April 09, 2004

とことことてんとう虫の歩みだすあまりに小さなおさなきいのち

とことことてんとう虫の歩みだすあまりに小さなおさなきいのち
もう初夏の準備をしてる春の陽はちいさないのち大きな葉陰

ローマの信徒への手紙 1. 16-17 福音の力

復興の支援のつづくイラクには闇にまつわる炎舞い立つ
すっきりとしない気持ちの落とし穴埋めても寄するシャベルの音よ
飛び立てば新天地などひらけゆく残され人の叫びはつづく
ボイコットしてもされても苛立ちは対立しせし人を残せり
故郷など持たない吾は旅人よ風は遥かに希望へ向かう

エゼキエル書 44. 10-12

ネオ・アジア輝く大地空のあお地に百合の咲く四季麗しく
モロゾフの箱の裏にも隠れたるてんとう虫も育ち急ぎぬ
ちっぽけな庭には庭の生態系季節はめぐり今はまだ春
アメリカの忘れた頃にはアフガンに人は戻りぬ彼らの国よ
文明に慣れてしまったわがみには生きることさえ難きに思う
万葉の時代はかすれ紅葉葉は山間の里息づくままに
時計など眺めてみてもおとづれる月日は過ぎゆ地球は回る
諦めよう。ロケットながむ暮らしにはいやなら空が吾を待ちたる
行く空か祈る空かと幻は夢見る人を超現実へ

イザヤ書 30. 15-17

安らかに信頼してる人々の超現実は太古を超える
浮遊へと起き上がりたる魂は御園の楽の永久につづきぬ
今が夢仮の身たれば神の国鏡の中で何を見つめぬ
砕け散る星のさだめを流星にたとえてみても家には落ちぬ
いずこから来たかも知らぬ旅人はいずこへ帰る右手・左手
シンメトリー調和の園とみつめればわれらは二重鏡は映る

歴代誌上 5. 1-41

投稿者 Blue Wind : April 9, 2004 12:48 AM | トラックバック
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