April 08, 2006

小学校を卒業したばかりの女の子たち

偶然なんでしょうが、『パッション』を観た。
偶然、というより、無意識に、と言ったほうが正確かもしれない。

今ちょうど入学式のシーズンで、始業式は済ませた学校は多いものの卒業生たちはヒマにしている。そのため、このところ連日して娘の友達が遊びに来ている。それもひとりっこばかり・・・正確には一人娘ばかり・・・?

小さい頃とは違って、親がいると何となく気を使う年頃。DVDを何本か借りてきたので、それを皆で観ることにしたり、プリクラを撮りたいというので送って行ったり・・・どんな映画がよいのかわからないけど、結構子ども向けの映画も出ているので借りてみた。

娘が選んだのは『チャーリーとチョコレート工場』。わたしは、ついでに『王の帰還』を続編だとは気づかずに選び、『パッション』を同時に借りた。娘は『チャーリーとチョコレート工場』をすごく気に入り、その翌日に友達がやってくる、という具合。期間を長く借りたので、皆で観ないとソン。しかも、リビングを占領されてしまったので、その間、わたしは美容院に追い出された。

その翌日、皆でプリクラを撮影したいと言い出した子がいて、てっきりその子の親が連れて行ってくれるのかと思ったら、違った。あちらの親がわたしが連れて行くと思い、わたしはあちらの親が連れて行くと思い込んでいることに気づく。うっかり子どもだけでなんてとんでもないと思いつつ、今時の子どもたちはまるで平気。もっと小さければ案外無頓着かもしれないが、子どもだけでゲーセンに行かれたら、今度は補導されかねない。

そこでいろいろ打ち合わせをして、子どもたちがプリクラを撮っている間、わたしは銀行へ行き、もし誰かに何かを尋ねられたらケータイから親に連絡に取ること(わたしはケータイは持っていないが・・)、待ち合わせ時間と行ってもよい場所をあらかじめ決めて、ゲーセンには入らないこと、など、ずさんではあるが細かいチェックをして、とにかくお出かけすることにした。

でも、女の子ばかりでわいわいしていると、それなりに楽しい。ちょうど、友達といて一番楽しい年頃だもの。まだ素直な年頃だから、してはいけないと注意すればしないし・・・

おっそろしいほどプリクラを撮って、それを皆で分けたそう。撮影しては鋏で切って分けて、あっちのプリクラ、こっちのプリクラ、という具合にはしごしているうちにあっという間に1時間が経過し、わたしが到着すると、おそろしい勢いでファンシーショップでお菓子を買っていた。

一人、ピアノのレッスンがあるので、急がなければならない。ジュースを買って、クルマの中で飲みながら、家路を急ぐ。家に着いたら、約束どおり、家で『太鼓の達人』。ゲーセンでやったら1回200円取られるというので、家でやるというお約束。

まだ小学校を卒業したばかりの女の子たちは、映画館の代わりに居間でDVD、ゲーセンの代わりにプレステ。皆でやればどこでやっても楽しい。ショッピングも100均やファンシーショップ。

投稿者 Blue Wind : April 8, 2006 02:24 AM | トラックバック
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