Rin's Diary
December, 2001
(No.2)

 

やっぱりデータはつおい・・?

at 2001 12/20 19:02

結局、不意にモリ・カンテを聴きながら始まった独り言生活は、ノラクラしながらも新しいサイトを作ろうとするダイナミクスになっているのかもしれない。1年近くガイアックスのサイトで遊んできて、ウェブはネットワークの世界だということをうっすらと感じただけ・・・
ネットワークって何なのかな?
情報伝達ツールでもあるかもしれないし、それでいて、コミュニケーション・ツールでもある。

以前、プロバイダのチャット部屋で遊んでいた時、不意に海外からの質問。手元に日本地図がないから、札幌から岩見沢までどれくらいの距離かを知りたいという突然の質問が。しかも、自転車で行くという・・・
確かにチャット部屋なら、どーせヒマな人が遊んでいるだけだし、札幌からアクセスしている人もいるかもしれないし、あたしみたいに地図を眺めてくれる人も居るかもしれない。
その場で情報がヤリトリされるわけだから、こんなに便利なものはないかもしれない。
コミュニケーションというのが、あまりにも多種多様で一方的に発信しても、それはそれで一種のコミュニケーションなのだから仕方がない。
あえて、この定義については深く考えるのは止めよう。しょせん、人間が考え、実行するだけのことだから、媒体が何であってもやってることは同じなのかも。

壁・・・・・
国境を越えるためには、言語、習慣、宗教、その他諸々ルールが違うために何やらややこしい気もしてしまうけど、人間なんて、根底が変わらないのだから仕方がない。
心理学なんて研究していると、それこそ海外の文献ばかり読まされる。よく考えると、不思議・・・よーするに、「人間」というタームで語ってしまう限り、そんなに違いはないということなのだろーか?
そのくせ、病気や文化・コミュニケーションなどはやはり微妙に違っているために、何だかややこしい気もしてしまう。が、しかし、そんなには違わない。

例えば、職場恋愛などというものは、大昔にはタブーとされていたという話を聞いたことがある。が、しかし、不倫なんかを考えてみると、そーいう職場などの閉鎖性のある場所で発生することが多い。通りすがりやバーでナンパする? う〜ん・・・・そーいうケースもあるけれど、大抵は、情事というより恋愛ということでタームを考えると、オープン性のある場所での出会いより、閉鎖性のある場所での出会いのほうが恋愛や結婚に結びつきやすい。
つまり、電車の中や繁華街で出会った関係よりも、職場や学校などのほうが恋愛が発生しやすいということなのかも。実際の調査でも、出会った場所で分けると、3割がオープン性のある環境、7割が閉鎖性の高い環境という風になってしまうらしい。

これをネットで考えてみる?
わかりやすい・・・やはり、オープン性が高く、一期一会みたいなコミュニケーション・スペースでは恋愛は発生しない。ところが、メールやツー・ショット、プライベート・ルームなどの閉鎖性の高いところでは、恋愛の発生率が高くなる。
BBSのカキコを消して、メールでウェブサイトの作り方を教えてくれる・・・のが胡散臭いかどーかは知らないけれど、こーいうことを細かくデータと照らし合わせながら観察すると、相手の求めるダイナミクスがわかりやすくて・・・
やっぱり数字は強いのかもしれないな・・・
データは強いのかも・・・・
実際の経験などと照らし合わせると、諦めに近いものを感じてしまうほどだ。

これから恋愛が必要な人は、閉鎖性の高い場所に居るべきだろーし、そーでない人はオープン性の高い場所に居るべきなのね・・・
例えば、恋愛の発生時において大事なのは、ルックスだろう。オープン性の高いところでは、特にそーいう傾向が高い。これでは、容姿の優れない人は損だ。となると、自分の内面的な良さを解ってもらうためには、やはり閉鎖性のある場所が大事だし、そーいうところじゃないと恋愛に到達しないらしい。これも、データがある。
もっともこーいうのは、データが無くてもあまりにもわかりやすいからな・・・
というわけで、プロバイダのチャット部屋なんて、若い人が多かったら、それこそ縄張り争いばっかり。もっとも、縄張りに関しては、若い人ばかりじゃないみたいだけど・・・

あーあ、やっぱり数字はつおい・・・・・ヤレヤレ・・・・・・こーいうカキコをネタにしてもいいのかしらん?
すでにネットも2年になるから・・・が、しかし、変わらんわ。リアルもバーチャルも、やはり人間の行動特性は一緒らしいということもうすうす解ってきたけど。

いろんな人がいろんなことを言うけれど、結局、データがすべてなのかもしれないな・・・
溜め息・・・・・

 

 

マサピンさん 海はどこまでも青く

at 2001 12/20 17:46


  ☆ 風遥か大洋渡りし鳥は知る 雲の行方を友に知らせて
  ○ 風任せ 雲は流るる 何処までも 風にもまれて 消え去るときまで (字余り)
  ☆ 白き空 雲が遮る空の色 コバルトブルーの透き通る風
  ○ 見上げれば うかぶ綿菓子 ふわふわと 手に届きそうで 手に届かない(字余り)
  ☆ 焼けた砂海の真上に白い雲 影にもならず苦しい陽射し

  ○ 照りつける 陽射し眩しく 焼けた砂 走って飛び越え 海に潜らん
  ☆ 小魚の行方を追ってどこまでも海の中さえサイレンス・ブルー
  ○ 波の上 波を掻き分け 波に乗る 追ってみようか 小魚の群れ
  ☆ 照り返す熱い陽射しを浴びながら錆びた心に風が吹き込み

  ○ 海原に 浮かび目指すは 何処の島 錆も含めて 船は進むよ
  ☆ 紺碧の海の上には白ライン 緑の波の揺れる島まで

  ☆ 日没の赤き夕陽は吹き消され 不毛な大地に我吸い込まれ
  ○ 砂浜も オレンジ色に 染め上げて 沈む夕日は ほのかに熱く 
  ☆ 一日の終わりを告げるサンセット黄金の波静かに揺れて
  ○ 黄金の 波間に揺らめく 夜の影 静かに奏でる 潮騒の音
  ☆ 波しぶき白く溢れて黄昏に濡れた砂に溶ける足跡
  ○ 砂の上 波がさらって 足の跡 明日には再び 誰かの足跡

  ☆ 幾重にも重なる波は太古より変わらぬ景色彼の人見つめ
  ○ 波の下 時の流れは違うのか たたずむ老人 浦島太郎か
  ☆ サンゴ礁越えてしまえば外海の水の深きに月さえ隠れ
  ○ 穏やかに 波は寄せるよ 海岸に 嵐が遠い海にあっても
  ☆ 風に揺れスコールさえも気まぐれにそれでも沈む夕陽は赤く

  ☆ 砂浜に置いたビールの生温さ 微かな酔いどれ微かな甘み
  ○ 砂浜に置いた空き缶蟹二匹 飲んで酔ったか 口から泡吹く 
  ☆ 白砂に波が走りて逃げる蟹探す間もなく瞬間移動
  ○ 白砂に 残る波跡 さざなみの 薄くなりゆく 砂上のメモリー
  ☆ 愛の夢砂の記憶に刻まれて零れる闇にざわめく波に
  ○ 過ぎし日の 思いも波に さらわれて 温いビールと 共に飲み込む

  ☆ 人は消え星は瞬き白浜の暗き闇夜に魚も眠りて
  ○ 宵闇に 静かに寄せる波の音 ただ常夜灯 一人輝く
  ☆ 暗黒の海は眠りて朝を待ち 冷えた砂のみ夢にあらずや
  ○ 海鳴りが 闇にまぎれて 鳴り響く 観客席に 誰も無くても
  ☆ 満月の夜は明るく伝説の浜辺で待つと愛を誓いし


      ○ マサピンさん              ☆ りん

 

 

ラサちゃん 小さな宇宙へ・・

at 2001 12/18 17:20


  ★ 知らぬ顔 したくなくても したくなる 心閉ざすは どちらが先よ
  ☆ 知らぬ顔素知らぬ顔でやり過ごし コインが決める裏も表も

  ☆ コロコロと掌の上転がされ 今日もふ〜ん明日もふ〜ん!

  ☆ ぬくもりをまどろみながら夢枕 寝ても醒めても恋の残り香
  ★ 残り香に 夢追いながら 一人旅 それでも君は 気付かぬふりよ
  ☆ やわらかきカーテン越しの陽射し浴び それでも二人気付かぬふりよ
  ★ 知らぬふり されて悲しい 古時計 時は過ぎても ネジも巻かれず
  ☆ 移ろいしその悲しみも運び去る 錆びた時間をネジ巻く番人

  ☆ ひらひらと雪は舞い降り空からのメッセ伝えて淡くせつなく
  ★ せつなさの 虜になって 泣いてみる 道化は止めろ 笑って見せて
  ☆ 涙さえ凍りついてもせつなさは永久の調べに道化の頬に
  ★ 白塗りの 顔に真っ赤な 紅つけて 奥で泣いてる あざ笑ってる
  ☆ 悲しみを白き化粧で隠し塗り 泣いても笑う顔の哀しさ

  ☆ 幻を星に委ねて溜め息の聴こえる夜も雪が遮り
  ★ 深々と 雪の降りなん 竹林に 想い叫べど ただ落ちる雪 
  ☆ 雪は降る哀しき声を押し潰し静かに道を閉ざすためにか
  ★ 潮騒の狂おしきほど塩吹いて花と散れども幻の海
  ☆ 黒い雲冬の磯辺に白き波雪を飲み込み人を拒みて

  ☆ 恋するは光と闇の繰り返し行きつ戻りつ心の旅路
  ★ いつまでも 愛していると 囁かれ 信じて待って ただただ哀し
  ☆ 逢うだけが二人の時間重ね合い別れて心漂うままに 
  ★ 逢えずとも繋がりたいと伝えども心だけでは信じぬと言う
  ☆ 浮き草の根付かんままに流れゆく絡んで育ち魚に食まれ

  ☆ 引き潮に光輝き永久の夢 愛の記憶に想い溢れて
  ★ 嘘はいや 同じ痛みの 解る人 探し求めて 道なき未知を
  ☆ 言の葉をいくつ摘んでも解らない いつしか時が姿映して
  ★ 真実の 花が咲くには 呼び合いて 時を巡りて 春の来たらん 
  ☆ 冬の薔薇 蕾凍りて春を待ち 頃合なりしや再び咲かむ

  ☆ 始まりは出会った時に立ち戻り終わりいつしか時の過ぎ去り
  ★ 自然さえ なるようになる 地球さえ 人の勝手で いつでも消える
  ☆ 人でさえ自然な生きざま求めたり ましてや地球小さき宇宙

  ☆ 転んでも起き上がるのはラサ宇宙 キャンパス広げ描く青空


       ★ ラサちゃん 
        ☆ りん





写真: ともゆきさん

 

 

使い方を覚えても・・・

at 2001 12/17 18:55

とりあえず、フロントページの使い方を覚えたけど、実際のところ、何をアップしていいのか迷っている。ページ用のテンプレートを眺めながら、ひたすらテキストで埋め尽くしたいという願望もあるけれど、問題はその中身?
優雅に壁紙や写真を貼って、のんびり短歌サイトでも作ろうかと思ったけど、今、自分が作りたいのは、ひたすらテキスト塗れのページ・・・
なんでそーいう気分になったのかはわからないけれど、毎日毎日飽きずに懲りずに何かを呟いてきたわけで、それもそろそろ1年以上になる。そのダイジェスト版でも作ろうかな・・・
短歌だけでも案外な量があるし、連歌も多いためにそれをどのようにしたらいいのか迷う。
見せるサイトじゃなくて、単に読ませるサイト?
まぁ・・・日記として括ってしまえば、どーせガイアックスの日記は消えてしまうわけだから、問題はそれをどーするか?ということなのかもしれないなぁ・・・日記というのは、書かれた日付が問題であり、一種の記録みたいなものだし・・・が、しかし、その量だけでも多すぎるような・・・
もっともサイトなんてものは、単なる自己満足の世界なんだから、ウダウダ考えてないで、そそくさとまとめてしまったほうが手っ取り早い気がするし・・・
テーマが無いサイトのつらいところだな・・・
無いから、ダラダラ気楽に書けるだけなのかもしれない。
テーマか・・・・
そのうち何かにまとまるかもしれない。
考えよう・・・

 

 

月さま 短歌で話そう・・・

at 2001 12/17 16:04


  ☆ 恋歌を口ずさんでは想い出す昨日の晩の楽しきデート
  ★ 君と手を合わせた時の温もりを逃がさぬようにこの手に包み
  ☆ 記憶さえ今は朧の雪景色その温もりで心温め

  ☆ そこかしこ移ろう想いを拾い上げ重ねし想い古よりか

  ☆ 哀しみを歌に歌いし彩のメロディ奏でて響く切なさ

  ☆ 友と泣き響く涙が愛しさに共に手を取り明日をぞ歩む

  ☆ サウンドは哀しさ秘めて高らかに小さな音さえ惑うて揺れて

  ☆ 言の葉を通し語りて幻の言の葉浮かべ影にならずや
  ☆ 形さえゆるりと変える月の影幾度消えても月は変わらず


       ★ 月さま      ☆ りん

 

 

マサピンさん 太陽の苦しみ・・・

at 2001 12/17 16:00


  ☆ 風遥か大洋渡りし鳥は知る 雲の行方を友に知らせて
  ○ 風任せ 雲は流るる 何処までも 風にもまれて 消え去るときまで (字余り)
  ☆ 白き空 雲が遮る空の色 コバルトブルーの透き通る風
  ○ 見上げれば うかぶ綿菓子 ふわふわと 手に届きそうで 手に届かない(字余り)
  ☆ 焼けた砂海の真上に白い雲 影にもならず苦しい陽射し

  ○ 照りつける 陽射し眩しく 焼けた砂 走って飛び越え 海に潜らん
  ☆ 小魚の行方を追ってどこまでも海の中さえサイレンス・ブルー
  ○ 波の上 波を掻き分け 波に乗る 追ってみようか 小魚の群れ
  ☆ 照り返す熱い陽射しを浴びながら錆びた心に風が吹き込み

  ☆ 日没の赤き夕陽は吹き消され 不毛な大地に我吸い込まれ
  ○ 砂浜も オレンジ色に 染め上げて 沈む夕日は ほのかに熱く 
  ☆ 一日の終わりを告げるサンセット黄金の波静かに揺れて
  ○ 黄金の 波間に揺らめく 夜の影 静かに奏でる 潮騒の音
  ☆ 波しぶき白く溢れて黄昏に濡れた砂に溶ける足跡
  ○ 砂の上 波がさらって 足の跡 明日には再び 誰かの足跡

  ☆ 幾重にも重なる波は太古より変わらぬ景色彼の人見つめ
  ○ 波の下 時の流れは違うのか たたずむ老人 浦島太郎か
  ☆ サンゴ礁越えてしまえば外海の水の深きに月さえ隠れ

  ☆ 砂浜に置いたビールの生温さ 微かな酔いどれ微かな甘み
  ○ 砂浜に置いた空き缶蟹二匹 飲んで酔ったか 口から泡吹く 
  ☆ 白砂に波が走りて逃げる蟹探す間もなく瞬間移動
  ○ 白砂に 残る波跡 さざなみの 薄くなりゆく 砂上のメモリー
  ☆ 愛の夢砂の記憶に刻まれて零れる闇にざわめく波に
  ○ 過ぎし日の 思いも波に さらわれて 温いビールと 共に飲み込む

  ☆ 人は消え星は瞬き白浜の暗き闇夜に魚も眠りて
  ○ 宵闇に 静かに寄せる波の音 ただ常夜灯 一人輝く
  ☆ 暗黒の海は眠りて朝を待ち 冷えた砂のみ夢にあらずや


      ○ マサピンさん     ☆ りん

 

 

解らない・・・・ すっきりしない・・・・

at 2001 12/16 12:52

キャロル・アドリエンヌの『人生の意味』などをペラペラめくりながら、さらさらと読んでしまう。一つには読みやすいということもあるかもしれないけれど、何となく、読んでるとスッキリするからだ。読み終わったら、「興味のある本」にアップしておこう・・・
はっきり言って、ユングより遥かに面白い。

「本当の自分とは何だろう?」

確かにそのように言われてしまうと、本当の自分がどんな人なのか迷う。それは自分がこの世に生まれてきた以上、自分のするべき何かがあるということであり、人生とはそれを探索することなのかもしれないということに尽きる?
あたしには、何かすることがある?と思うことは素敵だ。

もっともっと素直に自分の居場所を求めるということはナチュラルであり、素直に考えて、ダンナがこちらに残ったのは、それなりに自分の居場所を感じたからに過ぎない。
その中で、何かが違ってきたのかもしれないな・・・
ということを考えながら、それが何なのか彼にもきっと解ってないに違いない。
仕事がうまく行ってないのかと思って心配したけど、どーもそーいうことでもないらしい・・・
本人すら解らないのに、あたしがもっと解るわけがない。
仕事ばかりしていた親のトラウマか・・・・・

娘が病気になり、入院した。
少なくても、このことがトリガーになっている気はするし、よせばいいのに、カエル親父が娘の病気のことを言い出すから、かなりカチンときたんだろうな・・・・元々がおとなしい人だから、一度何かが琴線に触れてしまうとダメなのよね・・・・

今在る自分が、どこか本来の自分の姿に思えないだけなのかもしれない。何だか、やっぱり似た者同士なのかもしれないな・・・何が不満か解らない・・・か。本人だって、解らないのだから仕方がない。いや・・・解っているから悩んでいるのかもしれないな。他人に規定された自我か・・・・周囲から求められることと、自分のやりたいことが合致してないだけなのかもしれないな・・・
あまりにも解りやすいけれど、それに対してどーしたらいいのか解らない。すっきりしないなぁ・・・

すっきりしないなぁ・・・
すっきりしない。

一種の飽和状態なのかもしれないし、そのうちまた状況が変わるかもしれなし、とりあえず、娘の病気が完治するまでは送り迎えだしなぁ・・・
自分のやりたいことがあるうちがハナだな。
近頃、腹も立たなくなってきたしな。
あたしは、ほんとは何をしたいのだろう?

本当の自分か。
解らんな。
過去の亡霊は、案外、ずっと生き残ってるのかもしれないし、それでいて、今の自分のほうが自分らしい気がしてしまうし・・・
解らんな。
このまま月並みな幸福に埋没してしまう人生なのだろうか?

自分のやりたいことか・・・
本来の自分か・・・

自分を客観的に眺めないことだ。

 

 

マサピンさん 魚も眠る・・

at 2001 12/16 00:12


  ☆ 風遥か大洋渡りし鳥は知る 雲の行方を友に知らせて
  ○ 風任せ 雲は流るる 何処までも 風にもまれて 消え去るときまで (字余り)
  ☆ 白き空 雲が遮る空の色 コバルトブルーの透き通る風
  ○ 見上げれば うかぶ綿菓子 ふわふわと 手に届きそうで 手に届かない(字余り)
  ☆ 焼けた砂海の真上に白い雲 影にもならず苦しい陽射し
  ○ 照りつける 陽射し眩しく 焼けた砂 走って飛び越え 海に潜らん
  ☆ 小魚の行方を追ってどこまでも海の中さえサイレンス・ブルー

  ☆ 日没の赤き夕陽は吹き消され 不毛な大地に我吸い込まれ
  ○ 砂浜も オレンジ色に 染め上げて 沈む夕日は ほのかに熱く 
  ☆ 一日の終わりを告げるサンセット黄金の波静かに揺れて
  ○ 黄金の 波間に揺らめく 夜の影 静かに奏でる 潮騒の音
  ☆ 波しぶき白く溢れて黄昏に濡れた砂に溶ける足跡
  ○ 砂の上 波がさらって 足の跡 明日には再び 誰かの足跡
  ☆ 幾重にも重なる波は太古より変わらぬ景色彼の人見つめ

  ☆ 砂浜に置いたビールの生温さ 微かな酔いどれ微かな甘み
  ○ 砂浜に置いた空き缶蟹二匹 飲んで酔ったか 口から泡吹く 
  ☆ 白砂に波が走りて逃げる蟹探す間もなく瞬間移動
  ○ 白砂に 残る波跡 さざなみの 薄くなりゆく 砂上のメモリー
  ☆ 愛の夢砂の記憶に刻まれて零れる闇にざわめく波に
  ○ 過ぎし日の 思いも波に さらわれて 温いビールと 共に飲み込む
  ☆ 人は消え星は瞬き白浜の暗き闇夜に魚も眠りて


       ○ マサピンさん      ☆ りん

 

 

ラサちゃん 道化の頬

at 2001 12/15 12:36

  
  ★ いつまでも そっとこのまま 抱いていて 貴方のぬくもり それだけでいい
  ☆ ぬくもりをまどろみながら夢枕 寝ても醒めても恋の残り香
  ★ 残り香に 夢追いながら 一人旅 それでも君は 気付かぬふりよ
  ☆ やわらかきカーテン越しの陽射し浴び それでも二人気付かぬふりよ

  ★ 恋心 忘れないでと 願っても 移ろい流れ 星も消えゆき
  ☆ ひらひらと雪は舞い降り空からのメッセ伝えて淡くせつなく
  ★ せつなさの 虜になって 泣いてみる 道化は止めろ 笑って見せて
  ☆ 涙さえ凍りついてもせつなさは永久の調べに道化の頬に

  ★ 幻に 光まばゆし 立ち姿 君訪ね来る 朝霧の中
  ☆ 幻を星に委ねて溜め息の聴こえる夜も雪が遮り
  ★ 深々と 雪の降りなん 竹林に 想い叫べど ただ落ちる雪 
  ☆ 雪は降る哀しき声を押し潰し静かに道を閉ざすためにか

  ★ 迷い子の 落ち葉でさえも くるくると 仲間探しの 風の旅かな
  ☆ 恋するは光と闇の繰り返し行きつ戻りつ心の旅路
  ★ いつまでも 愛していると 囁かれ 信じて待って ただただ哀し
  ☆ 逢うだけが二人の時間重ね合い別れて心漂うままに 

  ★ 寄りそって 傷なめあって 愛求め 心が欲しいと そっと呟き 
  ☆ 引き潮に光輝き永久の夢 愛の記憶に想い溢れて
  ★ 嘘はいや 同じ痛みの 解る人 探し求めて 道なき未知を
  ☆ 言の葉をいくつ摘んでも解らない いつしか時が姿映して

  ☆ 始まりは出会った時に立ち戻り終わりいつしか時の過ぎ去り


      ★ ラサちゃん
       ☆ りん





写真: ともゆきさん

 

 

あの世の音

at 2001 12/15 10:09


  ☆ 迷うなら複勝買って誤魔化して損するよりもせこ勝ち狙え!

  ☆ あの世でも麻雀できるの天国は?花咲く夕べに弔いリーチ

 

 

at 2001 12/14 19:50

 
  一片の雪になりたし儚くは掌に融け一時の夢

  雪の道その明るさに青き道しんしん積もる紺碧の道

 

 

初期作品風・・・

at 2001 12/14 19:34

  
  ☆ 恋歌を口ずさんでは想い出す昨日の晩の楽しきデート

  ☆ 雪化粧庭の小道に野うさぎの足跡探して笹の葉落とし

 

 

ゲコゲコ・・・

at 2001 12/14 13:37

世の中アホばっかり・・・
なんか感覚が違うんだよね・・・
お互いさまなのかもしれないけれど。
ガツガツ働いて、せっせと出世して?
そーいうのが理想の父親なのだろーか?
なんか違うな・・・
やっぱり違う。
それより、せめて週末くらいは子守をしてくれる夫のほうがありがたいに決まってるだけど、なんでそーいうシンプルなことがわからないのかしら?
子どもの世話なんて、家政婦に任せておけばいいくらいの感覚なんだろーな・・・
葬式といえば、名刺交換の場所くらいとしか思っとらんからな。
他人さまがどのように考えて行動しよーとも勝手だけど、それをあちきに押し付けるのはやめてもらえないだろーか?

などというウダウダ・グチグチが・・・・
話し合っても、人生における価値観が違うからどーにもならん。
どこの職場も、あーいう人が上司なんだろーな。
だったら、気楽に自分のことをしていたいというのはナチュラルよね・・・

なんで男というのは、まるでホモ集団のよーに、「えいえいおー!」とならないと行動できないのかしらん?
ほんと、アホくさくなってしまう。
あちきに、ダンナを説得しろという・・・
説得するも何も、あたしはダンナのほうがまともだという気がしてしまう。

カエル親父のことは、忘れよう・・・

 

 

マサピンさん 砂の記憶

at 2001 12/13 17:58

  
  ☆ 風遥か大洋渡りし鳥は知る 雲の行方を友に知らせて
  ○ 風任せ 雲は流るる 何処までも 風にもまれて 消え去るときまで (字余り)
  ☆ 白き空 雲が遮る空の色 コバルトブルーの透き通る風
  ○ 見上げれば うかぶ綿菓子 ふわふわと 手に届きそうで 手に届かない(字余り)
  ☆ 焼けた砂海の真上に白い雲 影にもならず苦しい陽射し

  ☆ 日没の赤き夕陽は吹き消され 不毛な大地に我吸い込まれ
  ○ 砂浜も オレンジ色に 染め上げて 沈む夕日は ほのかに熱く 
  ☆ 一日の終わりを告げるサンセット黄金の波静かに揺れて
  ○ 黄金の 波間に揺らめく 夜の影 静かに奏でる 潮騒の音
  ☆ 波しぶき白く溢れて黄昏に濡れた砂に溶ける足跡

  ☆ 砂浜に置いたビールの生温さ 微かな酔いどれ微かな甘み
  ○ 砂浜に置いた空き缶蟹二匹 飲んで酔ったか 口から泡吹く 
  ☆ 白砂に波が走りて逃げる蟹探す間もなく瞬間移動
  ○ 白砂に 残る波跡 さざなみの 薄くなりゆく 砂上のメモリー
  ☆ 愛の夢砂の記憶に刻まれて零れる闇にざわめく波に


     ○ マサピンさん        ☆ りん





Copyright: NEPIRON

 

 

香典・・・

at 2001 12/13 13:09

結局、あたしがネットにはまってしまったのは、単にお気楽だからだと思う。
リアルライフで、お付き合いといえば、大抵はダンナや子どもを通した関係になってしまう。
仮に、自分個人のお付き合いだと思っていても、何となくそぉいうわけにはいかないのが世間というものであり、学生生活が長かったあたしにはこれが酷くかったるい。

その点、ネットは気楽だよね・・・
単なる世間話をしているくらいの関係なら、ネットのほうが気楽だろう。
余計な気遣いをする必要性もない。
香典を持っていく必要もない。
そーいうラフなコミュニケーションがネットの良さだと勝手に思っている。

まぁ・・・他にもネットにはまってる知り合いもいるからなぁ・・・
が、しかし、あまりにもはまっている人には、逆に自分のサイトなどは教えたくない。
まぁ・・・便利なツールだから、そーやって考えればどーでもいいことなのだけれど。

気分の問題なのかもしれないな・・・
生活密着型のお付き合いに比重を置くか、それともそーいう生活密着型の世界から逃亡するかは、単なる気分の問題なのかもしれない。
バランスだよね・・・
何でもバランスだし。
以前だったら、そーいうシュール空間はたくさんあったのだけど、今は、無いからなぁ・・・

結局、香典を持っていかなくても怒られない気楽な関係を、ネットに求めているだけなのだろーか?
死を悼むということと、香典を持っていくということとは、何かどこかが違う気がしてしまうから仕方がないのかもしれない。

近所の家のお祖母さんとはお付き合いがない。
だけど、そこの家の人とお付き合いしていれば、ほとんどお会いしたことのない人のために香典を運ばなければならない。
この前なんて、一度もお会いしたこともないのに・・・だ。
他の人が語るには、引越してきたばかりなのにたまたま葬式があり、なぜか社宅系の建物だったが故に、お通夜で煮物まで作らされたこともあるという・・・
ヘンだ。
ヘンだけど、それが浮世の義理というものだから仕方がない。

人間とは、なんぞや?
ネアンデルタール人の頃からの習慣だから、仕方がないのかもしれないな・・・
全然、知らない人なのに、「死」というだけで悼みを感じるというのは、やはり人間の良さだと素直に考えよう。

 

 

砂の嵐

at 2001 12/12 17:57


  陽だまりにのんびり過ごす時間さえ愛おしきかな砂の嵐に

  道は風いつしか君の来た道に曲がりくねった足跡残し

  幸せはいつか来た道歩く道共に手を取り足取り軽く

  生きるとは砂の嵐に包まれて曇りし夢を光に求めて

  風遥か空の上から吹き荒ぶ囁く声も掻き消されつつ

  惑うては暗闇寄せて現かな見るは幻儚し命

 

 

何気ない一言

at 2001 12/12 16:12

そろそろ人生も守りに入ってきてるのかもしれないなぁ・・・
疾風怒濤の30代だもんね・・・・
なんか、諦めに近いものを感じてしまう。
家庭とは分離した人生か。
ほんと、そーいう人って多い。
仕事が命なんだから、仕方がない。
なんだか、どーでもいいのだわ。
うまく説明できないくらい、呆けてしまっている。

足止めか。
ほんと、足止めばかりだ。
やっぱり、子どもは自分で育てろということなのかもしれないな。
それで自分の人生、何か後悔があるか?

無い。

無いことに気が付いてしまった。

一生懸命、母親をやって、子どもを育てて、どーして何を後悔するのだろー?
仕事なんか、どーでもいい気がするな。
なんか、ダンナを見ていてそー思った。
ボロキレになるまで働かされて、それでもまだ足りなくて仕事が増える。
子どもといる時間が、せめてもの救いか・・・
アホだ。
気の毒なヤツだ。
心の底から、そー思う。

結局、仕事は仕事だ。
そして、他人のためにどんなに働こうともつまらない。
仕事は仕事だ。
仕事にすぎない。
生活の糧を得るために働いているにすぎない。
つまんないな。

結局、人生は自己満足の世界なのかもしれないな。

不景気か・・・・
外へ出ないから、あまり気が付かない。
日々の生活を過ごしている分には、どこか別世界の出来事だ。

バブルもどこか他人事みたいに眺めていたけど、不景気もどこか他人事だ。
結局、世の中は、自分とは関係ないところで進行、侵食されていくだけのことだ。

空は変わらず、海も変わらず。
大地を削れば、震災だ。

父が言ってたことのほうが正しい。
つまらんことはよく覚えている。
きっと、言った本人は忘れているに違いない。

何気ない一言が記憶に残る・・・・
そのミステリアスさ。

 

 

ちゅんちゅんさん 坂道

at 2001 12/12 12:28

  
  ■ 風薫る春の光を我は待た、散り行く花の露と消えらむ

  ■ 魂きはる命儚し陽炎いの滾る思いも詫びしみて身に染み入りし
  ■ 樹木の囁き地の吐息
      
  ■ 侘び助の寂しからむや、故郷の凍てつく庭の淡き木漏れ日


  ☆ 春風に何を思いし野の花の咲き乱れるは世の情

  ☆ 静謐なるまま地は眠り吐息白きは夢の痕
  ☆ 春の陽だまり目覚ましの鳴る音知らせて風は吹き

  ☆ やがては光満ちては弾む季節に心馳せ
  ☆ 今は静かに眠り給う


     ■ ちゅんちゅんさん     ☆ りん

 

 

マサピンさん サンセット・ブルー

at 2001 12/11 19:59

  
  ☆ 風遥か大洋渡りし鳥は知る 雲の行方を友に知らせて
  ○ 風任せ 雲は流るる 何処までも 風にもまれて 消え去るときまで (字余り)
  ☆ 白き空 雲が遮る空の色 コバルトブルーの透き通る風

  ☆ 日没の赤き夕陽は吹き消され 不毛な大地に我吸い込まれ
  ○ 砂浜も オレンジ色に 染め上げて 沈む夕日は ほのかに熱く 
  ☆ 一日の終わりを告げるサンセット黄金の波静かに揺れて

  ☆ 砂浜に置いたビールの生温さ 微かな酔いどれ微かな甘み
  ○ 砂浜に置いた空き缶蟹二匹 飲んで酔ったか 口から泡吹く 
  ☆ 白砂に波が走りて逃げる蟹探す間もなく瞬間移動


      ○ マサピンさん      ☆ りん


 

疲れる・・・・

at 2001 12/11 19:12

仕事か家庭か?
という問題は、やはり女性に限ったことじゃないのかもしれないな・・・
職責が重くなればなるほど、家庭は現実逃避の場なのだろーか?
え・・・・なんで急にそんなことを思い始めたのか?

「おちびと週末デートしている以外に、何の楽しみもない」と言われてしまったからだ・・・ダンナに・・・
娘が入院していても、仕事が忙しくて病室にも行けない。
(その代わり、休みの日は、ずっと行ってたけどね)
父親をしている時間が、唯一の癒しの時間なのかもしれないなぁ・・・
単身赴任になったら、絶対、仕事を辞めるとまで言ってるしなぁ・・・
ダンナの周囲の人間を眺めても、それこそ一生懸命出世しよーとすれば、それこそ家に帰ってるヒマもないくらい働いてるし、それこそ声が掛かれば単身赴任なんて当たり前・・・
自分は、そこまでして働きたくないと本気で言い出してしまった。

こーいう場合、妻はどのよーに言えばいいのだろー?
誰か知っていたらおしえてほしい・・・
あちこちでいろんなことを言うから、あたしもわからんのだわ・・・
これは、マジ。
一言で奥さんと言っても、いろんな人がいるわけで、人生観もそれぞれだもの・・・

あたしは、「好きにすれば?」としか言わない・・・
しょせん他人事のよーな気がしてしまうし、それでいて、今回はどーやら本気で悩んでいるらしーしなぁ・・・
え・・・・パチパチ、レスなんか書いてる場合じゃない?

が、しかし・・・・・

なんかマジメに考える気になれない。

あたしとしては、外に出られないというだけで、特に今の生活に不満があるわけではない。
そろそろ外へ出ようかと思ったら、おちびが入院だ。
人生、諦めが肝心なのかもしれないな・・・
確かに、結婚したら、自分のことだけを考えてるわけにはいかない。
諦めだ。
そろそろ守りに入ってきてしまったのかな・・・

そりゃそーだよね・・・・
マジに命にかかわるような病気の可能性すらあったわけだ。
それなのに、仕事どころではない、というのが本音だったのかもしれないな・・・
それが、大事に至らなかったために、疲れが一気に爆発してしまったのかな・・・
常に、理性で何かを押さえ込んでいるわけだ・・・気の毒。

にしても、リアクションが遅くて驚く。
娘が大変だ・・・・・わああああぁぁぁ・・・・っとはならないからな。
逆に、今頃になって何かが切れてしまったのかもしれない。
限界かな。
元々が、マイホームタイプの人間だからな。

でも・・・・仕事がきつくて泣いてる人のほーが、絶対、家庭を大事にしている気がするな。
すぐに家庭に逃げ込んでしまうし・・・
子どもを甘やかすくらいしか、他に楽しみがないのではないかと疑っている。
いつも家族の幸せを考えて働いているわけか・・・
偉いなぁ・・・・

で、あたしがどーしてほしーのか言えと言う・・・・
が、しかし・・・・あたしがレスを書いてる時に怒ってパソを破壊しよーとするのを止めてほしーとしか言えない。
まぁ・・・・何か切羽詰ったものを感じてしまうな。
うっかり何か言うと、女房があー言ってるとかこー言ってるとか、すぐにあたしの責任されてしまうからな・・・あの世界。
皆の都合や人生が、あたしの発言で決まってしまうのはイヤだ。

甘えんなよーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

 

 

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