December 11, 2005

それでもやりたいのだから・・・仕方がない。

明日でアメブロガーになってまる1年が経つ。単なる発作でつくり、わたしくらいあちこちジャンルを移動しているブロガーもめずらしいような気がしている。ジャンルの決定もそのときの気の向くまま。

アントレプレナーは起業家のためのカテゴリーらしい。もしかすると自分のブログの趣旨とはまるで方向性が違うようでありながら、わりにマイペースなところらしく、案外、居心地はよい。要するに、近隣をまるで気にせず暮らしていける場所のようなもので、そういうのが苦手な人もいれば、そういうところのほうが気楽でいいという人もいる、というだけのことで、わたし自身は周囲をまるで気にしない性格だから、放っておいてくれるようなこのダラダラとした自由な空気がこのジャンルの良さでもある。

開業に関してはまたふりだしに戻り、土地探しから始めている。
家を建てるのとは違う。

不動産屋さんが、「独立したい人は収入が半分になってもやりたいんですからね」と言う。投資というのはそういうもの。大抵は40代にもなると生活もできあがっているし、悪くないサラリーを貰うようになっているせいか、逆に冒険をしなくなる。

念のため、その話をダンナにしてみる。年収が半分になってもやりたいのかどうか。
愚かな質問だとは思ったけど、それでもやりたいのだから仕方がない。
逆に、わたしのほうがどうなのか問われたが、わたしとしてはそうやって言われるとますます開業するしかないような気がしてしまう。理由は、おもしろいから。

そうだな・・・
いろいろ父が言っていた意味が次第に理解できるようになる。父の場合は、半分どころか最初は雀の涙。赤字のところの経営を引き継ぐというのはそういうことで、それでもやってみたい仕事だったのだろう。わたしはまだ今の娘くらいの年頃で詳しいことはまるで知らない。

神戸の震災で家が焼けた後、家が建つまでの間、自分で仮設住宅を買って(供給されたものではない)、おじいさん(義父)が開業し始めたとき、何もそんなに無理してまで働くこともないのにと思った。それこそもったいないというか、何も働く必要などないのではないか、というか。すでに充分に高齢だし、しかもその後すぐに癌が見つかっている。むしろ何もしないでいてくれたほうが家族にはありがたかったかもしれない。

が、しかし・・・・
昔の人は強いというか、それでも自分がやりたかったのだから仕方がない。

そんなことをいろいろ考えながら、明日は娘の試験でもある。
木曜日くらいから風邪が酷くなり、入試まで学校を休ませようと思ったけど、娘が家庭科の宿題があるから学校へ行かなければならないと言う。愚かだと思ったけど、送って行く。案の定、今日の朝は微熱。やばいと思ったけど、本人が明日は面接があるのでお風呂に入りたいというので、昼過ぎに風呂。これも愚かだと思ったけど、本人が言うのだから仕方がない。そこを無理にこきたないまま送り出せば、気分がすっきりしないので試験のノリも悪くなると思ったから。それならば、落ちても風邪のせいにできるので、あっさり風呂を沸かした。

その後、不思議なことに娘の熱が下がる。
やっぱ、気分の問題なんだろうか。

それからおもむろに娘に何を着て行くのか問う。
おばあちゃんが送ってきてくれた服、と言うから油断していたら、どうもスカートの丈が短すぎる気がする。あっという間に成長しているせいか、いつの間にか足のサイズもわたしより大きくなっているし、ちょっと試験の面接には向かない気がした。3ヶ月前ならちょうどよかったのだけど・・・

そこで仕方がないので、わたしの古い服を取り出し、娘に着せた。娘には大きいのではないかと思ったら逆にスカートがきついというので、少しホックの位置をずらした。わたしより細いように思っていたら・・・いつの間に。

まあ、ありあわせのものでカバー。

投稿者 Blue Wind : December 11, 2005 12:02 AM | トラックバック
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