January 30, 2006

犬は大変

ラブラドール10匹か・・・遠い目。
まだ生まれたばかりだというのに、保健所。月曜日には殺されてしまう。(さっき、記事で読みました・・)

義理の姉のところは2匹でもクレームが発生し、とうとうマンションから引っ越した。長年住んだところで、ほかに住みたくないような話をしていたというのに世の中は難しい。姑さんは犬のために引っ越すなんてあほやと言っていたが、人それぞれ。オスはエレベータにおしっこしてしまうし、家の中だけではストレスがたまるので散歩にも行かなければならないし、赤ちゃんの頃から育てているわけだから・・・

でも、ラブラドールはおとなしいけど大きいので、姑さんなんかは苦手で、行くと部屋から出られないとこぼしていた。まあ、姑さんより大きいから、あれがジャレてきて転んで骨折、ということも充分考えられる年齢だから、なおさらなのかも。

マリが妊娠し、2匹くらいまでなら育てられるかなぁ・・・と思って心配していたらひとりっこなのでホッとしたのも事実。あと1匹増えるくらい、どーとでもなる。まあ、それでも小型犬だから一度にたくさん(10匹とか?)生まれるほうがめずらしいし、たくさん生まれてもこのところ雑誌でミニチュア・ピンシャが紹介されたせいかペットショップでもすぐに売れているようなので、里親も探しやすいかも、と思う。(甘いかな)

でもね、わたしが子どもの頃は捨て犬や捨て猫が結構いて、大抵はダンボールの中に入っていたり、飼い主が里親が見つかるまで餌を運んでいたり、みんなで餌を持って行ったり、好きな人が家に連れて帰ったり、そんなに大騒ぎするようなことでもなかったと思う。

いつからだろう・・・狂犬病のことや保健所のことや、いつのまにか世の中から野良犬や野良猫の姿が減っていったのは。もう思い出せない。

子どもってすぐ拾って帰るからね・・・わたしにも何度か記憶にある。大抵は、母に叱られる。金魚や小鳥を飼っていたせいもあるだろうけど、拾って帰ると母に捨てて来なさいと叱られる。ムッとしてそのままもとの場所に返しに行くと、しばらくしてその猫が友達の家にいたり・・・

犬は大変。生まれたらワクチンを3回摂取して、保健所に行って許可証を貰い、犬監察の札を首輪にしていないと迷子になったとき大変なことになる。普段、そんなものをしていないから脱走したら大騒ぎ。マリは小さかったから少しの隙間でも柵を抜けてしまう。オトは通れないのに。

ある日マリを探していたら、通りがかった人が隣の家の庭に入って行ったと教えてくれたので見たら、ちゃっかり遊んでいる。呼んだら戻ってくるだけオトよりマシか。オトはおバカだからおしっこをかけている瞬間を狙い捕獲。近頃ではマリが脱走するとオトがうれしそうな顔をしてわたしのほうを眺めるので、すぐにわかる。マリを呼ぶと叱られると思ってまた走って庭に戻る。

う〜む・・・・彼らにとっては脱走は遊びなのかもしれないが、こちらとしては気が気でない。世間知らずの2匹の小犬。

初代マリアがすぐに亡くなってしまったので、そういうトラウマがあるのかも。が、しかし、3匹が限界だなぁ・・・さすがに。
ラブラドール10匹か。
保健所も少しは考えて里親を探す努力をするとかさ・・・あるいは飼い主が探しているかもしれないし・・・
そのために監察の札があるんだろうけど、それにしても冬の寒い中、捨て子をするとは。
が、しかし、昔だったら親切な人が必ずいたものだが、今はクレームのほうが心配な世の中。犬は大変。

投稿者 Blue Wind : January 30, 2006 03:38 AM | トラックバック
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