くるりんとホップステップダンスしてピザの通りで踊れる子あり
うららかにのびやかにして帰り道嫌いなやつが家まで来たぞ
まほちゃんが好きなんですと父に言う小学生の男の子とは・・
すまし顔男子嫌いという吾子はオトくん蹴って遊んでおりし
韓国へ見合いしに行くテレビみしあれなら分かるとひとりごちても
男子校いつのまにやら共学に変わっていると学校を見る
女子大で受講可能と大学もいろとりどりに変わり果つるか
共学がお嬢さま校と言われてる不思議な言葉皆が話せり
マルコによる福音書 13. 1-2 神殿の崩壊を予告する
わが母を夫が診し時代姑に気をつかいしも娘のそばに
ひとりごに先立たれても婿がみる親の世話かな裏庭をみし
ひっそりと妻を送りし裏の家しづしづとして喪は明けてゆく
兵力が不足してたとアメリカの戯言ひびく自爆テロかな
司令部をなんで日本に持ってくる憂鬱な秋の勘違いかな
アメリカはもう要らないと将軍がなんで語るか北の国かな
シナゴーグコーランの声バチカンか見知らぬ国のとこしえにある
エレミヤ書 52. 12-23
青銅の持ち去られてはいかにせん海はまことに青青として
青銅の持ち去られてはいかにせんざくろの木には赤い実の生る
光の子うららかにしてのびやかに光の世界生きてゆかめと
秋の日の春の準備に追われては雨降り空を憂鬱にながむ
ちっぽけなわが世界かなひろびろと空はひろがり雨を降らせり
自爆テロ思ってみても悲しけれ球根植えて春を待つらむ
国連の何のためにぞあるものと拒否権つかう大国ありき
自爆テロキレる子抱え学校は危険地帯と呼ぶ者のあり
日本国我慢してるかアメリカに吾子の世代はおそろしきかな
大リーグ日本球団つぶしては竹の子のごとリーグを待ちつ
のんびりと敷島の風吹きたれば今は昔とことほぎ詠う
未来には知らぬ子ありとうつろえば過去にも知らぬ人らのおりし
隣家の木とうとう倒れてしまったと嘆けば東明るく光る
ネヘミヤ記 9. 10-11
なるようになるしかないさ地響きのくりかえしつつすぎゆくを待つ
地を揺する声さえかなし秋の日は嵐も過ぎぬ光待つ空
とどまれと尾花の揺れる野原には地響きむなし風はゆきすぎ
地球上いづこへ逃げる闇のなか日はとどまりし海はひろがり
詩編 62. 12-13
投稿者 Blue Wind : October 11, 2004 12:01 PM | トラックバック