September 26, 2004

遠かりし日日過ぎゆかば秋の日は時間の消えた曇り空かな

日本人なら一日一首。しゃきっ。

うつらうつら退屈な雨降りやまぬ蒸しさむき日は秋というなり
温泉をプールにしても曇り空つくばの山の青青とあり
レトロだなぁレトロな歌を詠んでいる退屈な日も今日という日か
六年生隣家に住んで受験生同じクラスで会話もひさし
曇り空のどかな子らの向こうには飽和したよな未来が待つよ
甲子園飽きてしまったドラフトはリストラかけて選手働く
運動会のんびりながむあの人はオリンピックのメダリストかな
遠かりし日日過ぎゆかば秋の日は時間の消えた曇り空かな

マルコによる福音書 9. 20-24

子の未来夢があるよなないような描き模様のかすれるままに
めざすものゆくゆく春はめぐりくる花咲くまではそしてゆく春
淡々と子らの減りゆく世界にはめぐる季節もめまぐるしけれ
2万首を詠み込むまではなんとなく時間つぶしといいわけしつつ
CGIうすらぼんやり眺めてはタイムラップを気にするように
老いゆかば褒められるよなひねもすを何故にめざすかかすみたる日日

エレミヤ書 5. 4-6

そうなんだよなぁ・・・・あれは嘘だ。おとなになればおとなになるというのは。加齢したからといって何も変わらない。なお悪い。

エゴイズム眺めてひさしババイズム加齢はすすみ近くなる年
じわじわと世代交代近づけばわがまま言うもお互いさまか
子どもならなだめすかして叱っても明日はけろりと忘れてるのに
子は素直明日咲く花のあるように今は蕾のここちするかな

なんで年寄りってあんなにわがままなんざんしょ。昔はそれほどでもなかった人までわがままになる。わからん・・・ふたりにひとりが年寄りの世の中になりますからね・・・ゆるされないのです。あきらめよう。

死んだってお互いさまと葬式は失礼するも儀礼となりし
病なりわたしもなのよと年寄りはひとり通いぬバス乗りてゆく
またひとり来なくなったとコーラスは死んだとおもいつどいあう場所
子の無事を確認しては孫の服競い合っては買いもとめたり

ハバクク書 3. 17-18

年寄りの値打ちか。

投稿者 Blue Wind : September 26, 2004 05:47 PM | トラックバック
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