February 03, 2006

コオト

今日はさすがに頭が朦朧としている。夕方まで寝ていたせいかも。娘も学校から戻るなり熟睡していた。

昨日の夜、7時半頃にマリがいきなり2階に駆け上がって行った。ちょうど食事中だったので誰も動かない。わたしがもしかすると破水したかもしれないと言ったけど、それまでまるで気配がなかったため、ダンナが本気にしてくれない。

マリを下に連れてきたが、2階でないと落ち着かないようなので、ベッドの上を明け渡す。

もうどーとでもなれ、という気分で、タオルを何枚も用意して、マリと一緒に寝ているうちに、娘は本当に眠ってしまい、マリは陣痛が始まるとベッドの端のほうに移動して布団の中で悲鳴をあげる。そのたびにわたしは起き上がり眠れない。ダンナはどういうわけか、下のソファで寝ていた。

先日、獣医へ行ったら、オスは子どもを噛むから離しておいてくれと言われたため、オトを部屋の外へ追い出したらずっとドアをカリカリしながら吠えている。そのたびにマリの陣痛が弱くなるため、オトを下の部屋へ連れて行き閉じ込めたがドアをカリカリして吠えている。仕方がないので、マリが入るはずだったケージの中にオトを閉じ込める。が、しかし・・・・ずっと吠えている。

6時間くらいそうしていただろうか。最初のうちは破水したら1時間くらいで生まれると思っていた。いつまで経っても生まれないので慌て出す。慌てて獣医に電話したけど通じない。そのため電話帳を片っ端からかけてみたけど、どこも留守電。仕方がないので、ネットで検索してみたり、ペットショップに電話したがどうにもならない。しかも、破水後、お腹の軽くなったマリはやたらと元気に飛び回っているので、実はどこかに生まれているのではないかと不安になり、家中捜したが子犬はいない。(当たり前か・・)

破水から4時間も経過してしまうと、あとは次第に諦めて、明日の朝、獣医へ連れて行こうと思った。で、寝ようとするとマリが悲鳴をあげる。もしやと思い、マリのお尻を見たら、子犬が下がってきている。どうにか脚だと判別できたので、ダンナを起こし、いや勝手に起きてきたので、そのまま交代して、わたしは休憩することにした。

・・・・・あとは、ブログを書きながらタオルを絞り、記事をアップしたとたんに、「生まれたよ」と2階からダンナの声がしたので駆け上がる。あっという間に臍の緒の処理を済まし、古いタオルごと汚物を捨て、子犬を拭いてあげたら、ダンナはまた寝てしまった。娘も起き出して、そのまま明け方まで一緒に起きていた。興奮して眠れない。

子犬がオトの遠吠えに反応して、キューキュー鳴いている。そこでオトを閉じ込めたままだったのを思い出し、ケージから出したとたんに2階に駆け上る。マリは難産に疲れ果て、ぐったりしているだけ。ミルクも与えない。オトが代わりに子犬を舐めている。噛んだらどうしよう・・・と思って見ていたが、ぜんぜん平気だった。オトを疑って申しわけないと思った。他人の言うことを信用したわたしがバカだった。

名前を付けねば・・・
娘は、キューキュー鳴くからキューちゃんと呼んでいるし、ダンナはオトの子だからコオトと呼んでいるし、わたしはマリの子が女の子だったらコマリと呼ぶつもりだったのがオスだったのでコタロウと呼んでいる。オトはオットー、イタリア語の8。つまり日本名ハチと呼ぶべきか。じゃあ、ハチの子はキュー? いっそのことテンちゃんにしようか、など考慮中。

投稿者 Blue Wind : February 3, 2006 11:44 PM | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?