Rin's Diary
September, 2002
(No.3)

 

ジャンキーとは”進化”なんだろうか?

at 2002 09/30 04:47

両眼視差を利用した”浮き上がり”というのが立体視の正体?


『今回、立体視を可能にするためのパララックス(視差)バリア方式として、階段状に開口部をもつ斜めバリア方式を開発した。多視点映像表示技術では、視点数を増やすのに伴い、従来の縦ストライプ形状のバリア方式では水平方向にのみ画質が劣化していくのに対して、新バリア方式では、解像度の劣化方向を縦・横方向に分散させることができ、より高画質な3D映像が得られるとしている。』

↑Nikkei BP Networkの記事より


「立体視を可能にするための・・」という表現が面白いでしょ?
立体メガネを掛けても、個人差が大きくて、すぐに平面図が浮き上がって見える人もいれば、なかなか浮き上がりが出ない人もいる。それでも画面を注視しているうちに大抵の人は立体視が生じるし、光の強さや動きのある画像のほうが簡単に立体視が生じる?

これってどーなんだろう・・・
ゲームばっかりやってる人なら一目で立体視が生じてしまうだろうし、興味のない人ならいつまで経っても普通のテレビのほうが見やすいだろうし、単に外界からの刺激だけではなくて自分の視覚が変化・順応してしまうわけで、ゲームの世界に今まで以上に”入り込んで”しまいそうな気がして怖いな。
脳だぞ?

エロ・ゲームばかりやっている人たちが脳に刺激が与えられる。すると実際の性交渉による性的刺激よりもゲームで与えられる刺激のほうがナチュラルになってしまうという人間の順応の恐ろしさを考えると、或る意味ジャンキー化した人たちにとっては嗜好品としての付加価値が発生する可能性もあるけど、それと同時にそっちに”進化”してしまった人間が増えることのほうが怖いけどな・・・

 

 

行動が実証するのかもね・・・

at 2002 09/29 09:01

以前、「ネットで何かを実証するのは不可能」と語られたことがある。このようにのたまわっていた人が実は酷いパラノイアだったために苦労した。
実際、パラノイアに何かを言ってもムダなことが多いし・・・ストーカーに射殺されたアメリカの若い女優さんのケースでは、”テレビ”だもの。犯人がテレビドラマのキスシーンを見て嫉妬に怒り狂い、とうとう射殺してしまったという・・・実証するも何もテレビだよ?
ネットで遭遇した相手がパラノイアだった場合、どーしたらいいものやら・・・いくらストーカー法が施行されても犯罪者を裁くためのものであって、ストーカーのパラノイアを打破するものではなく、単にしつこくサイトを来訪されたり、パソコンへ侵入されたくらいでは警察へ訴えても税金の無駄遣いのような気がしてしまう。

ところが怪我の功名というのもありまして、あたしのささやかなパソコンやサイトに侵入し、せっせとファイルやメールを家捜しされたとしても何もないのよ。つまり、犯人が精神障害者であろうとヤクザ者であろうと脅迫やパラノイアを助長させるものが何もない。
ネットで何が困るって、パラノイアにヘンな噂を流されたりすることかな。
大抵の場合、それが単なる妄想に過ぎなくても一度情報として提示されてしまうと、発信者がパラノイアや悪意があった場合でもそれが勝手に独り歩きしてしまう。悪女、淫乱、不倫、ミツバチ、ハムスターなど数々のレッテルを貼られた気がするんだけどね・・何もない、ということをクラッカーが証明してくれた。
まぁ、パラノイアがいつまでも逆恨み的に根拠のない妄想にとりつかれているのは治せないにしても、大抵の人は健常者なので理屈が通用するというのはありがたいと思ってしまう。

とにかくね・・・カウンセラーがね、朝の6時から怒りと苦情の電話に叩き起こされた原因というのがウィルス・メールというのではネットをやめたくなるのも仕方がない気がするけど。つまりは、出たばかりのトロイの木馬型ウィルスに感染し、その結果、クライアントさんのパソの中のメールが消えた。これが生きるの死ぬのという大問題なんだからね・・・メールが消えただけでどうしてそんなに深刻になるのか不思議でしょ? 本物のネット・ジャンキーというのはすごいから・・・メールが消えたり、リンクとか、BBSとか、ヤリトリとか、画面の中の出来事が電子顕微鏡で眺めたくらいの一大事なんだから仕方がない。これだけ自分もネットにはまっているとわからなくもないんだけど、素直に「あーはなりたくない」と思っているので恐怖感すらある。

不幸か。
あのね、あたしはまったく知らない。ところが何気ない言葉に何かを感じることがある。
「不幸を撒き散らしているだけなんだよ・・」とか。
風俗とかアダルトとかに差別だの偏見だのと過剰反応するのは何故か?
悔しいからなのね。何かが原因で自分がやりたくもない仕事をする。以前の自分から見れば落ちぶれたと思いながら生きているのかもしれない。自分がみじめで仕方がないからあちこちに復讐する。差別だの偏見だのとわめく。なんで? 
みじめだから・・
ほんで、どこかでストーカーまがいのことをしているうちに、あたしが何気なく語った言葉に過剰反応する。
「あたしは風俗や水商売では働きたくない」
きっとこれが原因なんだろうな。
そっちの仕事で成功している人なら怒らないから・・・
証拠はなくても、次第に犯人のイメージが見えてくることもある。誰も何も言わないし、あたしにとっても知らない人なのかもしれない。不幸を撒き散らしているのか?
こんなことは素直に知りたくないことの一つ。
楽しくないからね・・・

 

 

ロボット開発

at 2002 09/28 05:07

「社会的相互作用」などという言葉では呼ばないでほしいの。
などとつくづく思う。
行動様式とか、意思表示とか・・・・


「社会的相互作用に重点を置かなければ、ロボット開発は大きく進展しない」とスティール。彼の理論の概要は、『Evolving and Sharing Representations through Situated Language Games』(シチュエーションが設定された言語ゲームを通じた意思表示の発達と共有)という最新の報告書に記されている。同報告書は15日(現地時間)、英国のブリストルで開催された『Biologically Inspired Robots』(生物学的作用を与えられたロボット)会議で発表された。

↑CNET Japanの記事より


友達が犬を拾ってきた。
連れ合いを亡くしたばかりで、酷く寂しい。
それが犬には一目でわかる。
「少しは疑えばいいのに」という彼女の言葉。
その日以来、信頼関係で結ばれている。
彼女が外出するとドアの前で帰りを待つ。

ロボットなら家に置いておけばたしかに何処へも行かないだろう。
が、しかし・・・・
何処へも行かず、家の前で待つ犬か。
それが犬の行動様式なんだろうか?
犬は猫とは違い移動するのが特徴だ。
集団で群れを成し、行動を共にする。

意思表示?
言葉が通じないほうが何かが伝わるらしいわ・・・
知能とか躾とか?
社会的相互作用という言葉に含まれるものか。

電子文字世界のジレンマがロボット開発のジレンマなのかもしれないね。

 

 

B級サイト

at 2002 09/27 14:34

近頃、すっかり関心空間(Rindoの空間)にはまっている。
”B級サイト”つくりの面白さというか、何となく自分が関心を持っていることをてきとーに並べておくと自然とつながり(リンク)が出来るという面白さかな。
エクラのサイトがいつの間にか精神ネタを書くサイトに変貌してしまったが故に、「普通の主婦のサイトで〜っす!」と一生懸命にアピールしなければならないという不便さがあって、こういう鬱憤が生活雑貨をアップしているうちに解消されていくから面白い。
ガイアックスにも似たようなコンテンツがあって、本やCDなどをアップしておくとそれなりにリアクションがあるんだけど、どちらかと言えばガイアはカキコミュニケーションの世界なのでおしゃべりをする感覚のほうが強い。
関心空間は逆に情報収集と発信する面白さがメインであって、要するに個人のウェブサイトなんてものは自分の好きなことを書いておけばいいんだな〜ってことがわかる。
なんかね・・・
そういうB級サイトの感覚がいまいちピンと来なかったんだと思う。
つまりは、ガイアックスだとテーマがあるわけでもないし、趣味をアップしておくとそれが趣味なんだな〜という形容詞的な意味合いが強くて、単なる飾りなのよね・・・情報は・・・

どうして”B級”という形容詞を使うかというと、”B級グルメ”という言葉があったけど、一流のシェフの料理だけがグルメの世界ではないという感覚かな。
ラーメン一つにもすごいこだわりがあったりして、そこのところが主婦というのは常にB級の世界だから小林カツ代さんが「料理の鉄人」で鉄人に勝ってしまう醍醐味に近い何かがある。
ありふれた家庭料理をグルメの世界にしてしまう?
帝国ホテルに鉄板焼き屋がオープンした時には結構驚く人が多かったと思う。
よく訊いてみたら、なんせ高級食材を使った一流シェフの鉄板焼きだからね・・・ワイキキ辺りの感覚なんだろうな・・などと何となく納得してしまったんだけど、ラーメンからお好み焼きまでこだわりの世界となると主婦はますますウカウカしていられないのです。

”B級jazz”というネタを関心空間にアップしたんだけど、いわゆるブルーノートのことで、これに”高級な”という形容詞はわざと排除した。
なんか違うと思ってしまうから。
高級なんじゃなくて、一流なら許せるかな・・・
”jazzはブギウギ〜♪”とか、スイングとか、コルトレーンやエバンスなどの本格ジャズより遥かに軽い(と思う)。
「茶色の小瓶」(だったかな・・)というグレン・ミラー・バンドの曲はすでに中学のブラスバンド部あたりが演奏しているわけだから、演奏のレベルという点で比較するとやはりオリジナルはオリジナルだし、プロが演奏すればプロの世界なんだと思うけど、そういう軽さは今のジャズとは無縁になってしまったような気がする。
これだけサウンドのトーンが変化した世界ってめずらしいような気がするくらいジャズってクラシック並みに特殊な世界な気がするけど。
つまりは、サウンドが時代のダイナミクスを映していることをもっとも感じる世界なのかもしれないし、ブギウギ感覚のジャズに慣れていたら、やはりエバンスは本格ジャズなんだろうし、コルトレーンは究極のジャズなのかもしれない。
が、しかし・・・

B級サイトをつくって何の値打ちがあるんだろう?
そこなのよね・・・
そこがわからなかったのかもしれない。
アップしているにはそれなりに自己満足の世界だから楽しいけど、どうしてそんなものをつくる必要性があるのか考えてしまう。
精神ネタを書いているからダメなのかもしれないな・・・
週刊誌とか広告はB級の世界だから、そういうことが大切なのはわかっているけど、日頃雑誌も読まないし、テレビも観ないので、そこのところがよくわからない。
美術館に陳列する作品を描く必要性もないし、文学作品を書く必要性もなく、何となくB級の存在として存在し、それでいてそれが大事という・・・
それが情報というものの儚さなのかもしれないし、単なるダイナミクスなのかもしれないし、そういうことに素直に埋没することにすごく抵抗があるという自分の歪んだアカデミズムにも困ったもんだと思う。
なんかね・・・・
短歌とか「科学的恋愛論」なんかは評判悪いですからね〜・・・”俗っぽい”って言われる。
そーやって言われて、グサッとくる自分という人間が歪んでいるのか、もっとB級をアピールするべきなのか・・・
なんかね・・・・
あたしは未だに自分のサイトをサイトだと思ってないの。
それでもB級ならいいのね。
開放感と解放感を感じた。

 

 

ボタンの掛け違い

at 2002 09/24 03:27

風俗で働いてる”主婦”や、出会い系を渡り歩いている”主婦”は、同じ主婦であっても普通の”主婦”とは呼ばないのです。
わっかんないな〜!
アダルト・サイトをつくっている”主婦”も、アレな”主婦”も普通の”主婦”ではないのです。
普通じゃないから話題になるんでしょ?
結婚すれば誰でも主婦と呼ばれちゃうわけだからさぁ・・・
なんであれもこれも一緒にしないと気がすまないんだろーね?

普通じゃなくてもいいじゃん。
そーゆー人たちはさ・・・
それを無理やり自分を普通と思おうとしたり、誰かに普通と認めてもらおうと自己正当化に必死だから小さくなって生きて行かなければならないだけ。
社会への不適応感って、こーゆーちっぽけなことなのよね・・・
それでもあたしは普通の主婦だ・・・・・不適応感が無いからなのかもしれない。
幸せ・・・かな、或る意味において。

 

 

中学生で売春やってるコをどー思うか?

at 2002 09/24 03:23

中学生くらいになると、そーいうコはどーっしてもいるよね。
小学生がニュースになっていたけど、世の中は広いからいろんなガキがいるのかもしれないし、それでいて学校を歩いているとまったくそんなことはどこか架空の出来事のような気がしてしまう。
売春してなくても、非行に走って、16歳くらいで結婚してしまうコもいるし・・・
いつの時代にもいるし、非行とは無関係に早熟な人もいる。
それでね・・・25歳までが自分の値打ちだということを知っているの。
25歳を過ぎたら値打ちのない女か・・・

吾がコとなると生理的嫌悪感があるから、どーなのかな・・・
他人のコとなるとどーでもいい気がするけど。
成長がストップするんだって・・・・あまりにも早熟だと。
ほんとかウソか知らんけど、たしかに25歳くらいですでに厚化粧で人生に疲れ果てたみたいな人が多い。

とりあえず違法行為なら警察が取り締まるだろうし、正直な感想を言えば、自分が汚染されなければいいな・・というだけかも。
あたしの年で孫のいる女か。
長生きしてほしいです。
親子仲良く・・・幸せに・・・・

 

 

自己解放の仕方の問題なのかも・・

at 2002 09/24 02:44

人間の精神を数値化した世界を俳諧していると、どーっしても殺伐とした気分になってしまう。
ほんで、あたしは”欲望渦巻く世界”と勝手に命名していたけど、繁華街とかパブなんかでそーゆー世界で遊んでいるほうが和むのよね・・・「人間的だなー」って思って。
ギャップがありすぎて・・・
結婚して母さんになってしまうと、母さんから外れた行動はすべて異端視されてしまうし、それでいて”対象外”になってしまうと、今度は亭主が浮気するのではないかと疑心暗鬼に取り付かれてヘンになっちゃうような人もいるし・・・
分けすぎなのよね・・・
分けられすぎと語ったほうがいいのかもしれないし、”ちょうどよさ”というのがなかなか見つからない。
世の中が大袈裟で大袈裟で、驚くくらい大袈裟で・・・
近所のプールでビキニ着てるのは抵抗あるのよね・・・なんか陰口の対象となってしまいそうで・・・・
それでいて、リゾートにおばちゃん水着で来ている人の不思議さよ・・・
つまりは、主婦になって洗練されていようと思ったら、それなりに知的水準が要求されるような気がすることもあるけど、なんかね・・・
結局、どーやっても他人のことを考えていたら鬱々してしまう。

というわけで、ネットが息抜きと称する人があまりにも多くて。
ところが日本人のクセなのかもしれないし、海外で日本人と遭遇するとホッとする人が多いでしょ?
異空間の中で同質性のものを発見すると親近感を持ちやすいのかもしれないし、それでいてそれはそれでかったるいし(いろんな人がいるからさ・・同じ日本人でも)、逆にいろんな意味で窒息しそうになってしまう。
ネットにもこういう感覚がどうしてもあるなぁ・・・

あっけらかんと出会い系?
IMでナンパしまくりとか?

自己解放なのかもしれないね・・・
言いたいことも言えない生活だったら、それも或る意味において救いなのかも・・って思ったこともあるけど。
が、しかし・・・・・
気持ちはわかるけど、何となくそういう閉塞感に巻き込まれることがイヤなのだわ・・・
一緒にされたらイヤだな〜って素直に思うから。
なんであっけらかんと素直に生きていけないのか・・って言うとヒステリックにモノの一つでも投げつけられてしまいそうだからアレなんだけどね・・・
わかるけど、わかりたくないことの一つだなぁ。

 

 

狭さの克服

at 2002 09/23 03:18

関心空間・・・和む。
最初は自分で検索したりしないとダメかもしれないと思って憂鬱だったんだけど、キーワードをボソッと落としておいたら誰かがてきとーに情報を提供してくれるのね・・・便利。
しなくても済む苦労はしない主義だからありがたいというかなんというか・・・
一瞬、三枝さん系のキーワードを眺めて鬱々してしまったんだけど(アレ・・引くよね・・・ちゃうのかな)、狭く考えてはいけないわ・・・ただでさえおやじ汚染されてる可能性が高いから・・・・あたしは。

わかんないだろうなぁ・・・・
4000字の原稿をパチパチ打つほうが31文字で表現するより遥かに簡単なのよ・・・
機械は嫌いだし、短歌も嫌いだし、あれも嫌い、これも嫌い、だからあれもこれもになってしまう。

お気に入りのサウンドだけを聴いているほうがいいのよね・・・
それなのにかたっぱしから聴く。(近頃、疲れているからやめてるけど・・)
本当は有線にして、ぼぉーーーっと聴いているくらいが平和らしい・・・

虚像か。
虹も虚像なのよね・・・

いずれにせよ、バーチャルのほうが遥かに殺伐としているために、すでに限界すら感じてダウン寸前かも。
見れば一目でわかるものがわからない。
「知識」や記述的な内容を伝達するより、「こころ」とか感情・気持ちみたいなものを伝達するほうが遥かにムズカシイのよ。
名演説って無いでしょ?日本の場合・・・
日本語に限界があるのか、コミュニケーションに対する認識が欠如しているのか、それとも世の中が大袈裟で大袈裟で大袈裟すぎるのが悪いのかわからない。

世の中が大袈裟で大袈裟でどーしよーもないからベトナムへ・・・って言われても・・・
どーしよ・・・
困った。

アオザイでも着て、昼寝してよーかな。

 

 

運動会

at 2002 09/22 13:04

午前中の親子競技をさぼり、お昼からのんびり出かけたのでした・・・
ちょっと遅刻したけど、ちゃっかり娘は友達のところでパクパク。
だから探しても見つからない。
あちこちに、「おちびを見つけたら教えてね〜」とのんびり声を掛けながら木陰にテーブルをセットしていると、子どもたちがドヤドヤとやって来た。
遅れて仕事を抜け出してきた父さんがやって来て、一人でぶちぶち文句を言っていた甲斐があった?

よーするに!
何から何まであたしがやらなければならないってことが気に入らないだけなのよね・・・
自分でもわかっているんだけど、何となく気が重くなっていたのでした。

入学した頃からずっと遊びに来ていた子どもが上級生になって鼓笛隊をやっていると、同じ種目を毎年見ていても親しみが違う。
田舎で顔見知りばかりの運動会・・・
あまりにものどかで和やかで楽しくて、あたしのぶちぶち鬱々はどこから来ていたのか不思議な気分に陥ってしまう。

午後になるとのんびりしてしまうので、どこからともなく顔見知りのお母さんがやって来て、何となく話しているうちに閉会式になっていた。
そっか・・・
というか・・・・・
こっちは核家族でダンナが仕事だと自分一人になってしまうのが憂鬱なんだけど、あちらはあちらで年寄りとずっと一緒にいるのがかったるいのでお昼が終わると散歩しているのだということが何となくわかる。
たしかに・・・
そーなのよね。
あたしでも、そーするな。

などとうすらぼんやり考えていたんだけど、それでも暑くてのんきで田舎で・・・いい運動会だったと思う。
殺伐としたバーチャルの世界とは違って、田舎の運動会は酷くのんびりしている。
しばらくネットを休もうかと思ったけど、それでもネットをしているというのはどうしてなんだろう?

すでに仕事をしているとまで勘違いされてしまっているし・・・
このところ悪ガキの話題を聞かないから不思議だという話をしていた。
そっか・・・・
よくわからないけど、何となくマジメに仕事のことを考えようかという気分になってしまった平和な午後でした・・・
ガラスの扉の向こう側へ飛び込めるというのは、もしかすると専門的な仕事なのかもしれないとふと思う。
働いたことがないので、自分のことはわからない。

実証か・・・・
何でも実証してしまう。
技能職は値打ちがあるのかもしれないな。
楽しい運動会だった。

 

 

砂漠

at 2002 09/22 01:20

結局は、世の中が大袈裟すぎるのだと思う。
本音を書くと荒らしと思われるというのだから、仕方がない。
本音で話してはいけないのね・・・世の中というところは。
つまらん机上の空論で大袈裟なお話をすることを議論と勘違いし、素直な感想を荒らしと呼び、本当のことを言われると怒り出す。
「だからネット」というのも迷惑な話かもしれない。
だからネットが綺麗にならない。

スッコーンとね、素直に語れる人たちが増えるとサイトが荒れない。

なんだ・・・
それだけの違いだったということに気が付く。

本音で話せるのが友達だと勘違いしている人たちが多いから、本音を話せない人が増えるだけなのか?
大袈裟で大袈裟で・・・・・
楽しく生きて行こうと思ったら、本音を拾い、追従を捨て、精神が自由だということを思い出さなければならない。

 

 

嗚呼、用語定義のややこしさよぉ!

at 2002 09/21 03:00

「もー、タマちゃんはぴーちかぱーちかうるさいな〜!」っていうのは”暗号”とは呼ばないのね・・(苦笑)
新聞大見開きパズルでも発売されないと退屈で死んでしまいそうになるけれど、が、しかし・・・あれもやだな。
というわけで、せっせと”コミュニケーション・ツール”ということをアピールしてきたのに何かどこかが違うからへんだと思っていたら、コミュニケーションというのが和製英語になっているためにニュアンスがずれているということにずっと気が付かなかったのよね・・・「マス・コミュニケーション論」っていう時のコミュニケーションというのは情報伝達のことでしょ? つまりは発信する側と受信する側の相互作用を情報伝達と語り、この”情報伝達”というのがまさにコミュニケーションなのであります。

サイトをつくる際にね・・・「単なる情報発信型のサイトはつまらない、コミュニケーションのあるサイトをつくりたい」と語ればそこは当然広義の意味での情報伝達を暗示しているのであります。だから、一方通行的に情報を羅列するより、相互作用があるサイトのほうが面白いわけで、テレビですらそーでしょ? つまりは視聴者がいて、視聴率や投書やリアクションなどを観察しながら、数多あるニュースの中からピックアップしていくわけで、アナウンサーの誰それさんと個人的にデートしようというコミュニケーションというのも中には含まれた投書というのもあるかもしれないけど(ファンレター?)、一般的に語るコミュニケーションというのは情報伝達のことなんですよね・・・
まさか、こーゆー用語を定義しなければならないとは想像もしてなかったのですわ・・・

心理学ってね・・・広いから。パラノイアとか精神障害とかそーゆーのはどちらかというと端っこにありまして、何かどこかが違う。人工網膜の研究はずっと前からあって、先天性ではない限り、事故や病気で視力を失った人は視力が回復しますよね・・・臨界期の問題や脳障害となるとややこしくてこれも一概には語れないけど、こーいう研究ももちろん心理学なのです。

ほんでね・・・あたしはサイトをつくってるわけではない・・・そこがまたややこしくて。
サイトをつくっているのではなく、どちらかといえばメモパッドを開く代わりにサイトを利用しているわけで、パラノイアについても「こーゆーことがありましたよ〜」という記録をメモに残しているだけというか・・・犯人を特定したり追跡したり逮捕するのは警察の仕事でありまして、自分の領域からは外れた行動なので領空侵犯はめったにしない。
そこのところを説明するのがまたまたかったるくて・・・ややこしい。

精神ネタをアップする時にはすごく気を使うんですよ・・・
シモネタでも18禁サイトにしてしまえば簡単なのかもしれないけど、いちおー「普通の主婦」ですからね〜! んなわけにはいかないわけで、それでいて精神ネタがどこまで一般社会で受け入れられるかを地道に観察しているわけなのですよぉ。今でもかなりキワドイところを落ちないように低空飛行を続けているわけで、単に家庭のネタをアップするだけでも一般社会というところはあまりにも大袈裟なので疲れ果ててしまう。
「うっかり家族が読んだらどーしよ・・」とか、「近所の人が読んで怒らないか?」とか・・・
つまり、個人の内面世界を描くということはすごくシビアというか、過敏なんでしょうね・・・世の中は。
気を使って死にそうになるけど、それでもトラブルを回避しながらサイトを続けているつもり。
だから、サイトをあえて”つくらない”。薄味・塩味・もっと平凡にメモパッドとして活用しているだけが平和な気がするくらい大袈裟で大袈裟で泣きたくなる。

情報伝達の方法が問題なのかもしれないし、それでいて”情報伝達=コミュニケーション”ということすら定義し直さなければならないネット事情というものもあって、深く考えるとダウンしそーになるのでズルズルzzz・・と今まで管理人もどきを続けてきただけなのかも・・・

でもさ、こーやって書くより、”暗号化”して語ったほうが絶対に面白いと思うのよね・・・
メタファーバリバリで短歌とか詩とかね・・・
今日も今日とて”職人”は考える・・



* 『Africa Online』のBBSより

 

 

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