July 24, 2004

軽やかに街並みになるわたくしは垣根のように人にならえり

みかんの木瞬時に枯れた暑き夏憐れみもないバックホーンよ
梨の木の農家に並ぶ筑波嶺は気楽に植えて気楽にそだつ
分布図を眺めゐるより庭の本イメージの中広がりそだつ
子育てに親の世話さえつまらない人生というたいくつないま
あれこれと忙しいまま働けば金は出る出る子らに家にと
あれこれとひまなわたしはあれこれと動かされては停滞してる
かったるいひねもすはゆき夏は来る。サンダル履いてイタリアへゆく。
冷房車乗って涼しき夏の日を想い出しては荷物的人
与われて生きてみようよ夏の日の暑さもいまは蝉の声する

ローマの信徒への手紙 15. 18-21

資産価値さがりゆけども都会には老いたる親の住みつづくらし
細々と子らの減りゆく都会には昔ながらの年寄りが住み
公園に子らの遊べる街並みはつながりゆかむ人らの暮らし
少しずつバランス狂う敷島はいにしえにして今をむかえり
軽やかに街並みになるわたくしは垣根のように人にならえり
衰弱すよわきこころは浦のよう水はたたえり意味なき風車
たいくつをたいくつとしる人生はいくとせすぎていまをすごせり
くるくるとうつろいゆかばひとかわるいくとせつちはよこたわりたる
生きること必死におもう人の目に広告塔のめまぐるしき日

すりきれたファンベルトのよう。

マタイによる福音書 16. 1-4 人々はしるしを欲しがる

あんたたちのつくった社会が気に入らない、ってことなんだろう。窮屈で窒息しそうな社会。かといって出口もない。逃げるしかなく逃げる道が見つからない。田舎的人付き合いや姻戚関係のややこしさを考えると中央集権。中央集権的荷物的人の集合体を考えると地方。年功序列の少子化社会なんて最悪。年金、託児所、少子化社会。茶髪、金髪でも足りないだろうな。オトは黒。よかった。

投稿者 Blue Wind : July 24, 2004 03:22 AM | トラックバック
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