このサイトは、短歌と心理学エッセイのお部屋です

或る日突然、モリ・カンテを聴きながら発作的にサイトをつくってしまいました。 シンプルに自分の書きたいことを書きたいという理由だけでつくったサイトです。
バーチャルな世界でのヤリトリの中で、偶然に導かれるように短歌を詠み始め、長い間研究していた心理学という分野をベースに、 バーチャル・リアリティという仮想空間に描かれる複雑でユニークな人間関係に翻弄されるようにそれらをネタにして書き殴り続 けたと言っても過言ではありません。
短歌ですら、或る意味においてはその手の類かもしれません。

ネットはリアルかバーチャルか?

ということでいろいろ考えたんですけど・・・
ネット人格とかネット妄想などという言葉を聞きますが、実際にはどこにもバーチャルな世界など存在していないに等しい・・・つまりこの箱の世界で苦しんでいる人たちは実際にリアルな生活においても同じ苦しみを持ちながら生きていることが多く、 それらが仮想空間の中で暴れているに過ぎないわけです。

バーチャルな世界に描かれた自分という人間は、一体誰なのでしょう? 

不思議なことに自分とは乖離したイメージが一人歩きしてしまう・・・
つまりこの世界に存在している自分が単なるスクリプトであってもかまわない人たちが存在し、それはそれほど珍しい現象では ないわけです。

そのようなことを鬱々しながら考え続け、リアルとバーチャルが混在した人間関係の中で、鬱々とした人たちとお話する際、 それが屁理屈であろうと、スクリプトであろうと、短歌であろうと、つまりいろんな言の葉を通してヤリトリしてきた総集編 として存在しているのがこのサイトかもしれません。

いわばそういうコミュニケーション・ツールとして、この日記は存在していたのかもしれないです・・・
見知らぬ誰かとのコミュニケーション?
単なるスクリプトである自分とお話しに来てくださる人たちのための日記なのかもしれないです・・・

  バーチャル・コミュニケーションとは何か?

ということに興味をお持ちでしたら、 『ネット・ジャンキー』からお読みになると解りやすいかもしれません。
日記は言の葉の散り行く世界ですから、毎日少しずつ思いついたことを書いているにすぎません。それを少し解りやすく、 日記から拾い上げてまとめてあります。もちろん日記からの転載なので漠然とした内容ではありますが・・

恋愛とは、生物学上のリスキーなサバイバル・ゲーム?

『科学的恋愛論』は、 来訪者のリクエストに応える形で書き始めたものですが、恋愛をエソロジカルな側面から語るカール・グラマーの『愛の解剖学』(紀伊国屋書店) をテキストにして、思いついたことをダラダラと書いているだけであって、自分としてはあまり好きなコンテンツではないのかも。
カール・グラマーにいちゃもんをつけようかと思ったんだけど、エネルギーの持続が困難で・・

人間なんていつの時代も変わらない 

『精神の自由』は、数値化された 精神ではなく、もっと自由に個人の内面世界を描きたかっただけ。
心理学と哲学は昔から相性が悪く、運が悪いことに心理学では精神性を数値化し実証しなければらないのです。

そういうまどろっこしいことから解放され、想念世界で描く精神というものは、自分にとってはまさしく自由な世界であり、 まさしく『屁理屈日記』という 名称の意味がここにあると自分では思っているのですが・・(実際にはネットにはびこる誹謗・中傷、パラノイアなど、ネガティブな部分における管理人の観察日記兼ゴミ箱兼グチ吐き場になってしまっているかもしれません。)

  あくまでも、 このサイトのメインは『短歌』です・・・ 

「これは短歌ではないかもしれない」、 「ヘンな短歌」などと言われて発作的に詠み始めただけなんですけど、『NHK歌壇』(2002年5月号)で、伊藤一彦さんの選で佳作とはいえ入選してしまいました。
初投稿初入選ですっかり気をよくしたので、とりあえずこのサイトの管理人は歌人ということで・・

 

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