April 17, 2004

退廃に明け暮れたれば夕闇の青き窓辺の美しきかな

退廃に明け暮れたれば夕闇の青き窓辺の美しきかな
点滅のくりかえされし森のむこうランプは飾る針葉樹かな
ひといきをふたいきにもして夕暮れは青青として光だにゆれ
夕闇の静かなときはいろどりを青く深めり木の葉ふるふる

ヨハネによる福音書 6. 60-71 永遠の命の言葉

みことばをこゆびいっぽんひっかけてかみくだいてはしんしんとよむ

権威とはゆるがぬ松の梢にも似たりゆるがせと言葉すくなに
みことばは海の滴の一滴あらば海さえ涙の味する
深遠にとこしえに海輝けば天上のごと深々とする
顕微鏡のぞくがごとくみことばをのぞいてみれば深遠の淵
深遠の頂の上崖からは永遠という命・命に

ヨハネの福音書 6. 1-15 五千人に食べ物を与える

神の愛オンパレードに取り出せばななしの花にとんぼに虹よ
自己中と言われてむなし幸福はぶどうの季節一粒の実に
巨視的になにもしないと言われても顕微鏡にてながむる聖書

使徒言行録 19. 21-40 エフェソでの騒動

あれも美談これも美談とかつぎあげありがたがって利益をまもる
美談なる偶像はまた偶像のともしびの中毒を浴びゆく
医者責めて骨髄バンク否定する憐れなるかな憐れみもうせ
拉致事件解決すれば家族には嫌がらせする世論なるかな
美しき夕暮れはまた青闇に暮るるもライト道路を走る
青闇のまぶしきライト対向車走るに邪魔と互いをおもう
青闇は立ち止まりては美しき窓辺に光る森はたたずみ
ひねもすを歌でも詠んで吾子は絵を公園さんぽに飛び跳ねる犬

コリントの信徒への手紙 2. 6-16 神の霊による啓示

投稿者 Blue Wind : April 17, 2004 12:29 PM | トラックバック
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