風の名を知らない陽射しまばゆけれゆらゆら稲穂ガードレールと 森の木の立ちならびたる大通り走りぬければ風は吹きぬく 茜色森の向こうに落ちる陽が大地を染める白い夕空
ゴムバンド伸ばしたようなあらくさの根をつまみ切る。ぷっつんと切る。 つまんでは伸ばしてぷっつんあらくさの根の張るほうへ屈みこむ夏 おぼろ月マンションの横浮んでる、綺麗だよって吾子は言うけど・・
広広と風が広がる大空にうっすら浮ぶ筑波のかたち 風は吹く、いつまでも空泳ぐ雲茜に染めていつしか家路。