Rin's Diary
January, 2002
(No.3)

 

つきさま 光を受けて・・

at 2002 01/31 16:30


  月 きらきらと輝く新雪(ゆき)の美しき
            転んでもいい 踏み出せばいい
  ☆ 一片の雪になりたし儚くは掌に融け一時の夢
  月 ひとときの夢ならせめてもう少し覚めずにいたい雪降る中で
  ☆ 雪の中強く握りた手のひらに”さよならはいや”呟き掠れ
  月 掌に書いた言葉と吾の手を あたたかき手がそっと包みぬ
  ☆ 温もりがあなたの姿伝えてる 今はそれだけ明日には消えて
  月 今はあり明日には消える温もりを握りしめてる 心細さに・・
  ☆ 移ろいを月に擬え三日月の心細さも光湛えて
  月 自らは光を放つことはなし君の輝きこの身にうけて
  ☆ 燃ゆる火をこころの底に抱きつつ君は輝く吾がこころ受け

  月 自らは光を放つことはなしそれでも夜はこの地球(ち)を照らし
  ☆ 海の底やがては沈み一つ星水の深きは月をも隠し

  ☆ すれ違う昼と夜との隙間から それでも照らす光一つに

  ☆ 逢いたくて逢えない想い書き連ねそれでも逢えずそれでも逢うの
  月 逢いたくてそれでも逢えぬ切なさに 今宵もひとり恋歌を詠む
  ☆ 空からの手紙届いて時はなお二人を隔てし時空の彼方
  月 諦めのつかぬ君とのこの距離が嬉しくもあり寂しくもある
  ☆ 逢いたいと想う気持ちのつのりてやめぐる季節の隙間うめさり


       月 つきさま        ☆ りん

 

 

やはり、書く・・・!?

at 2002 01/31 17:41

昨晩から書こうかどーか迷いながらも、メルアドに早速届いた「何とかParty」というウイルス・メールとそれを警告するよーなメールを10通くらいそそくさと削除し、アクセス解析などを取り付けて、1日に何回も来訪してくれる来訪者の存在を眺め(やはり数人はいらっしゃいますね・・・ありがたくないけど、ありがと☆ウソ!)、どこのドメインかと思えば、ヒルトンホテルやどこぞやの大学などのドメイン多数に驚いたりしながら、やっぱり書くしかないのかもしれないと諦めモードになってしまう。

このAOLを徘徊していた時代のネタというのは、隠れインパクトがあるらしくて、実はこれを楽しみに来訪してくれる人が今でもいることが不思議なの。
ここでのアンモナイトな体験は、やはりワイドショーのノリみたいなものなのかもしれないですね・・・

というわけで、例の如く?『Africa Online』から胡散臭いネタを仕入れ、タイトルがすごいもんね・・・『出会い系サイトを徹底解剖する』だもの。
インターネットの普及と出会いについての変遷がわかりやすく解説してあって、さすがにアンモナイトなあたしでも納得せざるを得ない。
かつてのパソコン通信と呼ばれていた時代の出会いは、それこそフォーラムとかだもんね・・・ごく一部の人たちだけが参加しているだけだった。

あたしがネットを始めたのは、2000年1月2日。
なんでハッキリ覚えているかというと、それなりに当時は2000年問題が不安だったし、自分のスクリーンネーム(HN)に12という数字を使っていたのは、1ヶ月無料というウタイモンクに惹かれて始めただけだから、ぼーっとしているうちにそそくさと1ヶ月が経過してしまうことを恐れたからでもあるわけです。
という主婦根性に誘われるままに加入したプロバイダが、実は出会いの斡旋の場ということに気が付いたのは、つい最近? 最近というより、以前から気が付いていたけれど、あたしだけが特別なのかもしれないと勝手に思ってた。が、しかし・・・・・プロバイダ自体が、そーいうノリで斡旋しているような媒体だとは知らなかったな。
だから、いっくら苦情のメールをAOL110番などに送ってもダメなのね・・・・あまりにも疲れるからやめよーと思ったら、1ヶ月タダにするからやめないでくれ!というレス・・・・・
不思議。
単なる経営方針なのかもしれないけれど、それにまんまと知らないうちに貢献していたのかもしれないと思うと、なんか悔しい。
敢えて、抗議しよーとも思わないけど。
で、今更、あの時代のことは書いても意味がないと思いながらもやっぱり書いてしまう・・・のね。

すでに、1998年には人妻の温床だったのね・・・あの世界。
つまり、あたしが加入する2年も前からそーいう世界だったというわけで、確かにアクティブな奥さん連中が昼間っからチャット部屋に群れていたことは認めるけど。
とにかく、メンバールームまで作って不倫してるんだからいやんなっちゃう。
大抵は、半年もすると潰れるらしいけど。
潰れる理由が、深みにはまって離婚騒動にまでなってしまったとか、単に妊娠してしまったために自然消滅したとかだもの。
あたしの場合は、単に誘われて話を聞いただけなんだけどね。
それでもそーいうお誘いだけでも数回あるわけだから、如何に短期間で危険な罠にはまってしまいやすいかわかるけど。
メッセンジャーがあるからかな。
パブリックで話していると、IMが入る。
で、話しているうちに、それとなくあちらさんは観察しているのね・・・
ビギにいきなりそーいう話をすると驚くから、一応は面接みたいなものまで実施しているところもあるし・・・
中には、パスポートを発行して、情報交換やら「木っ端ミジンコマニュアル」というのかなぁ・・・そーいうのは不倫そのものが目的ではなくて、単にそーいう不倫親父を撃退することにより鬱憤を晴らすというノリだから、ちょっと意味合いが違うらしい。

なんで簡単に写真なんかを送ってくる人がいるのか不思議だったけど、よーは『出会い系プロバイダ』だから、それが当たり前なのね・・・
ほんと、長くやってる人ほどそーいう感じだったから、うっかり騙されちゃうわ。
携帯の番号なんて、すぐに教えてくれるわけだし、メルアドにいきなり携帯メールが飛び込んでくることも珍しくない。

あたしは、そーいうことに慣れすぎてしまっていて、すぐに忘れてしまう。

どんなことにも慣れってあるのかもしれないね・・・
最初は、いちいち驚いていたことでも、何となくネットが長くなるうちに、この世界はそーいう世界なのだとあっさり認めているよーなところがあるし、気が付いたら単なるバーチャルだからと思って、てきとーにあしらうことすらオートマティカルに実行してしまっている。

でも、若い人のナンパ?は清々しくていいな。
単なる偏見なのかもしれないけれど、どこか中年や所帯持ちばかりが集まっていたようなところとは違ってサバサバしてるよね。
案外、そーいうところでぼーっと画面を眺めながら観察しているのも好きだったし。
我ながら悪趣味とは思いつつ、そーいうところではあたしなどはおばちゃんだから蚊帳の外だもの。
何となく居心地がいい。
「あ、またあいつ振られた(@ ̄w ̄@)ぷ」
などと思いながら、何となく遊んでる。
確かに、悪趣味。

******

というカキコをするから、旧い人たちがいつまでも喜んで来訪してくれるのかもしれないな・・・

日常生活が単調なのは、誰しも感じることなのかもしれない。
でも、こーいう刺激でしか刺激を求められなくなったらラットと変わらない。
暇だけど退屈しているわけではないとか・・・脳をアクティブにするってことの意味をどーやって説明したらいいのかわからない。
でも、単なる視床下部刺激の欺瞞に自分の呟きがもっともらしく利用されてる可能性があるかと思うと、それも何だか気分が悪い気がしてしまう。

でも、いつしか時は流れ、そーいうアホらしさも単なるカキコのネタに過ぎなくなってしまっている。

りんど危うきに近寄らず・・・・
石橋叩いて渡らない。
そのくせ、気が付いたら吊橋を渡っているのね・・・・
いずれにせよ、リアルもバーチャルも単なる関係性の問題に過ぎない。
フォーラム的な出会いと、テレクラ的な出会いと、そのどちらも簡単に落ちている世界か・・・・

光と闇だ。

願わくば、光の中で何かを模索していたいと思うけれど、アクセス解析の意味するところ・・・・か。
まぁ・・・・・そーいう人たちがいるから、このサイトも潰れずに続いているのかもしれないな。
自分の闇を照らされると不安な人たちか・・・・

闇もライトアップしちゃうと綺麗でしょ?
んなことないか・・・・ヤレヤレ。

 

 

ラサちゃん 雪山讃歌

at 2002 01/30 12:41


  ☆ 移ろいし花の香りに想い寄せ 振り向く過去は二度と戻らん 
  ★ 遠い過去日記に書いたラブレターそっと開いて微笑むあなた
  ☆ 死ぬまでに捨ててしまおうそう決めて それでも仕舞い忘れるままに
  ★ 幻想の 過去の記憶の その奥も 心の底に 秘めし鍵箱  
  ☆ 遠い過去遥か彼方に静止して その一時に真実ありしや
  ★ 真実は ひとつと言った あの人の 恋文開く 戸惑いはなぜ
  ☆ 恋文は開けてみるまでわからない 今日はときめき明日は涙か

  ☆ 黄水仙冬の間に育ちつつ春を告げるや大地輝き
  ★ 香り立つ紅梅に似て振袖の揺らぐ二十歳の春も輝き
  ☆ 旅立ちを祝う門出の華やかさ携帯だけは電源切ってね
  ★ 携帯にネットいらぬと切る人の思い不思議なこの世の中よ
  ☆ そのような人が居るのか知らんぞえ羨みし我ネット中毒
  ★ おばちゃんの使う携帯もしもしだけよネットの意味も知りゃしないのよ
  ☆ ああ悲し未だに携帯持ってない一体誰と話すものやら

  ☆ 空を見て星の多さに驚きつ 露と消え去り吾が命さえ
  ★ 今日しかない 過去はないから 明日しかない 夢しかないから 進むしかない
  ☆ スロープを滑るようにその一歩 歩み出したら落下するまで
  ★ 雪まみれ 転んで起きて また滑る それでも恋しい 雪山賛歌
  ☆ 雪山のスロープ眺めて怖ろしき 楽しむほどに寒さに負けて
  ★ 銀世界 恋しい人の 懐に 飛んでみたいな 大倉山よ
  ☆ 大ジャンプ飛び出す勇気腰砕けそれでも山は白銀世界

  ☆ 浮遊する世界に潜む願いかな まどろむ夢を身にまといつつ
  ★ 剥がされて 嬉しい時の 来る日まで 育て心よ 育て我が身よ
  ☆ 薄闇に包まれし夢消えゆかん 偽り無きしは歩む時だけ
  ★ 偽りも 受ける痛さの 辛いのは まだ精進の 足らんが故か
  ☆ 痛さゆえ学べることも多かりし 一つ転んで二つ覚えて
  ★ 一歩下がって 二歩進めれば そのうちに 希望の星も 手に入るかな
  ☆ 希望ならそこかしこにと見えるでしょ希望の道は未来へ続く


        ★ ラサちゃん        ☆ りん

 

 

マサピンさん そこかしこにと

at 2002 01/30 10:10


  ☆ 年明けもシーズン続いて買い物に明け暮れている観光地かな
  ○ 年も明け 気づけば普段と同じ日々 乗るのが怖い体重計かな
  ☆ 体重計気にするほどに遊びたし セーター着込んで達磨になって
  ○ 着膨れで 内に篭る 達磨かな 表に出れば 雪の達磨に
  ☆ 転んでもタダで起きない達磨かな 濡れて冷たい手袋の雪

  ○ マフラーをなびかせ走る木枯らしの かじかむ掌 吐息で温め(字余り)
  ☆ 木枯らしをうつむきかげん早足で逃げても追うは路上の落ち葉
  ○ 並木道 二人並んで 枯葉ふみ 木枯らし吹くとも 温もりあるかな(字余り)
  ☆ 木漏れ日を背中に感じ歩く道 伸びる影さえ二人並んで
  ○ 木枯らしに 躍る落ち葉も 黄金色 光の中より 出づる君かな
  ☆ 美しく木陰に沈む紅の 君立ち止まり夢に咲く花
  ○ 足元の 枯葉踏む音 かさかさと にびいろの街 君が彩る

  ☆ 柔らかき陽射しの中に春を見て 移ろう街に季節は流れ
  ○ 春びより 日差し浴びて 縁側の 香漂う 梅の蕾よ
  ☆ 寒梅の冷たき香り身も凍り それでも春はそこかしこにと

  ○ 見上げれば 照らす太陽 じりじりと 夏に焦がされ 寒さを偲ぶ
  ☆ 火炎樹の夏の息吹に照らされて 飛び込む店の影に癒され
  ○ ネクタイを外し服脱ぎシャワー浴び 喉を潤せ 冷たきビールよ
  ☆ 現実はすでに遠くにありしやと木陰なき道どこまで続く

  ☆ 真実は心の中にありしやと思えばこそのネット歌人よ
  ☆ 人格を虹に見立てて謎めいてそれでもどこか他人任せに


        ○ マサピンさん        ☆ りん

 

 

模索中

at 2002 01/29 12:53

燃えカスのような人生か・・・
それで、今を楽しめとか言われてしまうのか。
何となくその意味に気が付く。
が、しかし、あたしはそんなに自分が不幸とは思えない。
そのことを認めてしまうと、すべてがどーでもよくなってしまうからイヤなだけ・・・

うちのダンナなんかええよな・・・・
もっとも子どもの頃は勉強ばかりさせられて、20代はひたすらその反動か遊びまくり、30代はお仕事三昧。
40代は、せっせと稼いでもらって親孝行の一つもして、50代になれば、おちびも大人だ。
で、60代は、孫の世話?

月並みな人生かもしれないけれど、なんかいい人生のような気がしてしまう。

りんさんは、どーなのかな・・・・
なんかいつもてきとーなあたし・・・・・

20代のデカダンスがまだ効いてるのかもしれないな。
さんざ親不孝者と罵られ、毎晩、朝まで飲んで研究三昧な日常・・・・・
謎の女・・・・・か。
笑ってしまう。

30代は、突然、ふつーの主婦・・・・・
なんかマニアだな。
主婦をするなら主婦っぽいほーがええに決まってるし、第一、わかりやすいよね・・・他人に対して。

今更、遊びまくりたいとも思わないし、恋愛を犠牲にしてまでの研究生活でもなかったしな・・・
子どもはやっぱりどーやっても可愛いし、本能のよーに母親をしているあたし・・・
昔のことにしがみついてるわけでもないと思うけど・・・
もしも誰かがあたしに対して、そーいう風に思うのであれば、それはそれで正しいのかもしれないな。

復学の権利はあるものの、今更それを行使してどーしよーというのだろー?
学位を取るとか?
う〜ん・・・・・日本のために貢献してしまうな。
それも旧い話よね・・・・・
確かに、女の子というだけで学校へも行かせてもらえない国は未だにたくさんあるわけで、そーいう国なら、女の博士なんて居るはずがないと言われても仕方がない。
それを考えると、学位が無いのが悔しいけれど、それこそあちきの時は、教授でも学位の無い先生なんて珍しくなかったから・・・文系だし?
それを考えると、不思議な国だけど。
年中、誰が学位の審査をするとかしないとかで揉めてしまう。
何だか情けない。
その点、理系はサバサバしていて羨ましいけど。

おっと、こーいうノスタルジックなことばかり日記に書いているから、燃えカスと言われてしまうのだろーか?
大きなお世話だ。

貪欲なまでにしがみつきたいものって、今となっては何もないことに気が付く。
それを考えると、確かに燃えカスだ。
ババアになってまで、何かを模索していたいとは思えない。
かっこわるいじゃん。
もともとがお上品ぶったナルなんだから、自分のエゴ丸出しに何かに向かって貪欲さを発揮するなんて、どこか薄らみっともないとすら思ってしまう。

もっとバカになれ。
研究に対しては貪欲に。
一つのことしか出来ない女になるな。

それでいて、すべてを忘れなさい・・・・・か。

どこまでも矛盾だらけだ。

いつも矛盾を突きつけられながら、二面性について考えなければならない。

家庭を維持することだって、それなりにパワーが必要だと思うけどな。
そーいう簡単なことすら出来ないで悩んでる人がたくさんいるではないか。
おまけに相次いで親の死や震災やその他諸々・・・
案外、よくやってると自分では感心してるけどな。

それでいて燃えカス扱いはないだろ・・・・オイ!

コレ!
と思えるものに出会えないだけだと、自分では思っているけど・・・・
そーいうのはいざ探したからといって見つかるものではないと思う・・・・・・し・・・・・・・
まぁ、他人は他人、我は我だ。
ぼーっとしているだけでも、確実に時間だけは過ぎて行く・・・・・だけなのかもしれないな。
これが、年を取るということなのだろーか?
誰か知っていたらおしえてほしい・・・

 

 

解放・・・・

at 2002 01/28 13:06

困った・・・・
サイトにゲームなんかを設置してしまうと、マジメに日記を書くのがしんどくなってしまう。
カラーが違うと言えばそれまでなんだけど、どーしてマジメに日記を書かなければならないのかモチベーションが低下してしまうから仕方がないのかもしれない。

何だか中途半端なのよね・・・・
短歌サイトだったら短歌だけで構わないような気がしてしまうし、日記サイトだったら日記だけで構わないような気がしてしまう。
それでいて、今年は少しはサイトらしくしようと思ってはいるものの、サイトらしさって一体何だかま〜ったく解ってないことに気が付いてしまった。

孤独と自己嫌悪の関係か・・・・・
結局、孤独というのは自己との関係性の問題なのかもしれないな・・・
友達がいて、恋人がいて、家族がいて、それでも感じる孤独感?
何だかすごくヘンだと思っていたけれど、結局は、自己嫌悪との戦いだったのかもしれない?

今にして考えると、すごく不思議・・・・
今はすでにあの頃みたいな激しい自己嫌悪の渦には戻れない。
自分が求める自分とは違っていたからこそ、自分を取り戻すことに必死だっただけなのかもしれないな。

デカダンス、デカダンス、デカダンス!!!

とにかく、あの頃の自分はガンジガラメだったことだけは確か・・・・・
今更、何にガンジガラメだったかを考えたくはない。
でも、いろんなしがらみに包まれて、窒息しそうだったからこそ、何かを求めて模索していただけなのかもしれない。
蝶よ花よ、という時代が人生最低最悪の自己嫌悪の時期というのが何ともはや・・・・・情けない気もするけど。
蝶よ花よ、とガンジガラメだったのだから仕方がない。

今は、自由だ。
きっと、これが自由なのかもしれない。
ならば、今のこの一時を記憶に留めておこう・・・

 

 

ラサちゃん 痛み・・

at 2002 01/27 13:41


  ☆ 移ろいし花の香りに想い寄せ 振り向く過去は二度と戻らん 
  ★ 遠い過去日記に書いたラブレターそっと開いて微笑むあなた
  ☆ 死ぬまでに捨ててしまおうそう決めて それでも仕舞い忘れるままに
  ★ 幻想の 過去の記憶の その奥も 心の底に 秘めし鍵箱  
  ☆ 遠い過去遥か彼方に静止して その一時に真実ありしや

  ☆ 黄水仙冬の間に育ちつつ春を告げるや大地輝き
  ★ 香り立つ紅梅に似て振袖の揺らぐ二十歳の春も輝き
  ☆ 旅立ちを祝う門出の華やかさ携帯だけは電源切ってね
  ★ 携帯にネットいらぬと切る人の思い不思議なこの世の中よ
  ☆ そのような人が居るのか知らんぞえ羨みし我ネット中毒

  ☆ 空を見て星の多さに驚きつ 露と消え去り吾が命さえ
  ★ 今日しかない 過去はないから 明日しかない 夢しかないから 進むしかない
  ☆ スロープを滑るようにその一歩 歩み出したら落下するまで
  ★ 雪まみれ 転んで起きて また滑る それでも恋しい 雪山賛歌
  ☆ 雪山のスロープ眺めて怖ろしき 楽しむほどに寒さに負けて
 
  ☆ 浮遊する世界に潜む願いかな まどろむ夢を身にまといつつ
  ★ 剥がされて 嬉しい時の 来る日まで 育て心よ 育て我が身よ
  ☆ 薄闇に包まれし夢消えゆかん 偽り無きしは歩む時だけ
  ★ 偽りも 受ける痛さの 辛いのは まだ精進の 足らんが故か
  ☆ 痛さゆえ学べることも多かりし 一つ転んで二つ覚えて


      ★ ラサちゃん         ☆ りん

 

 

マサピンさん 季節ボケ・・

at 2002 01/25 10:28


  ☆ 年明けもシーズン続いて買い物に明け暮れている観光地かな
  ○ 年も明け 気づけば普段と同じ日々 乗るのが怖い体重計かな
  ☆ 体重計気にするほどに遊びたし セーター着込んで達磨になって
  ○ 着膨れで 内に篭る 達磨かな 表に出れば 雪の達磨に
  ☆ 転んでもタダで起きない達磨かな 濡れて冷たい手袋の雪

  ○ マフラーをなびかせ走る木枯らしの かじかむ掌 吐息で温め(字余り)
  ☆ 木枯らしをうつむきかげん早足で逃げても追うは路上の落ち葉
  ○ 並木道 二人並んで 枯葉ふみ 木枯らし吹くとも 温もりあるかな(字余り)
  ☆ 木漏れ日を背中に感じ歩く道 伸びる影さえ二人並んで

  ○ 木枯らしに 躍る落ち葉も 黄金色 光の中より 出づる君かな
  ☆ 美しく木陰に沈む紅の 君立ち止まり夢に咲く花
  ○ 足元の 枯葉踏む音 かさかさと にびいろの街 君が彩る
  ☆ 柔らかき陽射しの中に春を見て 移ろう街に季節は流れ

  ○ 見上げれば 照らす太陽 じりじりと 夏に焦がされ 寒さを偲ぶ 
  ☆ 火炎樹の夏の息吹に照らされて 飛び込む店の影に癒され


       ○ マサピンさん        ☆ りん

 

 

強さ

at 2002 01/24 09:25

人間は、誰しも孤独だと思うのだ。
だからこそ、人は愛を求め、のた打ち回らなければならない。
時に、裏切られ、傷つきながらも、それでも愛を模索する人たちは多い。

恋愛は、孤独と相性がいい。
思春期になり、やがては親や家庭から自立する時期に達すると、それなりに孤独を覚える。
そして、恋に憧れる。
男の子の場合は、それはもっと性的な衝動に近い感覚なのだろーか?
あたしには、よくわからない。
性差があっても不思議はないだろう。
そして、それ以前に愛に恵まれていなければ、親の愛を求めて模索してしまう。

愛は目に見えないけれども、生きるに必要なもの。
孤独に強い人は、心の中にたくさんの愛を持っている。
神の愛を模索する人たちは、自ら孤独の道を歩む。

それでいて、人は孤独になりたいという願望を持つ。
不思議。
誰かといるよりも、一人でいたいという願望。

癒し・・・・・・
この言葉があまり好きになれない。
つまり、心の疲れた人たちは、一人になることを渇望する。
癒しを求め、模索する。
だけど、癒しって何なのだろう?
つまりは、一人になること。
静かになること。
一人になること、静かになること、孤独になることにより、癒される。
不思議。
目に見えない何かを感じることが出来るようになるからかもしれない。
目に見えない何か・・・・・
つまりは、精神であり、心であり、自由だ。
心の静かな人にしか、神さまは感じられないらしい。
つまり、愛を感じるためには、心が静かにならなければならない。

愛は、孤独と相性がいいのかもしれない。
そして、愛とは孤独を埋めるために存在するのかもしれない。

あたしに何か取柄があるとすれば、子どもの頃から異常なまでに孤独に強いということなのかもしれない。
不思議・・・・・
正確には、孤独に強いのではなく、単なるワガママで孤独を恐れないと言ったほうが近いのかもしないけど。
物事には常に二面性があるわけだから、捉え方なのかもしれないな。

 

 

つきさま 心細さ

at 2002 01/24 00:45


  月 きらきらと輝く新雪(ゆき)の美しき
              転んでもいい 踏み出せばいい
  ☆ 一片の雪になりたし儚くは掌に融け一時の夢
  月 ひとときの夢ならせめてもう少し覚めずにいたい雪降る中で
  ☆ 雪の中強く握りた手のひらに”さよならはいや”呟き掠れ
  月 掌に書いた言葉と吾の手を あたたかき手がそっと包みぬ

  ☆ 温もりがあなたの姿伝えてる 今はそれだけ明日には消えて
  月 今はあり明日には消える温もりを握りしめてる 心細さに・・
  ☆ 移ろいを月に擬え三日月の心細さも光湛えて

  ☆ ときめきを飯の時間になぞらえて歩く時計になしりたまいて

  ☆ 逢いたくて逢えない想い書き連ねそれでも逢えずそれでも逢うの
  月 逢いたくてそれでも逢えぬ切なさに 今宵もひとり恋歌を詠む
  ☆ 空からの手紙届いて時はなお二人を隔てし時空の彼方


        月 つきさま        ☆ りん

 

 

ネスケ・・・

at 2002 01/23 20:27

気まぐれにネスケをインストールした。
何だか雰囲気が違う。
自分で作ったページの壁紙が固定されてないし、短歌のコンテンツなんてきちんと表示されない。
挙句、日記を書いたら、パスワードがうまく入らなかったので、内容が飛んでしまった。
やっぱり慣れないことはするべきではないのかもしれないけれど、ウィルスが迷惑な気もするけれど、やっぱりマイクロソフトに頑張ってもらおうと素直に思った。
毎日、同じ画面を眺めていたら飽きるのではないかと思ったけれど、やっぱり苦労するくらいなら飽きるくらいのほうがマシかもしれないと、苦労の嫌いなあたしはふと考える。
それでいて、ネスケを使ってる人に謝らなければならないほど、まったく表示されないわけでもないし、その辺があまりにも微妙すぎていやだわ。
雰囲気は、ネスケのほうが好きなんだけどなぁ・・・・
世の中は、うまく行かないのね。
それとも、そのうち慣れるかな・・・
ネスケが半分だけ標準設定されてしまったみたい。
何でそーいうことになるのは不思議だけれど、なってしまったんだから諦めよう。
メモリーが足りなくなったら、ネスケをアンインストールするとすごくラクになるかもしれないな。
しっかし、やりだしたらキリの無い世界だとつくづくしみじみ・・・・

 

 

ラサちゃん いろいろ・・・

at 2002 01/23 08:25


  ☆ 移ろいし花の香りに想い寄せ 振り向く過去は二度と戻らん 
  ★ 遠い過去日記に書いたラブレターそっと開いて微笑むあなた
  ☆ 死ぬまでに捨ててしまおうそう決めて それでも仕舞い忘れるままに

  ★ 凍てつきし 花の命の 愛しさよ 春を信じて 残す色香の 
  ☆ 寒き冬雪の輝き照り受けて きらきら光る花の息吹よ
  ★ 白くとも 自己愛だよと 水仙の 投げる言葉に また魅惑され 
  ☆ 黄水仙冬の間に育ちつつ春を告げるや大地輝き
  ★ 香り立つ紅梅に似て振袖の揺らぐ二十歳の春も輝き
  ☆ 旅立ちを祝う門出の華やかさ携帯だけは電源切ってね

  ☆ 放浪の民を祖先と崇めつつ 大地の風は何処へとも吹き
  ★ アフリカの 命育てば 牛育ち 草の無きにて 砂漠化すると
  ☆ 空を見て星の多さに驚きつ 露と消え去り吾が命さえ
  ★ 今日しかない 過去はないから 明日しかない 夢しかないから 進むしかない
  ☆ スロープを滑るようにその一歩 歩み出したら落下するまで

  ★ 歌に詠む 心の夢よ 何処までも 飛べよ育てよ 現を忘れ
  ☆ 浮遊する世界に潜む願いかな まどろむ夢を身にまといつつ
  ★ 剥がされて 嬉しい時の 来る日まで 育て心よ 育て我が身よ
  ☆ 薄闇に包まれし夢消えゆかん 偽り無きしは歩む時だけ


      ★ ラサちゃん        ☆ りん

 

 

美しい詩・・・

at 2002 01/23 08:16

 
 『シクラメンのかほり』   小椋 桂 作詞・作曲   


真綿色したシクラメンほど
清しいものはない
出逢いの時の君のようです
ためらいがちにかけた言葉に
驚いたようにふりむく君に
季節が頬をそめて過ぎてゆきまいした

うす紅色のシクラメンほど
まぶしいものはない
恋する時の君のようです
木漏れ陽あびた君を抱けば
淋しささえもおきざりにして
愛がいつのまにか歩き始めました

疲れを知らない子供のように
時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことが出来るなら
僕は何を惜しむだろう

うす紫のシクラメンほど
淋しいものはない
後ろ姿の君のようです
暮れ惑う街の別れ道には
シクラメンのかほりむなしくゆれて
季節が知らん顔して過ぎてゆきました

疲れを知らない子供のように
時が二人を追い越していく
呼び戻すことができるなら
僕は何を惜しむだろう


*******

先日、不意にカー・ラジオから聴こえてきました。
70年代半ばの曲ではないかと思うんですけど、四半世紀が過ぎても美しい詩だと思います。

 

 

マサピンさん ホワイト・オータム?

at 2002 01/23 08:44


  ☆ 年明けもシーズン続いて買い物に明け暮れている観光地かな
  ○ 年も明け 気づけば普段と同じ日々 乗るのが怖い体重計かな
  ☆ 体重計気にするほどに遊びたし セーター着込んで達磨になって
  ○ 着膨れで 内に篭る 達磨かな 表に出れば 雪の達磨に
  ☆ 転んでもタダで起きない達磨かな 濡れて冷たい手袋の雪

  ○ マフラーをなびかせ走る木枯らしの かじかむ掌 吐息で温め(字余り)
  ☆ 木枯らしをうつむきかげん早足で逃げても追うは路上の落ち葉
  ○ 並木道 二人並んで 枯葉ふみ 木枯らし吹くとも 温もりあるかな
  ☆ 木漏れ日を背中に感じ歩く道 伸びる影さえ二人並んで
  ○ 木枯らしに 躍る落ち葉も 黄金色 光の中より 出づる君かな
  ☆ 美しく木陰に沈む紅の 君立ち止まり夢に咲く花


       ○ マサピンさん        ☆ りん

 

 

恋愛に失敗しやすい人?

at 2002 01/22 08:21

どんなに素敵な男性でも、愛妻家じゃなかったら何の値打ちも無い。
ハンサム、社会的ステータス、家柄、金、セクシーさ、などなどいろいろパワフルな人は多いけれど、結局、奥さんを大事にしているよーな人が何故か魅力的に見えてしまうのはあたしだけだろーか?

これって気のせいかもしれないと思っていたら、きちんと統計調査があるのよね・・・
女性は男性の飾りにはなるけど、男性は女性の飾りにはならないらしい。
選挙すら奥さんの人気が大事になるらしいけれど、これには根拠がある。
男性の場合、魅力的な女性を同伴しているだけで、社会的な好感度がアップし、本人の魅力も高く評価されるらしい。
ところが、女性の場合、どんなに素敵な男性を同伴していようとも、それが本人の評価には繋がらない傾向があるみたいで、何となくヘン。

これも生物学的な戦略の差なのかもしれないな・・・
恋愛のリスクという点で、女性は男性に比較すると極めて高いため、恋愛に関しては男性よりも慎重にならざるを得ない。
逆に、男性の場合、オーバーハングが多くなる。
現れる現象は、一見するとよく似ているかもしれないけれど、内容が違うのだわ。

一人の魅力的な女性に対して、複数の男性からのアプローチがあることは珍しくない。
そして、彼女は最終的にセレクトしなければならない。
これに対して、男性の場合は、恋愛のリスクは低いけれども拒否される確率もそれなりに高いために、常に複数の女性をターゲットにしているケースが多い。
大抵の場合、その男性を受け入れるかどーかの決定権は女性の側にあるケースが多いので、男性は常に他の男性に対してバトルを強いられる。
つまり、魅力的な女性を同伴しているということは、恋愛におけるウィナーというニュアンスが強い・・・?

その結果、男性はその女性にアプローチするかどーかを素早く決定しなければならないせいか、いわゆる好みというか、プロトタイプを持っているらしい。

女性に男性の好みを訊くと、大抵は、「やさしい人」とか、すごく曖昧な表現が多い。
つまり、コレ!といった好みがハッキリしていないのが特徴なのかもしれない。
ところが、男性の場合、驚くほど好みがハッキリしている人が多くて、ほんと呆気にとられるくらいだわ。
どこか自分の好きなタイプというプロトが形成されているために、問題はそこに当てはまるかどーかだけなのね・・・

で、後になってから後悔する人が多いのも、男性の特徴らしいのだけれど・・・

 

 

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