December 18, 2004

ふゆの朝突然光る東雲につながれた部屋ながいながい陽

生(あ)るように光の朝はやってくる そのうらがわで光待つ人
うらがわに生(あ)る世界には死人の絶える間もなくうらはらな愛
やんわりとしずかな炎燃えゆけばキャンドル・ライト光の輪いづ
ふゆの朝突然光る東雲につながれた部屋ながいながい陽
ふゆの陽はまぶしいだけで寒空に低くゆがんだ木の葉ゆらるる
待ちぼうけいろどりの夜いろどりの灯火だけが煌々と道
やんわりと冷えたポケット手ざわりが布の向こうのわたしの肉体
てのひらにわたしの気配みゃくみゃくとほっぺの上に冬のおとづれ
透明のステンドグラスそとのいろひとつの空き地みっつにわける
わたしってなんだか歩くスピードが速い気がする ステンドグラス

詩編 100. 1-5

たまゆらの小鳥の声の囁きはわれをつついて、朝・朝・朝。と
そんなにもつつかなくても窓のそと透かすカーテンえがく朝庭
植木鉢ころがったまま12月 風にもマケズ雨にもマケズ
ローソンの青い光はひっそりとクルマの屋根を染めて 暗がり
脳天気気象情報曇りのち晴れではないかと疑っている

点滴を外してマリは暴れてる おらおらそこの檻から出せよ!
ジェイラーになったみたいなマリちゃんの罪は重いよ、心配税さ。
檻の中ふふふのほほほ悪い子はしばらくねんね。白血球減る。
大掃除するはずもないクリスマスあっというまにタイムリミット
爆弾を抱えたような大晦日過ぎてしまえば寝て過ごす朝
なんだかなーなんでしょうかとお正月 学生のない冬はうれしい

ドタドタと足音がする ヘタヘタと足音がする あゝ朝なんだ

おめでとう、今日もどうやら無事に朝迎えたみたい、うるさいテレビ。

ホセア書 9. 14

テレビ、うるさい。

これがあるからなぁ・・・早起きは時間制限。

投稿者 Blue Wind : December 18, 2004 07:09 AM | トラックバック
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