Internet Junkie

 

知識の功罪

----りんちゃんはリアルとバーチャル分けすぎ!
----ネットは単なるコミュニケーション・ツールだ! 
----ネットは神経を使うからやめろ!
----階段上っちまえ! そーすればラクになる

バーチャルな人間関係って一体ナンなのだろう?
道具があるから使う・・・
それだけのことなのに、あちこちで誤解だの荒らしだの相手を傷つけるだの、ややこしくて仕方が無い。
つまりは、単なるコミュニケーション・ツールなのね・・・
人間が集まるところすったもんだするのは当たり前。

自分のネット遍歴を考えると、極めてシンプルなのよね・・・最初は。だって、実名をハンドル名にしていたわけで、ネットというものを知らずに飛び込んだんだから当たり前。メルアドだって、出来れば自分の名前のメルアドをゲットしたいと思うほうがナチュラルではないかしらん?
何となくオフ会に誘われたり、電話で話すようになったり、極めて自然な関わり方をしていたと思う。
それが何故このようにネット不信に陥ってしまったのか?

原因は、他人のネット不倫に巻き込まれたことに端を発している気がする。

ネットなんてものは、単なる井戸端会議の場であり、それ以上でもそれ以下でもなく、それがね・・・だんだん危ない世界が近寄ってくる。
まったく警戒するということを知らなかったし・・・ そーゆーのは一部のマニアが遊んでるだけのことだと思っていたから、それこそ風俗の人が語る『ごくふつーのサラリーマンが如何に危なくて変態か・・・』ということを知らずにいたからダメなのかもしれない。
元婦警のママ友の話に拠ると、それは驚くに値することではないらしい・・・
あの人たちは犯罪者がタダの人だということを熟知しているために、極めてドライな認識しか持っていない。
しかも、ヘンなのよ・・・
ヘンなのは、何もおっさんだけではなく、そこに集ってる人々全般に当てはまっていた気がするところが何ともはや・・・ 中には育児ノイローゼが原因で自殺未遂を繰り返し入院先の病院からネットをしている人もいたし、それこそカウンセリングのお世話になっている人も多かったし、ほんまもんの鬱病の人もいたし、それこそパラノイアもいた・・・ で、そーゆー人たちがパブリックのチャット部屋を占拠していたし、集まってオフ会をしてたりする。
自然に逃げ出す人も多い代わりに、ずっと常連化している人たちも多いし・・・

それ以来、あたしはすっかりネットが気持ち悪くなり、それでいて、何となく今でも続けてしまっている。バーチャルだと割り切っていたから、ちょっとくらいヘンな人だと思っても、実害が発生しない限りどーということもなかったし・・・
それこそ電源をオフにしてしまえば、終わり・・・・

ネットはリアルかバーチャルか?
やはり、或る意味において・・・リアルな世界なのだわ・・・
どーやって誤魔化そうとも、わかる。
そのことに気が付かないから、こちらが妄想に巻き込まれたり、感情的にパニックに陥ったりするけれど、一歩退いて眺めてしまえば、そーいう人たちと接していればごく普通に発生する現象の一つに過ぎない。

それとは別に、近頃、ガイアがかったるくて仕方が無い。
一旦、外へ出てみようかな・・・
「こころのウェブ」というのは、とても運営がムズカシイ。
「こころをつなぐウェブ」とか、癒し系のウェブとなると、ますますムズカシイ気もするし・・・
でも、毎日、情報を発信していくようなサイトは更新が大変で、やっていて面白くない気もするし・・・
やってみないとわからないのだけれど、どこかガイアのリズムを引きずっているためになかなか階段を上れない。

ノーギャラか・・・・・
ほんと、どーしたらいいのか・・・・・・

(『管理人のぼやき』 2002/03/27より)

 



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