April 24, 2004

行き止まりバイク乗りたちやって来る祭りのやうな月と夕陽よ

参観日時間まちがえ給食を食べてる子らをのんびりながむ
定期券持たなくなって時間割まちがえすすむ自分の年も
太陽が照りつづく日はぐったりと地球もやすむわたしもやすむ
癒しなき聖書の世界さまよえば乖離する世のうすやみを見る
庭の中種缶蒔いて気が付けばピンクの小花散らし咲く春
青缶も蒔いたと思う春の日は桔梗のような小花も咲けり
”カーペット”という名を持つ種蒔けば気まぐれな花おとづるるまま

ペトロの手紙 一 3. 9-17

風のみちうねうねとして空のみちあの雲さえも静かにすすむ
太陽を遮るような白雲に救われる日も風まかせかな
あの空にぽっかり穴があくことも今ならわかる陽は輝けり
陽がなくば生きるもかたく陽のおわり儚くもまた地球は止まる
島かげはあっという間に黒雲に消えてしまったスコールの海
舟はゆく黒海の中黒雲をかきわけすすむ青空の島
あの空とこの空まではスコールのご機嫌しだい舟は揺らるる
モンスーン荒れ空の西澄み渡る静かな浜辺東の岸よ
ちっぽけな島を旅する浜辺にはいろんな波といろんな空と
気まぐれな雲は流るる空のうえ灼熱の中椰子はたたずみ
太陽のとおりみちには島かげの幾多に浮かぶちっぽけなかげ
行き止まりバイク乗りたちやって来る祭りのやうな月と夕陽よ
岬には白い半月浮かんではのんびり沈む夕陽をながむ
海風にタイの演歌のかきけさる若者たちと旅人たちと

ケープパンワだと月と夕陽が同時。
夕陽が映るほどの月。
自転が止まる地球。
おそろしいほど美しい日かもしれない。
何を考えているんだか・・・
雲さえも風まかせ。スコールを経験すると、あっという間だもの。気まぐれな空。
今まで嵐だと思っていたら、ちょっと海の上を走ると晴れ渡るビーチ。何事もなかったかのようだし、実際に、何もなかったのかも。
アジアは美しい。

エゼキエル書 28. 11-19

プーケットの歌みたい。あの島の歴史そのものだ。なんで、あんなちっぽけな島に世界中から集まるんだろう。かくいうあたしもその一人か。なんか、救われるな。「赤い月」の噂でもたったら、世界中から誰かがやって来るだろう。壮絶な美しさ。癒される。
なんか、そっちのほうがまともな気がしてしまうんだよね。ひねてるのかな、やはり。

投稿者 Blue Wind : April 24, 2004 10:31 AM | トラックバック
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