・・知らんけど。
下界で遊んでるヒマがないのは、妻がイイ女だからか・・?

・・・・・・・・・・そーかも。
あー、やだやだ・・・・・

世の中には一人の男に執着するしかないよーな女がウザウザいるらしい・・・

(^◇^;)ゲロゲロ〜

なんか・・・・・・

ネットをしていると・・・・

暗いな。

そのうち、誰かがビーチサイドカフェを作ってくれるらしいから、のんびり天界で遊んでいたいけど・・・

主婦か・・・・

のんびり優雅にお茶して?
あたしはコーヒー党だからな・・・
ビヤならコロナくらいだったら昼間っから飲んでもいいかな・・・

え・・・・・
学者の肩書き?

う〜ん・・・・・・
要らない。
ビーチでは関係ない。

孫のおもちゃくらいにはなるかもしれないな・・・

おばあちゃんはプシコとも格闘できたんだよ・・って。

早くそーいう日が来ないものかと・・・
願ってやまない。

 

 

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