March 12, 2005

【短歌】 光あれ夕暮れのみち光あれ影踏みあるく夕暮れの吾

光に背く人々がいる。
彼らは光の道を認めず
光の射すところにとどまろうとしない。(ヨブ記 24. 13)


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光あれ夕暮れのみち光あれ影踏みあるく夕暮れの吾
そのみちは闇へとつづく夕まぐれながながと影吸い込まれゆく
紫の闇おとづるるマウイなら鯨のように世界をめぐる

まぶしき陽背にうけながらてくてくと春めいたみちクロッカス咲く
てらてらと光っていてもクロッカス盗まれたよと朝からぼやき
切り口の刃物のようなクロッカス闇から朝へ花泥棒来る

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どうやら花泥棒がいるらしい・・・
「クロッカス盗まれちゃったの〜!」と朝から鼻にかかった声。
こりゃ大事件だ、コンビニ強盗の次に・・・

投稿者 Blue Wind : March 12, 2005 10:55 AM | トラックバック
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