Rin's Diary
March, 2003
(No.1)

 

電子文字の世界における自分

at 2003 03/08 16:21

XPにしてからというもの、すごく快調な部分と、なんでこういうことになるのだろう・・という部分があって戸惑うことしきり。
CGIの配布サイトから、DLしようとしたらできない。
普通に何もしないで解凍できる場合もあれば、解凍ソフトがなければ解凍できないものもある。
どうやらDLしても開けないからDLできなかったみたいで、今度は解凍ソフトをインストール。

カウンターをサイトにアップしてみたら、背景が白ではないと画像が滲んでしまったり、透過gifを使っているために雰囲気が違ってみたり、実際に画像を置いて観なければわからない部分がたくさんある。

そんなことをして遊んでいるうちに、またBBSが荒らされる。
今度は、神父さまのIDを勝手に使って投稿している。
これって犯罪ではないだろうか?
犯人にまったく反省するところがないし、自分のサイトにまでそうやって神父さまのIDを使って投稿している。
(そこが明らかに普通ではないのでしょう・・やはり)

メールが届き、サイトへ来訪したら、案の定・・・
アラシ。
そこでうちのページにも、『荒らしとは?』を置くことにしました。

このページをあまり眺めたことはなかったんですが、よく眺めるとちらほら話題になった”別人格”のサイトが存在し、そのサイトまでアラシがつくったサイトだったとすると恐ろしい。
架空の来訪者をつくって、一人でBBSでヤリトリしていたことになる。
いくらネットが匿名性の世界だからといって、あるいはネット人格が俳諧する世界だからといって、ここまでくると大抵の人たちは理解できないです。
あたしにもわからん。

自分がそんなことをしているから、他人のIDを使っても罪の意識がないのでしょう。
いくらそんなIDを使って投稿しても、無駄なんですよね。
普通の人はそういうことはしませんから・・・
明らかに普通ではないから、そういうことをしているだけ。

そんなこんなをしているうちに、zymoさんがアラシ対策に、BBSも日記もサイトごとまとめてアクセス制限しているサイトをつくってしまっている。
たしかに、あたしのようなのろまにサイトのつくり方を伝授するより、慣れた人がつくればちょちょいのちょいだもの。
CGIをアップして、それをカスタマイズして、しかもアクセス制限のタグをそそくさと打ち込むまでにはそれなりに時間が掛かってまどろこしい。

とりあえず、サンプルということなんですけど、『隠れ家』として使わせていただくことにしました。
バリケード付きのウェブサイトで、誰も来なくても更新だけしてると、なんか癒されるのよね・・・
今の自分のレベルでは、そそくさとこういうサイトをつくるのは無理だもの。
転送プログラムをつくるのも無理。

存在証明・・・

つまり、あたしがzymoさんになることは不可能。
その代わり、せっせと短歌を詠めという・・・

そーなのよね・・・
誰かが自分になれそうでなれない。

IPアドレスに名札をつけて歩いているあたしだけど、こうやってパチパチ打っているということが一つの存在証明なんだろうな・・・

雰囲気なのよね・・・
電子文字の世界にも、その人らしさというのがあって、機械が破壊することはできないです。

 

 

メモ

at 2003 03/07 04:41

初日 CGIのアップ方法およびFFFTPの使い方。どーにかカウンターをアップ。
2日目 カウンターの初期値の書き換えに失敗。どういうわけかローカルのファイルを開くとフロントページが起動してしまい、保存ができない。
3日目 BBSをとりあえずアップ。ところがパスワードの設定ができない。
4日目 カスタマイズするか、それとも別のBBSをアップするか迷っている。エディタをDLしようとしたらDLできない。添付ファイルが開かない。(このーXPめー)

メール書いてる時間のほうが多いのよ・・・わからんから。
相対パスと絶対パスの違いがわからない。
絶対パスがURLではないという記述を発見。
用語集が必要か?

でもさ・・・
借りたほうが早いと思うのよ・・・・どーやって考えても。
それでいて、カウンター6つアップして、どれを使おうか迷っていると楽しい。


★要点は、アスキーがテキストでバイナリが画像付きということを理解していなかったということと、属性の数字がわからなかったということ。(755、666、644:ただしほかのサーバで通用するかどうかまでは知らん)

★XPの場合、添付ファイルは、ウィルスの可能性のあるファイルを削除するという設定になっているらしいから、これを解除しないとプログラムの書いてあるファイルは届かない。


※ すぐに消えそうなBBS

記念に・・・

何か役立つ情報があれば、おしえてください。

 

 

知らないからこそ

at 2003 03/05 22:45

このところ更新をさぼっている。
さぼっているというより、普通になったというほうが当たってるかも。
お約束どおり、無事にカウンターはアップできた。



デザインが結局サイトに合わなかったので、画像を取り替えないと・・
(ろっき〜さん、ありがと〜☆)

それでも自分でアップするより、どうやって考えても借りたほうが早いと思うのよ。
それでいて、何となく面白いからやっていた。
自分でプログラムを書けるようになったら、書くことに意義があるような気もする。
少なくても、コツコツ新しい知識を吸収しているうちは面白いからはまる。

インプットとアウトプットのバランスなんだな・・・

CNNニュースを眺めても、このところきな臭い話題ばかりだし・・・
たしかにミサイルが飛んできた日には、明日何があっても不思議はない。
純さんは予算は出せないというけれど、実際、国民一人当たり1万〜2万円くらいの出費で安全が保証されるくらいなら安い買い物のような気がしてしまう。

ミサイルが飛んできたら、そそくさと打ち返せばいいのに・・などと心のどこかで思っている自分には呆れるけれど、仮に戦争に勝ったとしても、また戦後の保障がどうたらこうたら、敗戦国からの難民や生活保障やら後処理のほうが遥かに大変。
勝っても負けても今の時代、何のメリットもない気がする。

大昔の戦争なら略奪とかね・・・
それこそ負けたら奴隷とかね・・・
それなりに利益があったから、どんぱちやっていたんだろうけど、今は何のメリットもない。
国が破壊され、敗戦国の国民の世話、差別がどうたらこうたら、20世紀の戦争のツケが今なお残っている有様を観察すると、どうやっても憂鬱になるばかりで、戦争を美化するにはいささか退廃的な気分すら感じてしまう。

これがね・・
天皇陛下万歳とかさ、将軍に毎朝敬礼しているような国ならわかるわけ。
勝つことに意義があるし、自国にプライドがあるわけだし、傍から眺めていると、とんでもないような国であったとしても、そこの国民にはそれなりにプライドがあるために、よそ者には崇高な理念は理解できないということで終わってしまう。

「おまえらにはわからん」

という一言で終わればこんなに楽なことはない。
だったら、ミサイルをどうして飛ばすんだ?
テクノロジーだろうか?
こういうものを所有しているという満足感だろうか?

テロリストの軍事訓練施設の映像を見た時、何だか不思議な気がした。
食料も不足し、学校へも行けず、子どもが武器をおもちゃに生きている世界のエリート。
飛行機に乗ったり、最新のテクノロジーのそろった兵器。

現実の生活が厳しいほどに、科学や哲学やイデオロギー・・・
インド人がどうして哲学者なのかわかる気がするな。
ミクロな自分に嫌気が差して、マクロな世界に癒しを求めたくなるのもわかるよね・・・
大昔なら、宇宙とか?
星を眺めて、わが身の小ささを感じると、何やらすべてのことがどうでもよくなってしまうという・・・

大きな全体を感じることによって、自分が捨てられるのかもしれない。
にしてもさ・・・
喜び組とかさ・・・
いい加減にしろというか・・・
あーいう姿を見ると、単なるスケベ爺。
そこを崇め奉れるというのは、何やら人間とは不可思議な生き物だということがよくわかる。
威信というものの象徴として、ミサイルがあるのかもしれん。

だったら、こっちに発射しないでよ・・・

テクノロジーか・・・
知らなければ知らないほどに、人間は好奇心には勝てないのかもしれないな。
未知なる道だから、人は歩みたくなるだけなのかもしれん・・・
だって・・・
人間なんていつの時代も変わらない。

 

 

能率の悪さは誰のせいなんだろう?

at 2003 03/04 21:08

どうしてテキストサイトの人たちが、壁紙などを含めて画像などを使いたがらないのか自分でCGIをアップしようと格闘しているうちに何となくわかってきた。

つまらないアラシ騒動に巻き込まれているより、自分でBBSをつくれば、一括削除したり、IPアドレスで投稿をブロックしたり、それこそ管理が楽になる。
FFFTPでミラーリングを使えば、それこそあっという間にサイトができてしまう。

ところがだ・・・
あたしはどんくさい。
どうしてもアップしたファイルの属性が変更できないため七転八倒。
あれこれしているうちに、サーバが提供しているファイル編集のページにさえログインできなくなり、心配になってサーバにメール。
そのうち、プロバイダのメンテナンスがあり、ネットに接続できなくなる。
その直前に問題点がわからないから、別のサーバを借りたんだけど、そのメールが受信できない。

今日、メールを眺めながら、再び、FFFTPと格闘。
あっという間にアップは完了したんだけど、トップが見えない。
よく調べたら、ミラーリングでアップしたため、トップページのindexがtopというフォルダに入っていたためにURLがこれではきちんと出るはずもない。

リンクも張り替えなくてはならないだろう・・サイトとして移転するつもりなら。
画像が出ない。
これも手直ししないとダメとなると、膨大なテキストページ数を考えると憂鬱になってしまう。
画像がなければ簡単にできるサイトなのに、うっかり壁紙やら画像などを使っているためにいちいち手間が掛かる。

自分の頭の中のディレクトリと、機械のディレクトリが合致していない。

あっちが悪いと思うのよ。
人間のように以心伝心、臨機応変に機械が対応してくれればあたしはこんなにイライラしないだろう。
あちらからしてみれば、コマンドどおりに実行しているだけだから罪の意識はないだろう・・・
く・くやしい。

文字通り”機械的”に処理すれば、簡単なんだろうな・・・
人間がやるより遥かに能率がよい。

このーきかいめー

などと思っていたら、とてもじゃないけど、短歌な気分が破壊されてしまう。
機械に慣れた脳の構造の人たちと話しているとたまに話が見えなくなることがある。

人間というのは臨機応変に適応してしまうから・・・
機械にも適応してしまっているんだな・・・
自分が破壊されないようにしなければ。

 

 

風のささやき・・

at 2003 03/03 23:21

誰かのつぶやきが風になる・・・

『風のささやき・・』

これが自分の短歌のテーマだと思っている。
消えゆく言の葉・・・
誰でも歌人であり、詩人・・・

消えゆく言の葉が誰かのこころに響くという奇跡が面白くもあり、古今東西、人間は同じように苦しみもがき生きてきた。
散りゆく言の葉は数知れず、今となってはすぐには意味のわからない歌も多い。
それでいて、詠んでいる内容は同じだったりする。

移ろう時代と共に、言の葉は散りゆくけれど、人のこころは変わらない。
それが31文字という変わらぬリズムの中で生き続けているだけのような気がすることも多い。

風刺だっていいさ。
悪口だっていい。
誹謗・中傷なんでもありい。
アートってそういうものかもしれない。
クラシックだけが音楽ではないように、短歌もレトロなものだけが短歌ではない。
万葉のリズムで浪々と歌い上げるより、ロックやボサノバのリズムの短歌があってもいい。

「短歌は演歌だ」と誰かが語っていたけれど、その人にとって、短歌が演歌というのであればそれでもかまわない。
短歌は歌であり、サウンドだ。

サウンドは時代を映すダイナミクスであり、ささやきやつぶやきが風になるだけ。
誰かのささやきがサウンドになり、つぶやきが風になるだけ。

詩の多くは、恋や愛がテーマだったりする。
どうしてそうなるのかわからないけれど、恋をすると誰でも詩人になるというセリフがあるように、サウンドは恋と相性がいいだけなのかもしれない。

深い歌は詠めない。
それでもやがていつかは自然とそうなる日も訪れるかもしれない。
今は今であり、今の自分が詠んでいる。
それは自分のつぶやきであり、過去からのメッセなのかもしれないし、幻なのかもしれないし、それでも風になる・・・

いつでもどこにでもあり、それでいて見えない。
見えないけど、それはいつもそこにある。
気配であり、やさしさであり、強い日もあれば弱い日もあり、ごく日常という中の1ページとして忘れ去られていってしまう。
昨日の風は忘れ、明日吹く風もわからない。
今日の風すら一瞬にして通り過ぎてしまう。

それが、自分の短歌のテーマ・・・
どうしてそうなのかわからないけれど、偶然だ。
すべてが偶然として存在している。
必然性のない偶然はないというのであれば、自分が歌人になったのも必然なのかもしれない。

誰のために詠むのでもなく、単なるつぶやき。

 

 

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