March 01, 2004

ちぐはぐ感

この題詠マラソンのちぐはぐとした雰囲気・・・
そのように感じているのはあたしだけかもしれないけど、所属を書こうかなーっとか書くのやめよかなーっとかそういうささやかなネットの聖域が破壊されつつある。いきなり猛ダッシュをかける人、それにストップをかける人、あたしのようなどーでもいいと思っている人。イベントだから、それなりにそういう人も出没する。短歌を始めたばかりのビギから、なんとか先生が見たとか見ないとか、そういうことしか思いつかない人まで、それこそいろいろな人たちが集まっているのだろう。要するに、気合が違う。
というわけで、あっちには悪魔の歌を放り込んでしまっている。これって無意識なのよね・・・一種の使い分けかもしれない。オトくんでもおとなしいときもあれば、ぺたぺた歩き回って吠えているときもあるし、次第に精神が乾燥していってしまう。

こう、少しずつ何かを思い出しつつある。もう、すべてを忘れてしまっていた。なぜかといえば、家で子育てをしているだけであり、生活の糧はダンナがてきとーに運んでくる。子煩悩なよい父親でしょう。あたしにも特にこうるさいことも言わないし、お昼に時間があけば、家に戻ってきて、オトくんを抱っこして昼寝している。まだ、体調が本調子ではないのかもしれないし、そういうことは何も言わないからわからない。

神父さんのお母さんの写真を見て、なにを癒されているのだろう・・・あたし。亡くなってまだ誰かにご奉仕している。その誰かのうちの一人があたしだろうな。アングラ汚染というわけではないけれど、次第に精神がドライになっていってしまう。それをかろうじて小指一本引っ掛けて留まる。結社誌へ投稿するより、婦人雑誌へ、か。その気持ちはわかるのだけど、今は短歌は流行っていないらしくって、一部の人たちが読むようなものしかない。ヴァン・サン・カンあたりで、短歌のコーナーをつくってくれないかしら・・・ELLEとか。

ネットは今、眼に見えない垣根のようなものがあって、アングラを極端に嫌う人たちと、完璧にアングラ志向の人たちと、中途半端で迷っている人たちとが入り乱れている。それにしても中途半端になってしまったよなぁ・・・一生懸命に歌壇向けの歌を詠むのも退屈だし、それでいておバカなスタンスで詠んでいるとそれはそれで何か言われるらしい。直接言われているわけではないけれど。
どこかにあたし向きの歌の世界がないかしらん?

投稿者 Blue Wind : March 1, 2004 01:07 PM
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