怨念のからみつきたる枯れ尾花春の楽にはまだ遠かりき
こころには剣の刺さるマリア像わが痛みとて憐れとぞ思う
真実を鏡のようにうつしだす陽炎のごと剣は舞へり
マルコによる福音書 9. 38-41 逆らわない者は味方
この春もまた嫌がらせ明日もまたつづきぬ春は不気味な尾花
あなたには感謝の気持ちはありません。表裏の中の多重人格
悪霊とあっさり語る聖書かな今は病と呼ぶがせつなき
知識などなくば腹立ち消えるやも病の人らつどえるむなし
リハビリにネットをつかう人たちの希望もむなし鏡は映す
囲いして一人でうたを詠むことぞ救われるかな見もしなければ
斉藤茂吉も変わり者だったし・・・諦めるか。
詩篇 33. 12-15
詠みうたをわけるがごとく人心淡々としてうたに詠みわけ
数値などながむるように歌の中響ける声を歌論にしたる
淡々と電子文字などながめては響ける声を事例とながむ
ダニエル書 5. 13-16
身延山から山梨へ
うら富士の浮かび上がるぞ湖水には紫色の闇のおとづる