June 20, 2004

パラッツォをおいかけゆけとドゥオーモは目立ちた街のチェントロにあり。

バジリカ、チェントロ、ドゥオーモ、だけ覚えておけば迷子にならないことに気が付く。教会の場所だけ覚えておけば、地図が読める。なんてわかりやすいのだろう。ペルージャ空港を降りたら、そこからフィレンツェ、チンクエテッレ方面。そしてまたペルージャへ。ローマの遺跡ツアー。
それにしても、古代、霊性、ルネッサンス。ルネッサンスの先には軍港があるのです。やれやれ・・・
今話題のチンクエテッレ。何にもない。宿を検索しても山の上や周辺の軍港からのほうが入りやすいし、土地が狭いからプールもない。第一、無いのよ、そういう受け皿が。これだけ話題になっているのに。ひなびた漁村から軍艦や豪華客船を眺めるのが癒しなのかも・・・
普通だったらこの辺からならミラノから帰ったらよいのに、ペルージャに迎えに戻らなければならない。そこからまたローマへ行ってペルージャへ戻る。ペルージャ往復というのは、すんごくややこしい。
キーワード、パラッツォ。ドゥオーモのあるところにはパラッツォがある。でも何もないところもある。どーしよ・・・

マルコによる福音書 15. 6-15 死刑の判決を受ける

ああ、これ、昔からすごく不思議だった話だ。わたしはね、ピラトが悪人だと思っていた。が、しかし・・・考えてみたら、ピラトにとってはジーザスが何者であっても値打ちないから・・・
ユダヤ人にとっては大問題。彼がメシアかどうかは彼らにとっては大問題。怒り・・か。

十字架の栄光をみて悲しみは桜ちりゆくイースター思う
はらはらと桜前線のぼりゆく北の季節はすぎゆくばかり
パラッツォをおいかけゆけとドゥオーモは目立ちた街のチェントロにあり。

ユダヤ人の王が誰になろうとピラトに何の関係があるというのだろう。いくら説明してもわかるわけないだろうに。そこなんだな・・・決まりどうりにやっただけ。

たしかに軍港とチンクエテッレみたいなものかも。村長が誰になろうと関係ないよなぁ・・・土地がないから開発もできない世界文化遺産。しかも夏場だけ。ちょっと行けばポルトフィーノ、モンテカルロ、ニース。

なんてローカルな話なんだろう。毎日決まりどうりに犯罪者が連れて来られて話を聞く。いわば日課のうちの一つ。しかも、ローカルな話。

ローマがあったから世界宗教なのかも。よーわからんわ。やること派手だから・・・いや、あれもギリシャの影響。これみよがしに聖人の彫刻が並んでいる。あれではまるで軍人ではないだろうか。発想が軍人なんだな。ジーザスが隊長で、使徒は武勲をたてた勇者。なんか素直というか、わかりやすいというか・・・遺跡とバチカン。見たまんま。あるものしかない。ないものはない。なんてわかりやすいのだろう。もともとは地味な国だったのかも。アートなんて興味ないだろう、世界戦略に忙しいし、軍人は壊すのが仕事だからね。つくっても壊れると思ったら質素なものさ。表現力。形のないものを形にしないと気がすまない。そこまでの執着心が自分にあるとは思えない。まったく逆。中から外ではなく、外から中。

列王記下 8. 7-15 ダマスコでのエリシャの預言

パラッツォとドゥオーモのペアでババ抜きしたら、軍港とチンクエテッレがのこる。

投稿者 Blue Wind : June 20, 2004 01:46 AM | トラックバック
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