Internet Junkie

 

荒らしの墓場

ネットジャンキーたちとの格闘ともそろそろ終止符なのかもしれない。
いくら説明しても通じない・・・自分という人間は架空の存在ではないということが。
ネットで何かを実証するのは不可能か?
IPアドレスがないと、個人を特定できないか?
なんかね・・・いかにネットが不毛な世界であるか、そのことだけを考えてもわかるだろう。

オフなんかする必要性がないのよ。
つまり、自分のサイトには自分の作品が並んでいるわけであり、あたしがくだらない串などを使って投稿しないのは、掲示板であろうと、自分のサイトの日記であろうと、書いたものには著作権というものが存在し、なまじか個人が特定されない投稿なんかすれば、著作権自体が消失してしまう可能性がある。

以前、嫌がらせサイトに、てきとーに書いたあたしのカキコが転載されていたことがある。
立派な著作権法違反だ。
あの人たちは、平気で他人の書いたものを転載してしまうらしい。
たしかにウェブは知識や情報の宝庫だから、どこかから検索してきたものを勝手に投稿に利用したりしているだけなのかもしれないし・・・
そういうことをすること自体が、すでにその人の人間性を語ってしまっている。
つまり、人間性を証明しているわけで、すごい実証能力だとネットに対して感じてしまうくらいだ。
どこにもバーチャルなんか存在していない。
だから、いくら知識の飾りを身に着けても、それは単なる仮面であり、飾りであり、その人自身から発信されたものではないことがわかる。
少しでも研究というものに携わったことがある人間ならば、それがどんなにみっともない行為であるのかわかるから・・・そんなことは大抵しない。
つまり、院生だったらしないということを「バーチャル院生」はしてしまう。
だから、何となくヘンだと感じたら、やはりヘンなのね。

というわけで、雑誌には当然実名が載っているけれども、あたしは少しもストーカーを心配していない。
ヘンだ。
サイトだと、実名を書いてはいけないとか、写真を載せてはいけないとか、いろいろ暗黙の了解みたいなものが存在しているらしいけれど、雑誌は全国規模で発行部数などを考えるとうちのサイトのささやかなヒット数なんてまるで問題とならない。
考えてみたら、個人で歌集を出版するより、遥かに値打ちがあることなのかもしれない。
日頃、雑誌を読まないので、そういうことには疎いけど。

趣味でコツコツ短歌を詠んだり、精神ネタをアップしたりしているだけ・・・
たしかに闇の世界なんだけど、それが光の世界へ通じたとたんに、それを言葉で説明する必要性がない。
闇の世界から出られない人たち・・・
荒らしの墓場なのかもしれないな。

(『管理人のぼやき』 2002/05/14より)

 



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