November 25, 2004

エゼキエル書 28. 11-19

  主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、ティルスの王に対して嘆きの歌をうたい、彼に言いなさい。
  主なる神はこう言われる。
  お前はあるべき姿を印章としたものであり
  知恵に満ち、美しさの極みである。
  お前は神の園であるエデンにいた。
  あらゆる宝石がお前を包んでいた。
  ルビー、黄玉、紫水晶
  かんらん石、縞めのう、碧玉
  サファイア、ざくろ石、エメラルド。
  それらは金で作られた留め金で
  お前に着けられていた。
  それらはお前が創造された日に整えられた。
  わたしはお前を
      翼を広げてケルプとして造った。
  お前は神の聖なる山にいて
  火の石の間を歩いていた。
  お前が創造された日から
  お前の歩みは無垢であったが
  ついに不正がお前の中に
      見いだされるようになった。
  お前の取り引きが盛んになると
  お前の中に不法が満ち
  罪を犯すようになった。
  そこで、わたしはお前を神の山から追い出し
  翼で覆うケルプであるお前を
  火の石の間から滅ぼした。
  お前の心は美しさのゆえに高慢となり
  栄華のゆえに知恵を堕落させた。
  わたしはお前を地の上に投げ落とし
  王たちの前で見せ物とした。
  お前は悪行を重ね、不正な取り引きを行って
  自分の聖所を汚した。
  それゆえ、わたしはお前の中から火を出させ
  わたしは見ている者すべての前で
  お前を地上の灰にした。
  諸国の民のなかで、お前を知っていた者は皆
  お前のゆえにぼう然とする。
  お前は人々に恐怖を引き起こし
  とこしえに消え失せる。」

投稿者 Blue Wind : November 25, 2004 11:21 AM | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?