March 15, 2004

誰だってしあわせもとむ愛もとむケンタウロスは夢のなか住む

誰だってしあわせもとむ愛もとむケンタウロスは夢のなか住む
オリンポス西谷祥子マーガレット 少女マンガ読んでいた日々
歳月は少女漫画の瞳さえ巨大化しては豪華な付録

聖書には張り裂けそうな叫び声木霊するようみことばをうく
冷えかけた春の陽射しはうららかでトワイライトを彩る夕陽
安らぎを求めて聖書ひらけども苦しみのないみことばのなく
メタファーのちりばめられし新約は永久の契りを言の葉にする
世の終わり。どこかどうでもいいような春はおとづる。水仙を待つ

聖書より癒しもとむを諦めた。その時うたはrejoiceを聴く。
世の終わり。春うららかでほがらかで夢見がちなる人らの声する。
幾重にも苦しみばかり書かれたるみことばのない聖書のなくば
あきらめた絶望の果て浮遊するみずのうたごえ光のなかへ
どこまでもおちゆくそこは裏側の地球のうえはそらがひろがり

エレミヤ書 5. 15

投稿者 Blue Wind : March 15, 2004 11:53 PM
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