March 29, 2011

そろそろにぎやかに

やっと普通にガソリンが入れられるようになったせいか、いつもよりも道路も店も人が多い。うれしい。


普通だったら、道路が混んでいたりするとイライラするが、大通りですら皆、制限速度以下で走っているし、わたしも同じ気持ちなので(つまりエコドライブ)、のんびり〜♪


大店舗型のショッピングセンターを除いて、今はどこも普通に営業している。あちこち寄り道しながら、ホコリだらけのクルマを洗車し、平日なのにまるで休日のようだ。


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自転車を使ったのは、教会までの一度きり。大通りを走ったので、信号ごとに止まり、勉強会に遅刻。気分はすっかりサマリアの女で、お祈りが終わったとたん、教会で水を飲む。放射能のことが頭をよぎったが、35分間寒いのを我慢して自転車をこぎ、喉は乾ききっている。寒さで耳が痛くなった。


日曜日、いつもぎっしりクルマで埋まっているはずの教会の駐車場も余裕。


日曜日は、ミサ後があわただしい。本来だったら叔母の法事で出られないはずだったが、今回のことで法事が中止になり、ほとんど手ぶらで教会へ行った。イースターのための歌の練習と手話講座。楽譜もテキストも忘れている。


手話講座は、なかば無理やり参加させられているのだが、いつもメンバーが違う。先生は信者ではないので、今までは普通のサークルのノリでやっていたらしいが、突然、先生がイグナチオ教会の手話講座に行き、なぜか燃えている。10年以上続けていても皆があまり上達しないので、悩んだのがきっかけか?


先生の目標は、ミサの手話通訳を皆がやれるくらいまで。たしかに、先生が勉強会に参加したくても、誰も手話が話せないので、聾唖者は参加できないと言って嘆いている。


先生が、アメリカ人の神父さんに挨拶。例のごとく流暢な日本語で話しているのに、先生には神父さんの言葉はまるで通じない。耳で聞く分には、つまりわたしたちにはわかるけど、先生の場合、口の動きを見ても何を言っているのまるでわからないみたいだった。


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近頃、乳幼児を見かけなくなった。疎開しているらしい。春休みだから帰省している子たちも多い。


娘は、そんなことはおかまいなしに、新しい自転車に乗って、デッサンへ通っている。放射能なんかには興味はないらしい。強い・・・


放射能にも津波にも甲子園にも興味がなく、地震にも慣れたらしい。ほかに夢中になれるものがあるって、強い・・・


というか、今回は、一応はわたしたちは被災者の末端で、しかもいまだに放射能の被曝の危険に晒されている。でも、30年後に癌が発症したとして、必ずしも放射能の被曝が原因かどうかなんてわからない。細胞分裂が活発な年じゃないし・・・ 今さら心配したって意味がない。第一、その年まで生きているかどうかもわからないのに。


それでも、娘が赤ちゃんだったら、間違いなくわたしも疎開すると思う。赤ちゃんじゃないから、受験の心配か?


それにしても用事があって家電ショップへ行ったら、薄暗くて、まるで倉庫のようだった。それでも開いているだけでもホッとした。


(ルカ 24. 50-53)

投稿者 Blue Wind : March 29, 2011 02:56 AM | トラックバック
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