Love Theory

■ 殺伐とした恋愛

 

失恋して悔しいのね・・・
だから、たまねぎでも切らないと泣けないという・・・・
知らなかった。
吹き出したいのを我慢している。
結構、笑っている。
ゆるせ。
お腹が・・・・・苦しい。

メールが来ないから、HPへ行ったら、

みなさんへ
「お元気で…(謎)」

あーあ・・・・・・
人生は短い・・・・・
別れはもっとロマンチックなもの・・・・のはず。

たしかにこれでは泣けない。
もっといい恋愛しなよ・・・
としか言えない。

久しぶりに、ジョアン・ジルベルトの『三月の水』を聴きながら、なんで自分が近頃プシコネタばかりをアップしているのか考えてしまっている。
うちのサイトは、そーいうサイトではないのだ。
単に、自分の独り言を書きたいというだけの理由で作ったサイト。
それがいつのまにやらトーンが変化してしまっている。

ロマンの欠如した恋愛か・・・

単なる男女の駆け引きしか存在していない・・・

オコチャマの世界だ。

問題は、いくつになってもこーいうオコチャマばかりということなのかもしれない。
殺伐とした砂漠の世界・・・・
これが一生続いていく人たちもいる。
それを考えると、人生が短いことを痛感してしまう。

精神的に未熟な人たち・・・
自立できない人たち・・・
わかっていても、自分ではどーにもならない?
苦しい?
だから恨む?

本当の失恋は、ほろ苦く甘い。
どこが違うのだろう・・・
このどこか違うということを説明することの困難さ・・・

海を見たことのない人たちに海を説明する困難さ。
愛を知らない人たちに愛を伝える困難さ?
本当の恋愛にめぐりあえない人たちに恋愛を説明する不毛さ・・・
それを考えるとかったるくなってしまう。

近頃、「科学的恋愛論」をアップしてない。
かったるいのだわ・・・
駆け引きしか知らない人たちに、恋愛を教える?
ノーギャラ・・・
こっちが学んでしまうような人ならいいよね・・・
大抵は、逆だ。

やっぱり、主婦は天界で優雅にお茶しているくらいがちょうどいい気がしてきたな。

失恋したら悲しくなるのが普通だよね?
なんで悔しくなるわけ?
あのさ・・・・
次に恋愛する時は、後になって振り返ってもいい想い出になるような恋をするべきだと思う。

パラノイアか・・・・

きっと、失恋しても泣けない人たちなのかもしれない。

(『屁理屈にっき』 2002/05/12より)

 

 


Rin's New-Wind Web(C)All Rights Reserved.