Rin's Diary
February, 2002
(No.3)

 

惰性の日記

at 2002 02/28 09:36

そうなのです・・・(って何が?)
そうなのです・・・・・

もともとあたしのサイトは、BBSがメインコンテンツなどと言われていたくらいBBSへのカキコが多いのです。
このところ、18日のログジャンプの効果というか後遺症というか、アクセス数が増えたために、BBSが重くなってしまいました。
カキコが増えたということではなくて、閲覧者が多くなったんでしょうね・・・
長カキコが多いのに、それが吹っ飛んでしまったら泣きます・・・
仕方が無いので、BBSを下のほうへ移動させました。
それで何かが変わるかはまだ解らないのだけれど、一応、あれこれやってみないと解らないではありませんか・・・

30000ヒットを契機に、アクセスカウンターも外しました。
一つには、キリ番カキコのあるサイトではないからかもしれない・・・
表彰してないせいかと思っていたんだけど、せっかく報告してくれようと思ってBBSを眺めたら、やたらと長カキコばかりが並んでいたら、きっとあたしでも書かないと思うのです。
だって、最初から長かったわけじゃないもん。
自然と長くなっていっただけ・・・
ラリーが長いからなんでしょうね・・・
それか、基本がテキスト系のサイトなので、テキストの好きな来訪者が多いせいなのかも。

それと、こじんまりサイトを運営している人は、多くの来訪者をめんどくさがる傾向もあるのかも・・・
コミュニティもだんだん長くなってくると、毎日挨拶カキコへレスるのがかったるいという友達も多くて、大体、10000ヒットを超えた辺りからログジャンプもしなくなったりします。

もともと1年以上、こまめにサイトを運営しているところも少ないのに、毎日、同じことをしていると飽きちゃうんでしょうね・・・
常連さんがそれなりにできると、何となくあちこちを回るのがめんどーになるというのはナチュラル。

アクセスカウンターもどちらか・・・・
やたらとアクセス数だけが多いところもあれば、もともとが使い捨て系のサイトなので、複数のサイトを作ってみたりして、その時々に放置サイトが出来上がる。
コンテンツを作って、それを見てほしいという場合は、やはり気になるのはアクセス数。

いろんな人がいろんなことを考えながら、それでいて基本が一緒なのかな・・・
どうしてもどこかパターンがある気がする。
基本がカキコミュニケーションだからな・・・ガイアは。

などと考えながら、サイトを改造することを覚えてしまったら、あれにこれにとやってみたくなるけれど、何だかこのエネルギーがあったならそれこそ自作のサイトを作ったほうが早い気もするのよね・・・
それでも、せっかく作って、誰も見てくれなかったらつまんないし・・・
ガイアだとそーいう苦労をしなくてもいいから、やっぱり未だにガイアを出られない。
インスタントと言われようと、規制が多いだの、重いだの言われようと、コミュニティなりの面白さがあるし・・・

自分が気に入るような形になるまでは、まだまだ時間が掛かる気がするな・・・
だっていくら時間があっても足りないのだから。

もっと時間があったら、「ガイアックス建設日記」とか、「ネット妄想被害」とか、「インターネットのゴミ箱」とか、そーいう自分の愚かさについてもアップしたいけどな・・・
忘れちゃったことも多いけど、案外、そーいうグチを日記のネタにしていたから、それなりにカキコも多いしな・・・
「愛と平和」と「ネットはリアルかバーチャルか?」とどういう関係があるのか解らないけど、一つのウェブサイトをコミュニケーション・ツールとして使いつつ、一方で、そーいうことで発生した荒らしや嫌がらせ、勘違い、誤解、ネット多重人格、ネカマ、などなどネット特有のアホ話も多いし・・・

短歌のコンテンツを作るだけでも時間が足りない。
他のネタをそれなりに書き換えたいし、チャリティ関係もそれなりに作りたいし、やればやるほど時間が足りなくなる。

50000ヒットまでは続ける予定なんだけど、気が付いたら、30000ヒットだもんね・・・
早くて、早くて、アマウントを気にするより、自分のやりたいことをやっているうちにそれくらいはすぐにカウントされちゃう脅迫観念が・・・
短期間にやらなければならないという感じになってしまいそう・・・

 

 

ラサちゃん 北国

at 2002 02/27 04:24


  ★ 寄せてくる 網走の海 流氷の 春告げる音 絶叫にも聞え (ラサ)

  ☆ 北国の白き大地に寝転がり 雪の温もり空は冷たき (りん)

 

 

抽象概念的な人間の存在に

at 2002 02/26 18:36

----何か日記のネタ無いか?
----ネタだったら、いくらでもあるでしょ?
----いや、クライアントのことを考えると書けない。

こういうことを書くと、ダメなのかもしれない。
ダメだと思うほど、つい勝手に手が動いてしまう・・・

----うちのサイトは書きたいことを書けるのよ・・・
----日記、書きすぎだ。

書きすぎと言われる理由がわからない。
毎日、日記を書き続けるというノルマ?を抱えているために、ネタになりそうなことはそそくさと使ってしまう。
実際のところ、何が困るのかあちきにはよくわかってない。
わからないから書けるのかもしれないけれど、めちゃくちゃ時間が経過したりすると、書いてはいけないと言われる理由が何となくわかったりする・・・困った。

あたしの日記は、単なる独り言なので、案外、主語がはっきりしてないし、何か言いたいようで実は特に何も言いたいわけでもない。
自分にとっては単なる日課であり、書くと何となくすっきりしちゃうから書いてるだけなんだけど、実は、これを誰かが読むと、もしかすると・・と思ってしまう人があちこちに発生してしまうのかもしれない・・・・悩む。

ほんとにあたしが心の底からメッセを伝えたいと思えば簡単だ。
メールを書けばいい・・・・

ところがだ・・・・
何かを書くと、すでにそれはあたしのものではなく、勝手に言葉が独り歩きしてしまう。
一度吐き出したセリフは二度と元へは戻らない。
食べたものはしょせん消化されるだけなのね・・・・

こういうことが誤解となって、延々と繰り返されるために、「日記が書けない」というセリフに繋がってしまう・・・?
が、しかし・・・・
それでもあたしは書ける。

すでに誰に対しても同情の余地は無い。
あたしの苦労と怒りを考えれば、その苦しみを誰かにわけてあげたいと勝手に思ってしまう。
勝手に思ってるだけなんだけどね。
誰が何を勝手に思おうと勝手。
それくらいの開き直りがないと、書けない。

自分の心象風景は、1日で形成されたものではない・・・・
きっと子どもの頃からの積み重ねがあり、それが何かの風景になり、言葉となって飛び出してくる気がする。
言葉というより、こころとなって飛び出しているのかもしれない・・・な。

自分のこころを誰かに知られたくない・・・・
もしかすると、それがナチュラル?

あたしの場合は、自分のこころを隠すという習慣があまり無い。
というのは、自分のこころを吐き出すトレーニングを受けたせいだと思う。
こころを吐き出せば、自分がすっきりしちまう。
どんなにつらいことでも、吐き出してしまえばすっきりしてしまう。
恥かしいことでも書いてしまうと、何だか他人事のようにしか思えない。
書くって不思議。
自分のこころが独り歩きし出したとたんに、それはすでに自分のものではなくなってしまうような錯覚すら感じることがある。
吐き出せたら、大抵の感情は終わってしまう。
吐き出すことの出来ない闇が、どこかに存在し、自分で自分を苦しめる。
愚かだ。

何だか皮肉だな・・・
言葉なんて言葉にすぎないと思っていたけれど、その言葉に自分のこころが乗っている?
だから、こころが勝手に独り歩きしてしまう・・・
心象風景や心情が勝手に独り歩きしてしまう。
考えたら、怖ろしいことなのかもしれないけれど、毎日吐き続けているために、自分の中にはすでにそのこころは無いのかもしれない。

こういうことを書くから、「ガラスごしのマスターベーション」と言われてしまったのだろうか・・?
一度吐き出した言葉は、きっと相手の中で消化されてしまうだけなのね・・・・
期待する以上のリアクションなのかもしれないな。
なんか・・・誰かと誰かが言った言葉がごっちゃになっている気がするけれど、きっと人間なんてそんなには違わないのだから、いいの。
日記なんだから・・・・
明日になれば、忘れてしまうだけ・・・・・

抽象概念的な人間か・・・・・
それはこれを読んでる人すべてのことなのかもしれない。
人間なんて、あまりにも変わらないのです。

 

 

アホイズムの解決法!

at 2002 02/25 17:51

今日のあたしは、主婦としての自己嫌悪に陥っている。
自己嫌悪というのは、ほんとにささやかなことがキッカケなのだとしみじみ感じてしまう。

このところ、おちびが元気で、風邪を引いても大したこともなく、例の入院にまでなった膿もかさぶたを剥がさなければ状態的には落ち着いているし、そうなると病院へ行くのをさぼりがちになる。
一つには、友達と遊びたいと言われれば、子どもなりに付き合いというものもあるだろうし、学校の登下校の時間が変更されたままになっているほどインフルエンザが蔓延している時期に、うっかり病院なんかに連れて行ったら逆に感染してしまう可能性が高い。

なのにだ・・・・・娘の担当医から電話が掛かってきてしまう。
そーなると、朝、せっかく朝寝坊しているにもかかわらず、1時間遅れでセットした目覚まし時計が鳴る時間に合わせるが如く、ダンナから電話が掛かってくる。

----今日は、病院へ連れて行かないとダメだよ。

一応、素直に返事をしてそそくさと電話を切る。
先週末から、同じことが繰り返されているために、いい加減にプレッシャーを感じ始める。

----元気なんだからいいじゃない!

と思うのだけど、あの人たちは母親の言うことなどに耳を貸さない人たちだからという諦めに近い反抗心が芽生えてしまう。
ほんと、我ながらくだらないとは思うのだけど、もしかするとこれが原因でおちびの状態がまた悪くなったとしたら、やはりあたしの責任になってしまう?

----あたしだって、やることやってるんだから!

って内心思ったのだけど、よーっく考えてみなくても、後ろを振り返れば、溜め息しか出ない状態だということに不意に気が付く。
こーいう時に開き直っておちびにヤツアタリすることも可能だ。

----また、散らかして! おもちゃ片付けなさい! 教科書が無くなっても知らないよ? 

とかね・・・・

何だかどーでもよくなってしまっている。
これは悪い状態だ・・・

惰性でオンしているものの、何だか何かを書くのもしんどくなり、過去ログを整理しようと思ったら、これがこれでまた落ち込みの原因となる。
単なる名称の問題なのかもしれないけれど、なんかいい加減なことを書いていたということに気が付き、心の中で今時メールも一人で落とせない教授が居たことを思い出し、自分を慰めてみる。
なんの慰めにもならない・・・・

----あー、あたしはダメな人間だ・・・

と、本人は案外マジメに落ち込んでいる。

・・・・・・・・・!


*******

書くって、やっぱりええなぁ・・・・・

自分がアホで退屈な人間だということに気が付くためには、一番いい方法なのかもしれない・・・

 

 

まだまだ修理は必要ない

at 2002 02/24 20:53

日曜日の昼下がり・・・
人生が短いことを感じる。
つまり、時間が足りない。

やらなければならないこともありすぎる。
やりたいこともありすぎる。
やりたいことだけをやっていると、とても疲れる。

単なるサイトのネタを探すのに、どーしてこんなに夥しい量の本に囲まれているのか疑問になるけれど、ふと気が付けば、パソの横には詩や短歌関係の本が10冊くらい。
その向こう側にはタグ辞典や辞書の類、足元にもバッグの中にも本が入っている。

こういうことを書きたくないのだ。
なんとなくかっこわるいでしょ?

燃えカスと呼ばれて以来、あたしはとてもそのことについてはかなりのこだわりをもって考えてしまっている。
このエネルギーをかつて自分が専門と呼んでいた一連の分野に費やせば、2年後くらいには現場に復帰できそうな気もする。
ところが、力のあるものにすでに出会えなくなってしまった。

研究をしていた頃も相当天邪鬼だった。
人間の心を考えるのに、一番心っぽくないところを数値化して羅列していた気がする。
そのつまらない作業がつまらなければつまらないほど面白くて、いつの間にかはまってしまっていた。

今も天邪鬼。
ネットなんか単なるひまつぶしだし、くだらないと思えば思うほど、何となく面白くなってはまっている。
短歌なんて大嫌いと思えば思うほど、面白くなって遊んでいる。
人がつまらない、くだらない、と思うことほど、何となく自分にとっては面白いのだから仕方が無い。

もしかすると、人間そのものに退屈しているのかもしれない。
「女たらし」でさんざ女に追い掛け回されている友達は、実は女嫌い。
なんでそのことに気が付かないのだろう・・・
いや、、、本当は無類の女好きであるが故に女嫌いになってしまっただけなのかもしれないな。

人生に躓く。
女がわからない。
人間がわからない。
だから、研究も仕事も女か?
アホだ。

理想の女が見つからなければ、自分で女を創っちまう?
無理だ。
人間なんて、そんなには違わない。

女と中古車を一緒にするな。
たしかに自分でクルマをいじれる人なら、中古車はお得だ。
新車はつまらない・・・か。
劣化しないCD車が発売されたらどーするんだろ?

傷だらけで、売り物にならないクルマのほうが面白いらしい・・・
直して売るか?
クルマを修理するのも、人間を修理するのもテクニック?
あのね・・・・・・それは正しいかもしれない。

でもね・・・・あたしはエンジニアではないのよ。
クルマの修理もできないし、どんなクルマにもクルマなり・・・・・
気楽に走らせれば、それなりに走ってくれるし・・・
クセがあること自体が面白い。
運転もテクニック?
直して売るより、ぶっ壊れるまで走らせて、飽きたら廃車・・・・かも。
大抵は、事故るとお別れ・・・・・・
だって、自分で修理なんかできないもの。

心を修理するより、ぶっ壊れるまで心を走らせよう・・・
どこまで走れるか・・・・・?
それを計測するほうが、あたしには面白いのかも・・・

にしても、なんで詩なんだろう・・・・・・
精神との戦いなのかもしれないし、格闘なのかもしれないし、そのうちぶっ潰れるのはサイトじゃなくて、あたしのほうなのかもしれないな。
でも・・・・・
まだ、走り始めたばかりのにわか詩人。
まだまだ修理は必要ない。

 

 

インサイド・カラー

at 2002 02/24 03:24


  ☆ ましろきに描いた絵の具なんの色 お空の色に哀しみ滲み

  ☆ 忘れてた愛のメッセを振り返る あの日の二人さよなら言えず

 

 

ラサちゃん 何処までも・・

at 2002 02/24 03:31


  ☆ 挨拶に歌詠みかわし囀りの小鳥の声にせせらぎ聞こえ
  ★ 小鳥にも 声無き時の あるや無し 
  ☆ 歌わずに何を伝える小鳥かな せつや流れのおぼつかなさに
  ★ 一休み 和尚でさえも ひとやすみ
  ☆ のんびりと昼下がりレスうたたねの気分で楽し平和なひととき
  ★ うたた寝の 枕に据えし タグ辞典 寝ても醒めても タグタグと言い
  ☆ 覚えたてせっせと使ってみたくって夢中になって時を忘れて

  ☆ 為すことの無かりし難きことなれば 小鳥歌いて春を待つらむ
  ★ 一瞬を 戦う人の 輝きを アンビリーバブル 気にもせず
  ☆ 祭典をタレント行事明日に見て大忙しでヘアメイクする
  ★ スターなら可愛いくあれど審判の醜き裏は隠し切れずや
  ☆ 審判も政治絡んで押し黙り メダルに何の価値があるやら
  ☆ しらけ鳥飛んでいるのに気が付かず 開催国の報道もどき

  ☆ 春を待ち紡いでいづる新芽かな 摘まれしことのかたはらいたき
  ★ 摘まれても 残しし者への 証かな これほどの愛 誰か知るぞや
  ☆ 草を摘む名残の匂ひ懐かしみ心弾むは春の訪れ
  ★ 蓮華摘み草生す春の夕暮れに空も霞みて紫煙を残し
  ☆ グランドに花が咲きたり夕暮れに 子どもに言われふと目に止まり
 
  ☆ 壁の花待ちて待つのみ摘まれるを 群生するしか目に止まらずや
  ★ 夢を追い希望託して道を行く我が道は我が選ぶとて
  ☆ 文学は未来永劫しるべなき道をさ歩む愛のあやかし
  ★ 何処までも訪ねてみれど修士無くただ乞う想い募るばかりの
  ☆ 息づかいさえもおぼろの面影に心音深き生きる想いや

  ☆ ときめきも本能なりし欲望の発露と思し人の子の恋
  ★ はたまたは 恋なくしては 子も出来ず 人類の夢 クローンに託す
  ☆ 子どもにも人権ありて思うこと 脳死なりては遅からましを
  ★ やってみて 数字の8を くっつけて 二つ書いたら 恋になり
  ☆ 幾多ある恋の数字の無限大 重ねて知るや未知なる溜め息
  ★ ため息も煩って見る証かも奈落の底に落ち行くも恋
  ☆ ふたりなら奈落の底さえ光さし儚しいのち誰に預けん

  ☆ 夢を見て現を知りて撞着に悩むは無償の愛を求めて
  ★ 夢なりや現も今も夢なりや人の姿のかくあらんとて
  ☆ 描く夢崩れ去るのをおそれてや夢抱きしめて何をぞおもふ
  ★ 寝ても夢覚めても夢と人の言う生きることさえ夢ぞ哀しき
  ☆ 何処にある見えぬ真実てのひらに露と消え去り沁みゐる泪
  ★ 涙して一つしかない真実に迷う心が恋の病よ
  ☆ 重なりに胸の鼓動に耳さやに掠るる声のくぐもり聞こゆ

  ☆ 仕事するフリをしながらメール書きテキスト文書何処へぞ送る
  ★ ジェイホーン 紙飛行機に なりて行き
  ☆ 使い方遊びを知らず刺さる紙 瞳失い闇の中へと
  ★ 恋でさえ知らないままで生きるより無くしても良い試してみるの
  ☆ 無理なのよ恋を知らずに生きられるひとなど何処にいるはずもなく
  ★ 恋多き貴女に判らぬ人もあり魂忘れた下賎も多く
  ☆ 決められずどこから愛の囁きか魂だけが運びし愛を
 
  ★ 憧れて戯れ遊ぶ恋の道 風穴見つけ埋めて欲しくて
  ☆ 愛消えて男消えねど子ども消ゆ 未来消えねど過去消えざらん
  ★ 前を向け 振り返らない 消えぬ過去 直すすべさえ あるわけもなし
  ☆ シナプスを結合させて生きるかな 神経細胞減るだけならば
  ★ 四十路にて 脳細胞の 欠如なる あるは五感の 閃きだけか
  ☆ 酸欠に喘いだ脳の細胞がコーヒー飲んで息吹き返し(ほんまかえ?)

  ☆ 詩人とは露出狂とも紙一重 優雅な謎かけ秘めたる愛に
  ★ 歌詠みは 心の襞の 片隅に 残しておいた 秘密までもや
  ☆ 幻の詩人はうたい愛の詩ささやく波にささやく風に
  ★ 風そよぎ 春の訪れ 蝶誘う 甘き蜜さえ 花あればこそ
  ☆ 哀しみを心もように描かんとすなる歌人の甘き恋歌 
  ★ 投げ捨てて 忘れるも良し 詠むも良し 誰を想おと 誰を怨もと
  ☆ 憎しみも愛も言の葉つのりてや投げ出す息に詩が歌い出す

  ☆ 愛だけを記憶に留め眠り姫 夢で逢う人変わらぬ姿  
  ★ 顔もなく姿も見えずそれでいて何故か抱かれて潤う心 
  ☆ 一人芝居一人で眺め幕引きをピエロに頼み二人の世界 
  ★ 何処までが真実なのか虚夢なのかピエロでさえも彷徨う世界
  ☆ 幻はどちらが悪いと言ったって脳は止まらず働き詰めで
  ★ 検診で 脳はきれいと 君の言う ただ真っ白で シワもなかった
  ☆ 精神がどこにあってもかまわない 声なき声の言葉なき歌
                      
  ☆ 好き嫌いインターナショナル誰にでも 今日の敵は明日の友か
  ★ 怖がらず試してみなけりゃ解らない例え至極の愛さえまでも
  ☆ 知らずとて描ける像の不可思議さ 人のちからの未知なるちから
  ★ 真実の心の中は見えないよ 例え顔見て姿見てさえ
  ☆ 真実は心の鏡で映すもの 吾が心みて汝心みゆ
  ★ 流しても幾度の涙まだ枯れずただ曇りたる心の鏡
  ☆ 海までも流した涙 雨になり やがては吾に戻りくる海

  ☆ その先を言いたいけれど言葉飲み 女の勘を信じるしかなし
  ★ 丸呑みの怖さは今も忘れない刺さった骨の痛さよりまし
  ☆ 丸呑みの餅がつかえてあの世逝き 年を取るって哀しいことよ
  ★ 何処までも青春なのよ心なら 魂の糧無限にあるよ
  ☆ 若さゆえ倦んでさ腐ることもある 吾が足大地踏みしめゆかむ
  ★ 見ないこと悲しいものは見ないこと 逢わぬ事だよ愛しいならば
  ☆ いつの日か国境越えて君に逢う いつかは逢える生きてるならば

  ☆ 天邪鬼今日も今日とて歌増やす 別れの挨拶せせらぎさえも


        ★ ラサちゃん       ☆ りん

 

 

インサイド・ステップ

at 2002 02/23 23:49


  懐かしくて、つい振り返ってしまった
  小さな指先、小さな指輪を転がして
  そっと外した
  返そうと思ったのに
  思ったのに・・・

  懐かしくて、つい振り向いてしまった
  ジャズの音色
  あたしは不機嫌そうに黙り込み
  コルトレーン
  のどもとまで出かかって
  黙ってたね・・・

  あまりにも
  長いと思っていたのに
  あまりにも短くて
  忘れられなくなった
  夏・・・
  黙ったままの夏だった
  愛も語らず
  別れも言わず

  懐かしくて、つい話しかけてしまった
  ポケットにキー
  あなたが遺していったもの
  人違いなの
  わかっているのに
  ごめんなさい

  あまりにも
  後姿が似ていたの
  あまりにも似ていたの
  忘れているはずの
  彼・・・
  黙ったままで天国へ
  愛も語らず
  別れも言わず

 

 

星降る夜のデカダンス

at 2002 02/23 22:33


  ☆ 星降る夜飛び出す宇宙のデカダンス 唯一人ゆえのデカダンスです・・

 

 

健全な社会

at 2002 02/23 06:11

あたしのサイトはみんなのために作ったものではありません。
これは、単に独り言を書き殴るために作ったものに過ぎません。
だから、書きたいことを書き続け、そのうち潰れるだろうと思いながらサイトを運営してきたような気もします。

駄文が詩となり短歌となり、それでも駄文は続いていくでしょう。

それでもネットが単なるコミュニケーション・ツールであるという認識しかないために、やはりコミュニケーション・サイトになっているような気がすることもあります。
不思議。
何となく、天邪鬼の天邪鬼のためのサイトのような気がしてしまう。

みんなのためにどうして自分が何かをしなければならないのでしょう・・?
楽しいから?
ちっとも楽しくなんてありません。
自分のサイトは、単に独り言を呟きたいというだけのサイトだからです。

喜びも悲しみも実は嫌いです。
それが天邪鬼というものです。
それは誰かと分かち合うようなものではなく、空から降ってくる雪のようなもので、すぐに消えてしまうものだからです。
それでも雪が降り続ければ、雪の重さで屋根が潰れることもあります。

雪は美しいけれど、雪は融けて消えるから美しいのであって、積もった雪に黄色い染みがあれば、それは犬の仕業です。
雪融けの季節の雪は、どろどろしていて、土に塗れた泥雪は少しも美しくありません。
それでも春を喜ばなければならないのでしょうか・・・?

このように皮肉塗れで、実は癒し系のサイトでもありません。
癒しという言葉すら嫌いです。
飽きたのかもしれません。

何となく独り言を呟きたいという理由だけ・・・
それが今も続いていることが不思議です。
言葉は後から後から湧き出てきます。
それはあたしの思考の囁きであり、概念であり、それ以上のものでもそれ以下でもなく、勝手に手が動くだけだからです。

独り言を呟いていると、ぼろかすに言われたこともあります。
「ガラスごしのマスターベーション」という言葉はきっと忘れないでしょう。
世の中にそんな下品な言葉が存在し、それが自分に齎されるとは思ったこともなかったからです。

それでも、シニカルに冷ややかにそのような人たちの言葉を甘受しております。
世の中にそういう人たちがいるということが楽しいではありませんか・・・・
汚い言葉で他人を罵り、妬み、群れないと一人では何も出来ない人たちが存在するから社会は薄汚れながら健全さを保っているのかもしれません。

 

 

迷子の道

at 2002 02/23 04:55


  ☆ 彩の哀しき響き流れゆく 時が瞬き時が止まりし

  ☆ 真夜中に詩を口ずさみ歌を詠む 響き重ねて心の音に

  ☆ ほろ苦き想い出遥か消えゆかん 道は別るる微笑みながら

  ☆ 曲がり角いくつ曲がった暗い夜 迷子の猫の声に驚き

 

 

ミスチル・・・風?

at 2002 02/23 05:05


  ☆ 聞きたいな君の鼓動の胸の音 その温もりにそっと包まれ

 

 

単なる感想文

at 2002 02/23 00:58

固定ゲストに支えられ、BBSがメインコンテンツなどと言われ続けていたあたしのサイトの18日のログジャンプについては、やはり感想を書いておかなければならないだろう。
いきなり 651ヒットだ。
翌日の19日以降、またいつものペースでのんびりしていたら、やはりアクセス数が下がった。
綺麗な下降線なので、それなりに美しさすら感じていたのだけれど・・・

月に2回くらいは、ログを回る日を決めているのだけれど、こんなに急激にアクセス数が増加したことは、かつて無い。
今までのそれと18日のログ・ジャンプとの違いは何か?

今回、やり方を替えた。
いつもは気まぐれに、文字通りお初のサイトをサーフィンするだけなんだけど、今回は、若干のコミュニティの新規入会者のところと、好きなサイトを見つけて、そこのログをたどったというところが違う。

新規入会者のところを回るというのは、あまり自分の望む効果は少ないと思う。
タグ講座でも開設しているサイトなら別かもしれないけれど、自分のことを例に取れば、なんで知らない人が来訪してくれるのか、ガイアックスのログの仕組みすら理解していなかったわけだし、回ってもよくわからないから、何となくそのまま見て終わるという感じになってしまいやすいと思う。
とは言うものの、あたしは知らなかったから、最初の3日は、挨拶カキコに忙殺されてしまったけれど。
来てくれたサイトをいちいちマメに見て、カキコしていた。
そーいう来訪者はめったに居ないだろうな・・・

で、今回、リピーターが多いことに気が付く。
何故か?
理由は簡単だと思う。
詩をメインコンテンツにしているようなサイトとか、自分と似た雰囲気のサイトのログを回ったからだと思う。
誰でもそうだと思うけど、自分の興味のないサイトへはあまり行かないと思うのだ。
アクセスアップが狙いで、マメにログジャンプすることを日課にしている人は別として、大抵の人は何となくカキコミュニケーションを楽しみたいが故にサイトを作ってるだけなので、来訪したサイトの日記やBBSなどを読みながら、カキコしようかどうか考えるだけ・・・
カキコしなくても、詩が好きなら、何となくそこのサイトへ来訪しようかな・・とかね、すごくシンプル。
ということは、素直に考えて、詩がメインのサイトに来訪している人というのは、やはり自分で詩を書くかどうかは別として、詩に興味を持っている人が多いということなんだろうな・・・
で、素直にそーいう人たちのサイトを回ることにより、詩やその他のコンテンツを通したコミュニケーションが成立する可能性が高くなる。

よく考えてみたらごく当たり前のことなんだけど、どーして今までそーいうことに気が付かなかったのだろう・・・
ランダムにログジャンプなどをするより、自分の好きなサイトや、共通するテーマのあるサイトをサーフィンするほうが、コミュニケーションが成立しやすい。
自分のサイトにも興味を持ってもらいやすい。

ネットをしていてもあまり検索もしないし、毎日BBSにレスを書くことだけで終わってしまっていただけなので、気が付かなくても当たり前なのかもしれないな・・・
なんかいつもぼーっとしてるだけなのよね・・・
人生は短いから、時間は有効に使わねば。

にしても、一体、いつまでネットライフは続いて行くのだろう・・・・
コンテンツも作り始めたらキリが無いし・・・
詩のトップページも作ってないし、チャリティ・リンクのトップページもまだ。
今までに自分で詠んだ短歌のコンテンツにしても、短歌文法や論壇・歌壇関係についてのテキストページにしても、アップしようと思っても時間が足りない。

まぁ・・・いいや。
のんびりやろう。

 

 

moonlandさんへ 勝手に返歌 『白梅』

at 2002 02/22 17:34


  はかなきは 一夜の夢の 腕枕 覚めて口惜し 白梅の花 (moonland)

  ☆ 白梅のくすぐる香り春のいろ 立ち戻りてや空蝉の夢 (りん)

 

 

つきさん 涼しき風に

at 2002 02/22 04:07

  
  ☆ 知識など何の役にぞ立つものぞ不毛な時間(とき)の死に絶へるさま

  月 吾が未知(路)にただ流れ行く一片の雲さえ雨の雫とならん

  ☆ 心声 心に聞こえし夢曇り 陽炎揺るる心の道よ


  ☆ あまつさえ時が流れに身をまかせ 受けし気持ちを照り返しつつ

  月 照り返す 月の光の 冷たさを せめてやさしき 光に変えて

  ☆ やさしさを光に求めて透きとおる風はなびいて鈴色の音

  月 透きとおる風が運びし鈴の音が心沁みいるその深きまで

  ☆ 気まぐれにどこ吹く風と消えゆかむ 戯れながら頬にキッスして

  月 それぞれの 想いを乗せて 吹く風の 時にやさしく 時に冷たく

  ☆ 見るひとぞゐてや移ろふ陽炎の熱き太陽風さや涼み

  
        月 つきさん          ☆ りん

 

 

交換日記

at 2002 02/21 17:57

今日、娘が交換日記を始めたらしい。
友達と一緒に何を買いに行ったのかと思ったら、鍵付きの日記。
鍵が付いてるとはいうけれど、ビニールカバーに付いているだけなので、カバーを鋏でちょんちょんちょんと切ってしまえば何の役にも立たない。
それでも一応は気分の問題なのかもしれないな・・・

娘の友達のほうは、すでに5冊めなのだそうだ。
母親と2冊、他のお友達と2冊、今度は娘と一緒に日記を付けるらしい。
あたしに見せにきて、中を見てもかまわないらしいのだけれど、生意気にもおちびが嫌がる。
見たって大したことが書いてあるわけでもなく、そんなんだったらサイトを作ってあげようかと思ったくらい。

----あたしのサイトの片隅にコーナーを作る?

「今日は部屋の片づけを二人でしました」
「余計に散らかってしまったわ。ありがとう(あちき)」

----という具合にコメントしてあげようか?

などと自分のサイトを眺めながら、おちびたちに説明する。
そんなことをしたら、近所のお母さんたちがあたしのサイトを眺めに来るようになりかねないので、やはりその話はボツになったらしい。

どうして日記をウェブサイトにアップするのか、考えてみたら不思議だ。
でも、この日記(屁理屈にっき)はあまり日記らしくもないけれど、やはりあたしの日記だ。
あまり日常ネタについては書かない。
書いてもいいのだけれど、バーチャルでもリアルでも同じ話を延々としなければならなくなるのがかったるいことに気が付いてしまったので、あまり書かなくなった。

----書いたら、(他の人が)何か書いてくれるの?(おちびの友達)

仕方が無いのでBBSを見せた。
何か書いてくれるとすれば、BBS。

日記というのは、ひっそりコソコソ付けるものだと思っていたので、考えてみたらそれを第3者に公開するというのもおかしな話なのかもね。
でも、交換日記に鍵を付けて、一体、何の意味があるのかも悩んだけど、最高4人で回し読みができるようになっているらしい。
ようするに、回し読みの世界なのね・・・
関係ない人間が読んでも、面白くも何とも無い。
そのくせ、他の人に見られるのを嫌がる。

あたしの日記は、精神の垂れ流しとまで言われている。

----どーだ! (・・・とは言わないけどね・・)

自分の書いたものを誰かに読まれて恥かしいとは思わなくなったのは、一体、いつからだろー?
考えてみたら、それが思い出せないのだわ・・・
いつからかな?

 

 

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