October 08, 2004

わがこころ鏡のごとくながむれば世のうつろいのうつるがごとし

わがこころ鏡のごとくながむれば世のうつろいのうつるがごとし
すこしずつつかれはつると虫の音はつかれもしらず秋をかなでり
彼方へとゆくすえはるか彼方へと空気のような風をおもいし
あれこれとおもいいづるをたのしめば咎のなきことおもいだしたり
さやさやと秋の風吹く頃なればゆるやかな陽はあかあかと落つ
陽はのぼり陽は落ちゆかば冬の陽のカーブ・ミラー眩しく光る
深まりし秋の気配はみどりいろいまひとときにあらしを待ちつ
エレベーター止まりし神戸三日間なにごともなくすぎゆくものの
あれこれと説明するもかったるい震度5なれどなにごともなく
ひとごころ深き眠りにつきたればなにごともなく揺れはすぎゆき
新聞よおおげさな記事載せたのかあな迷惑なおおげさな秋
あらしさえ人のいのちをうばうのとさわいでみても花は息づき
ピンセットひろうがごとくこころにはガラスの破片ちらばるものか

詩編 22. 28-32

本当はどうでもいいと思ってるあれにこれにとややこしきこと
からころと大きな庭の生簀には鯉のおよぐも海原のまえ
池のうえ歩く先には海原の広がりゆくもうつつのかたち
じゃまな池あるきにくいとおもうだけふかきおもいのかたちわするる
からころと生簀の鯉かわたくしは海はひろがるプールのむこう
浜辺にはみつあみおばさん昼寝する青青い空紺碧の海
荒海は渦潮あるよと言うよりもみつあみおばさん昼寝しており

マタイによる福音書 24. 3-14 終末の徴

危ないって言うと、わざわざ行く人いるのよね・・・

預言者もメシアもいないその国は聖なる山のたたずむばかり
楽園をひかりの海にもとむれば悪魔の棲家と海をおそれり
荒波の鮫さえおよぐ海なれば木の葉のように船はゆられし
美しき波にまもられ楽園はいにしえのままいまをことほぎ
あらあらと時代の波のうつろえばテロの爆弾おそるる島か
すこしずつ地球は狭く危険地帯ひねもすはすぎ塾通いかな
日本の子勉強ばかりしていると思ってみても隣に負ける
資源さえ持たない国というけれど天然水の空から満つる
ユダヤ人聖書一つでつなぎたる永き月日に資源の無くも
分布図を眺めるようにあわせれば平和の園をドットにもとむ

エレミヤ書 20. 7-18 エレミヤの告白

秋の夜に虫の音響く国なれど平和の国をいづこにもとむ

投稿者 Blue Wind : October 8, 2004 04:52 AM | トラックバック
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