April 29, 2004

いのちある木々も花も揺らるるもいのちなきもの頑固にぞ立つ

初めから終わりまであるというのなら地球というわれらの星か
裁きの日座したる神は太陽のまばゆき光地球に刺す
神の愛あれにこれにと与われてまばゆき光だれにぞかえさん
地球儀をぼんやりながむ暑き日は終わりて嵐吹きすさぶ春
いのちある木々も花も揺らるるもいのちなきもの頑固にぞ立つ
空気とは幾重にもいる人の息人一人いて空気は変わる
いつくしみて咲く花の息気づかぬも風に揺られていづこへゆかむ
人の子は地球より生まれいづ聖霊のごと木々うるわしめ

教会で賛美歌歌う下の席遠慮がちにも周り気にして
笑い声高らか響く廊下には話し声さえ和音となりし
子ども時代礼拝行ったおじさんは恥ずかしげにも隠し通せり

箴言 20. 1-30

わが力誇示しなければ歌なんてあっけらかんと流れゆくなり
藤の花狂えるように揺れていた大風の中先を急げり
歌だからダメなのかもと思いつつその思いすら高みにありき
タンポポの綿毛に変わる嵐の日わた帽子のままなぜか揺れてる
反戦もイラク派兵も諍いを好まないゆえ行われてる
靄の中真実さえもくもり風黒い雲雲先を急ぐ日
皮肉にも嵐の日には風の中歌は舞い出づ珈琲倶楽部
カタコトとけたたましくも風の音消えてゆくなり人の声して

投稿者 Blue Wind : April 29, 2004 05:39 PM | トラックバック
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