Love Theory

■ 恋愛がダメになる原因

 

あのさ・・・
観たい番組を観ているときに、横からごちゃごちゃ言われたらイヤでしょ?
それが好きだの嫌いだの、一緒に居る時にテレビ観ているなんて・・とかね。
或る程度、遠慮がある関係であれば、テレビを我慢して相手をしてくれるかもしれない。
でも、それが日常となるとウザイだけ。
テレビを消してくれたら、自分を愛してくれているとか大切にしてくれていると思うとか?
あのさ・・・・
自分にとってはすごく大事なことなのかもしれないけれど、人生は短い。
誰だって自分のやりたいことがたくさんある。
相手がテレビを観ているなら、黙っているか、自分も一緒に観ていれば喧嘩にならない。

恋愛がダメになる原因は、ほんと、ささやかなことなのよ・・・
テレビが観たかったことが原因なのかもしれない。
自分からだろうと相手からだろうと、「さよなら」したのであれば「さよなら」なのよ。

でね、一度、言葉にすればそれは一人歩きしてしまう。
過去は静止したまま。
だから、未来を見つめなければならない。
一緒に未来を見つめなければならないわけ。

過去を振り返って、テレビがどーたらこーたら言っても何も変わらない。

じゃあ、どーするか?

再び、「こんにちは」すればいいのよ・・・

出逢いがあれば別れがある。
馴れ合いなのね・・・
「あの時、あたしのことを好きって言ったじゃない!」
というのは最早通用しない。
「さよならしたのを後悔してる」とか、「未練が・・」などと言っていても何も変わらない。

相手を変えるより、自分を変えたほうが早い。
再び、別の女として、「こんにちは」してみれば?

バーチャルだからそんなことを語ってるわけじゃなくてね・・・
好きだの嫌いだのというクダラナイことのために、相手にテレビを消させる女であるより、一緒にテレビを観れる女になれってことかな。

過去は静止したまま・・・

(『屁理屈にっき』 2002/05/18より)

 

 


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