今はただ風のつよきに驚きつ、再び風よ吹くままに吹け
夕まぐれ星ひとつ光る空の闇広がるままに見つめてみれば
夜は闇、星は光りつ。昼は空、星はまぎれつみえぬばかりか
こだわりは手さぐりで消え隣人はいづことなしかおとづれて消ゆ
ことのはは未熟なれどてのひらにのせてはこびぬ煙よりまし
カレンダーいつしか消えてもちかえる人の多さに節約を知る
正月は派遣村のニュースから慣れてゆく音批判する音
仕事などいくらもあると皆が言う。でもダメだろうなと皆が言う。皆って。
新年はとりのこされてありがとう。一年がまだ終わらぬように。
一年が期日のなかに過ぎゆけば年明けぬまま越せぬ風の音
(イザヤ 48. 1-6)
投稿者 Blue Wind : January 14, 2010 02:42 AM | トラックバック